|| 英語(English)
学習支援計画書(シラバス) 検索システム
専門教育課程 メディア情報学科
授業科目区分 科目名 単位数 科目コード 開講時期 履修方法
専門教育課程
専門プロジェクト科目
専門プロジェクト
プロジェクトデザインⅢ(千石靖研究室)
Design Project III(Sengoku Yasushi)
8 F921-06 2024年度
通年
修学規程第4条を参照
担当教員名
*印は、実務経験のある教員を示しています。
授業科目の学習・教育目標
キーワード 学習・教育目標
1.問題発見・解決 2.CDIO 3.学習の総括 4.技術者倫理 5.地域連携 大学で学んだことを総括するコースである。学生一人ひとりがメディア情報に関する独自の テーマを見出し、それに関する問題点を考え、科学的なプロセスを経て、その解決策を提案 、実施するまでのプロセスを身につけることが、本科目の目的である。専門ゼミなどで学ん だ知識を基に、Conceive(考え出す)-Design(設計する)-Implement(実行する)-Operate( 運営する)のサイクルによるプロジェクトデザイン手法を具現化し、創造的な技術者になる ための能力を養う。
授業の概要および学習上の助言
概要:プロジェクトデザインIIIはメディア情報学科1年次から3年次までの授業内容を基礎にして、学生一人ひとりが独自の テーマに取り組む。その過程において問題発見・問題解決の手法を実践し、指導教員の助言・指導を基にして成果物を構築し ていくという大学生活4年間の集大成の授業である。 これまでに修得した専門科目による知識・スキルをベースに、さらに専門領域を深め、問題発見・調査・解決手法を学習する 。また、それらを具体的に設計・開発・評価する能力を身につける。 特に、本研究室では、コンピュータシステムおよびネットワークシステムのセキュリティを中心に、その基礎技術やそれを応 用したウイルス対策、不正アクセス対策、電子商取引、著作権保護、モバイルコンピューティングに関するセキュリティシス テムなどの構築とその評価を主なテーマとする。 学習上の助言:プロジェクトデザインIIIは通年8単位の授業である。各自の決定したプロジェクトテーマに1年間取り組んで 成果をあげることになる。そのためには、きちんとした自己管理能力を養う必要がある。自らのテーマに必要な技術や知識の 習得を積極的に行うことを求める。
教科書および参考書・リザーブドブック
教科書:指定なし 参考書:指定なし リザーブドブック:指定なし
履修に必要な予備知識や技能
本学科の2年次までの必修科目をすべて既習状態であること。1年次から3年次までに学んだことを総括できる状態であること 。プロジェクトデザインI・II、及びプロジェクトデザイン実践において問題発見・解決の手法を授業経験を通して習得して いること。 特に、「情報セキュリティ」および「ネットワークとセキュリティ演習」を修得済みであることが望ましい。 また、システムの作成を伴うテーマの場合は、ある程度のプログラミング能力を身に付けていることが望ましい。
学生が達成すべき行動目標
No. 学科教育目標
(記号表記)
G,N 問題発見・解決の手法を活用して、創造的な技術者としての礎を築くことができる
H-M 専門領域に関する事項を説明できる
B 「技術者倫理」に関する見識を深めることができる
E-N 既習の専門知識をプロジェクトテーマに応用できる
A,F,G,N 設定したプロジェクトテーマについてCDIOのサイクルを用いた開発・研究ができる
達成度評価
評価方法
試験 クイズ
小テスト
レポート 成果発表
(口頭・実技)
作品 ポートフォリオ その他 合計
総合評価割合 0 0 40 40 0 0 20 100
指標と評価割合 総合評価割合 0 0 40 40 0 0 20 100
総合力指標 知識を取り込む力 0 0 10 10 0 0 0 20
思考・推論・創造する力 0 0 10 10 0 0 0 20
コラボレーションと
リーダーシップ
0 0 0 0 0 0 20 20
発表・表現・伝達する力 0 0 10 10 0 0 0 20
学習に取組む姿勢・意欲 0 0 10 10 0 0 0 20
※総合力指標で示す数値内訳、授業運営上のおおよその目安を示したものです。
評価の要点
評価方法 行動目標 評価の実施方法と注意点
試験
クイズ
小テスト
レポート 定期ゼミでの報告(報告書)、活動記録、中間発表資料、プロジェクトレポートの内容について評価する。
成果発表
(口頭・実技)
定期ゼミでの報告(口頭報告)、中間発表(学内・学外発表)、公開発表審査会での発表内容および発表態度 について評価する。
作品
ポートフォリオ
その他 日々の学習・研究に取り組む姿勢・意欲、出席状況、チームワーク、リーダーシップなどについて評価す る。
具体的な達成の目安
理想的な達成レベルの目安 標準的な達成レベルの目安
プロジェクトテーマを自ら設定し、活動スケジュールを計画し 、自主的に活動できる。 研究室活動に積極的に参加し、学外での発表も行う。 十分な新規性または有用性のある成果物を完成させ、発表でき る。 プロジェクトテーマを設定し、活動スケジュールを計画し、自 主的に活動できる。 研究室活動や学外発表会に参加する。 新規性または有用性のある成果物をまとめ、発表できる。
CLIP学習プロセスについて
一般に、授業あるいは課外での学習では:「知識などを取り込む」→「知識などをいろいろな角度から、場合によってはチーム活動として、考え、推論し、創造する」→「修得した内容を表現、発表、伝達する」→「総合的に評価を受ける、GoodWork!」:のようなプロセス(一部あるいは全体)を繰り返し行いながら、応用力のある知識やスキルを身につけていくことが重要です。このような学習プロセスを大事に行動してください。
※学習課題の時間欄には、指定された学習課題に要する標準的な時間を記載してあります。日々の自学自習時間全体としては、各授業に応じた時間(例えば2単位科目の場合、予習2時間・復習2時間/週)を取るよう努めてください。詳しくは教員の指導に従って下さい。
授業明細
回数 学習内容 授業の運営方法 学習課題 予習・復習 時間:分※
前学期 専門分野の基本的な知識・技術を習得し、プロジェク トテーマに関する調査、設計、プロトタイプ制作など を行う。 毎週実施するゼミにおいて、調査報告や進捗状況を発 表し、ディスカッションを行う。 進捗・調査報告に対する指導 、全員でのディスカッション 、および自己点検 専門分野の学習とプロジェクトテ ーマに関する活動を行う。 週520 分×15 週
後学期 中間発表、プロジェクト成果物の作成、実験、プロジ ェクトレポートの執筆、発表資料の作成等を行う。 毎週実施するゼミではプロジェクトの進捗報告、実験 報告、プロジェクトレポートの執筆指導、発表資料の 作成指導等を行う。 進捗・実験報告に対する指導 および自己点検 プロジェクトレポートの執筆 指導、発表資料の作成指導 専門分野の学習とプロジェクトテ ーマに関する活動を行う。 週520 分×15 週
研究室でのゼミ活動と個別指導を合わせて90時間以上とする。