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学習支援計画書(シラバス) 検索システム
専門教育課程 心理科学科(2018年度入学〜)
授業科目区分 科目名 単位数 科目コード 開講時期 履修方法
専門教育課程
専門科目
専門
心理実習
Practical Training in Psychology
4 F337-01 2024年度
通年
修学規程第4条を参照
担当教員名
*印は、実務経験のある教員を示しています。
授業科目の学習・教育目標
キーワード 学習・教育目標
1.チームアプローチ 2.多職種連携及び地域連携 3.職業倫理の理解 4.法的義務の理解 この実習において、受講生は見学等による実習を行いながら、以下の事項について学び、理 解することが求められる。 (ア) 心理に関する支援を要する者へのチームアプローチ (イ) 多職種連携及び地域連携 (ウ) 公認心理師としての職業倫理及び法的義務への理解
授業の概要および学習上の助言
 この実習は、学外での実習とそれらに伴う事前事後指導によって構成される。これらを通して主に以下の3つの事項につい て学ぶ。 (ア)心理に関する支援を要する者へのチームアプローチ (イ)多職種連携及び地域連携 (ウ)公認心理師としての職業倫理及び法的義務への理解  実習は、通年で行われる。6施設における様々な実習を予定している。まず事前学習において、実習に臨む心構え、準備等 について指導する。受講生は公認心理師の倫理規定や、それぞれの施設における実習上の決められたルールを理解し、それを 遵守することが必要である。このルールを逸脱した場合は、実習停止となることがある。また、それぞれの施設の法的な位置 づけや特徴、地域における役割等を自ら調べ、理解する。  それぞれの施設における実習では、予定されているプログラムに沿って実習を行う。異なる施設での実習を経験することで 、それぞれの施設の特徴や果たしている役割の違いなどを理解することが期待される。また実習施設における公認心理師の貢 献の可能性について考えながら実習に参加する。実習施設によっては、施設内のカンファレンス等に参加を許される場合があ るが、守秘義務等、細心の注意を払って臨む。
教科書および参考書・リザーブドブック
教科書:公認心理師養成のための保健・医療系実習ガイドブック[北大路書房] 参考書:指定なし リザーブドブック:指定なし
履修に必要な予備知識や技能
この講義は、国家資格である公認心理師の取得に必須の科目である。 3年次までに開講される公認心理師対応科目をすべて履修していること。
学生が達成すべき行動目標
No. 学科教育目標
(記号表記)
K 支援を行う関係者の役割分担について、実習の体験をもとに述べることができる
K 多職種連携・地域連携による支援の意義について述べることができる
K 公認心理師としての職業倫理及び法的義務の例を挙げることができる
達成度評価
評価方法
試験 クイズ
小テスト
レポート 成果発表
(口頭・実技)
作品 ポートフォリオ その他 合計
総合評価割合 0 0 40 40 0 0 20 100
指標と評価割合 総合評価割合 0 0 40 40 0 0 20 100
総合力指標 知識を取り込む力 0 0 10 10 0 0 0 20
思考・推論・創造する力 0 0 10 10 0 0 0 20
コラボレーションと
リーダーシップ
0 0 0 0 0 0 0 0
発表・表現・伝達する力 0 0 10 10 0 0 0 20
学習に取組む姿勢・意欲 0 0 10 10 0 0 20 40
※総合力指標で示す数値内訳、授業運営上のおおよその目安を示したものです。
評価の要点
評価方法 行動目標 評価の実施方法と注意点
試験
クイズ
小テスト
レポート 実習の経験や成果をまとめたレポートを提出する
成果発表
(口頭・実技)
事前学習においてディスカッションと発表を行う 事後学習においてディスカッションと発表を行う
作品
ポートフォリオ
その他 事前実習、実習、事後学習それぞれの過程で、積極的に活動しているか、実習態度等、総合的に判断する
具体的な達成の目安
理想的な達成レベルの目安 標準的な達成レベルの目安
教科書や講義で学んだ知識(チームアプローチ、多職種連携・ 地域連携など)について、各実習施設における公認心理師の具 体的な活動におきかえて説明できる。またそこから、心理支援 を必要とする人や関係者をどう支援していくことが求められて いるか自分の考えを述べることできる。実習を通じて、公認心 理師の職業倫理および法的義務の実際を説明できる。 教科書や講義で学んだ知識(チームアプローチ、多職種連携・ 地域連携など)について、各実習施設における公認心理師の具 体的な活動におきかえて説明できる。実習を通じて、公認心理 師の職業倫理および法的義務の実際を説明できる。
CLIP学習プロセスについて
一般に、授業あるいは課外での学習では:「知識などを取り込む」→「知識などをいろいろな角度から、場合によってはチーム活動として、考え、推論し、創造する」→「修得した内容を表現、発表、伝達する」→「総合的に評価を受ける、GoodWork!」:のようなプロセス(一部あるいは全体)を繰り返し行いながら、応用力のある知識やスキルを身につけていくことが重要です。このような学習プロセスを大事に行動してください。
※学習課題の時間欄には、指定された学習課題に要する標準的な時間を記載してあります。日々の自学自習時間全体としては、各授業に応じた時間(例えば2単位科目の場合、予習2時間・復習2時間/週)を取るよう努めてください。詳しくは教員の指導に従って下さい。
授業明細
回数 学習内容 授業の運営方法 学習課題 予習・復習 時間:分※
1〜3 実習全体のオリエンテーション 心理実習の概要、履修条件、実習の心得等 講義 グループワーク ディスカッション 発表 公認心理師の法的位置づけ、職業 倫理、インフォームドコンセント 、チームアプローチ、多職種連携 ・地域連携に関する調べ学習 120
4〜27 医療機関をはじめとする各実習施設における実習 各施設について、それぞれ以下の活動を実施する ・事前学習:実習施設に関するグループワーク、発表 と討議 ・実習:実習施設における実習プログラムへの参加 ・事後学習:実習のまとめと自己評価報告 グループワーク ディスカッション 実習参加 発表 自己点検 事前学習 実習ノートの作成 事後学習 120 100 120
28〜30 実習全体の振り返り 講義 ディスカッション 発表 自己点検 振り返り 120