専門教育課程 経営情報学科
授業科目区分 |
科目名 |
単位数 |
科目コード |
開講時期 |
履修方法 |
専門教育課程 専門プロジェクト科目 専門プロジェクト |
プロジェクトデザインⅢ(大澤潤研究室)
Design Project III(Osawa Jun)
|
8 |
F922-16 |
2024年度
|
修学規程第4条を参照 |
授業科目の学習・教育目標 |
キーワード |
学習・教育目標 |
1.プロポーザル
2.研究目的と背景
3.方法・材料・結果・考察
4.情報化・データサイエンス
5.地域志向・地域連携
|
本科目は経営情報学科の学習・教育目標の「プロジェクト遂行能力」達成のための科目であ
る。すなわち、この科目に取り組んだ結果として、自分が実施した研究に対する能力を身に
つけることはもちろん、そのテーマの背景や関連する事項についても十分理解できるように
なることを狙いとする。具体的には、プロジェクトデザインⅢプロジェクトへの取り組みを
通して、専門基礎科目、専門科目で修得した知識をより深く理解し、それらを応用できるよ
うになることが求められる。 |
授業の概要および学習上の助言 |
学生の自主性・取組意欲を重視し、次の進め方を基本とする。
(1)プロジェクトデザインⅢの進め方の確認
(2)プロジェクトテーマの分析
(3)プロジェクト計画の立案
(4)調査・実験・解析計画の立案
(5)調査・実験・解析計画の進捗状況のプレゼンテーションとディスカッション
(6)結果の整理・分析・評価
(7)プロジェクトレポート作成計画の検討
(8)最終提出物のプレゼンテーションとディスカッション
(9)今後の発展のための検討とまとめ
なお、学科における2回の中間発表(1回目は夏ごろ、2回目は秋ごろ)は必須である。 |
教科書および参考書・リザーブドブック |
教科書:指定なし
参考書:指定なし
リザーブドブック:指定なし |
履修に必要な予備知識や技能 |
プロジェクトテーマは研究者(学生自身)が問題意識を持って設定するものである。設定したプロジェクトテーマについて、
情報収集・加工を行うためには、旺盛な好奇心と情報技術・調査解析・文章表現力・プレゼンテーション能力が必要になる。
なお、これまでのプロジェクトテーマの主な分野には、①経営システム・経営戦略分析、②マーケティング、③金融システム
④ネットビジネス⑤サプライチェーンマネジメント などがある。 |
学生が達成すべき行動目標 |
No. |
学科教育目標 (記号表記) |
|
① |
I,J,K,L,M,N,O |
研究目的を明確にし、プロポーザルの内容について説明することができる。(前学期) |
② |
I,J,K,L,M,N,O |
研究テーマの背景を説明することができる。(前学期) |
③ |
I,J,K,L,M,N,O |
研究活動の実施経過および成果の概要を説明することができる。(前学期) |
④ |
I,J,K,L,M,N,O |
最終的な研究成果に対するシメージと残された課題を具体的に説明することができる。(後学期) |
⑤ |
I,J,K,L,M,N,O |
研究活動成果の位置付けと目標達成度を適切に評価・説明することができる。(後学期) |
⑥ |
I,J,K,L,M,N,O |
研究成果を論文にまとめ、その内容を適切な方法で口頭発表できる。(後学期) |
達成度評価 |
|
|
評価方法 |
総合評価割合 |
0 |
0 |
40 |
30 |
0 |
5 |
25 |
100 |
指標と評価割合 |
総合評価割合 |
0 |
0 |
40 |
30 |
0 |
5 |
25 |
100 |
総合力指標 |
0 |
0 |
10 |
0 |
0 |
0 |
5 |
15 |
0 |
0 |
10 |
10 |
0 |
0 |
5 |
25 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
5 |
5 |
0 |
0 |
10 |
10 |
0 |
0 |
0 |
20 |
0 |
0 |
10 |
10 |
0 |
5 |
10 |
35 |
評価の要点 |
評価方法 |
行動目標 |
評価の実施方法と注意点 |
試験 |
① |
|
|
② |
|
③ |
|
④ |
|
⑤ |
|
⑥ |
|
クイズ 小テスト |
① |
|
|
② |
|
③ |
|
④ |
|
⑤ |
|
⑥ |
|
レポート |
① |
レ |
次のものが評価の対象になる。
① 中間発表会のレポート
② プロジェクトデザインⅢ公開発表審査会の論文やレポート |
② |
レ |
③ |
レ |
④ |
レ |
⑤ |
レ |
⑥ |
レ |
成果発表 (口頭・実技) |
① |
レ |
次のものが評価の対象になる。
① 中間発表会のプレゼンテーション
② プロジェクトデザインⅢ公開発表審査会のプレゼンテーション |
② |
レ |
③ |
レ |
④ |
レ |
⑤ |
レ |
⑥ |
レ |
作品 |
① |
|
|
② |
|
③ |
|
④ |
|
⑤ |
|
⑥ |
|
ポートフォリオ |
① |
レ |
次のものが評価の対象になる。
① ポートフォリオを通して行う自己分析・反省・意欲などの記録 |
② |
|
③ |
レ |
④ |
レ |
⑤ |
レ |
⑥ |
|
その他 |
① |
レ |
次のものが評価の対象になる。
① プロジェクトの進行途中での各種成果物(プロポーザルや各種報告書など)
② 年間を通じたプロジェクトに臨む姿勢(学習態度)
③ 研究室内での役割分担や協調性などの寄与度 |
② |
レ |
③ |
レ |
④ |
レ |
⑤ |
レ |
⑥ |
レ |
具体的な達成の目安 |
理想的な達成レベルの目安 |
標準的な達成レベルの目安 |
自ら設定したプロジェクトについて、専門基礎科目・専門科目
で学んだ知識や技能を駆使して深く研究し、研究成果を学内・
学外に広く公開し、学外の研究教育機関・企業・地域社会の発
展に貢献できる。 |
プロジェクトデザインⅠ・Ⅱ・実践の手法をもとに、専門基礎
科目・専門科目で学んだ知識や技能を活用して、自ら設定した
プロジェクトに取り組み、その成果を論文やレポートにまとめ
るとともにプレゼンテーションすることができる。 |
授業明細 |
回数 |
学習内容 |
授業の運営方法 |
学習課題 予習・復習 |
時間:分※ |
前学期1回目 |
オリエンテーション |
講義・質疑 |
前学期の予定立案 |
120 |
前学期2回目 |
各自のプロジェクト進捗状況プレゼン・質疑 |
発表・質疑
アクティブ・ラーニング・振
り返り |
プレゼン資料作成、
コメント整理 |
300 |
前学期3回目 |
各自のプロジェクト進捗状況プレゼン・質疑 |
発表・質疑
アクティブ・ラーニング・振
り返り |
プレゼン資料作成、
コメント整理 |
300 |
前学期4回目 |
研究室内報告会(1ヶ月間の成果と今後の課題の発表
・質疑) |
発表・質疑
アクティブ・ラーニング・振
り返り |
プレゼン資料作成、
コメント整理 |
300 |
前学期5回目 |
各自のプロジェクト進捗状況プレゼン・質疑 |
発表・質疑
アクティブ・ラーニング・振
り返り |
プレゼン資料作成、
コメント整理 |
300 |
前学期6回目 |
各自のプロジェクト進捗状況プレゼン・質疑 |
発表・質疑
アクティブ・ラーニング・振
り返り |
プレゼン資料作成、
コメント整理 |
300 |
前学期7回目 |
各自のプロジェクト進捗状況プレゼン・質疑 |
発表・質疑
アクティブ・ラーニング・振
り返り |
プレゼン資料作成、
コメント整理 |
300 |
前学期8回目 |
研究室内報告会(2ヶ月間の成果と今後の課題の発表
・質疑) |
発表・質疑
アクティブ・ラーニング・振
り返り |
プレゼン資料作成、
コメント整理 |
300 |
前学期9回目 |
各自のプロジェクト進捗状況プレゼン・質疑 |
発表・質疑
アクティブ・ラーニング・振
り返り |
プレゼン資料作成、
コメント整理 |
300 |
前学期10回目 |
各自のプロジェクト進捗状況プレゼン・質疑 |
発表・質疑
アクティブ・ラーニング・振
り返り |
プレゼン資料作成、
コメント整理 |
300 |
前学期11回目 |
各自のプロジェクト進捗状況のプレゼン、質疑 |
発表・質疑
アクティブ・ラーニング・振
り返り |
プレゼン資料の作成、コメント整
理
|
300 |
前学期12回目 |
各自のプロジェクト進捗状況のプレゼン、質疑 |
発表・質疑
アクティブ・ラーニング・振
り返り |
プレゼン資料の作成、コメント整
理
|
300 |
前学期13回目 |
前学期の成果まとめと発表報告及びプロポーザルの修
正 |
発表・質疑
アクティブ・ラーニング・振
り返り |
プレゼン資料の作成、コメント整
理
|
300 |
前学期14回目 |
前学期の成果まとめと発表報告及びプロポーザルの修
正 |
発表・質疑
アクティブ・ラーニング・振
り返り |
・発表会資料の準備と発表練習
・研究プロポーザルの作成 |
360 |
前学期15回目 |
前学期の成果をまとめ公開発表会
プロポーザル手直し結果報告と夏季休暇計画発表 |
発表・質疑
アクティブ・ラーニング・振
り返り |
評価結果の確認と改善策の検討、
コメント整理
研究プロポーザル及び夏季休暇計
画の修正 |
300 |
後学期1回目 |
オリエンテーション
夏期休暇中の成果の発表報告
プロポーザルの確認修正及び後学期計画案の作成と発
表 |
発表・質疑
アクティブ・ラーニング・振
り返り |
前学期のコメント整理を基に後学
期の予定の立案 |
300 |
後学期2回目 |
学科内中間発表会の準備 |
講義・質疑
アクティブ・ラーニング・振
り返り |
発表会資料の準備および発表練習
予稿の作成 |
360 |
後学期3回目 |
研究室内成果報告会への準備プレゼン、質疑 |
発表・質疑
アクティブ・ラーニング・振
り返り |
学科内中間発表会でのコメント整
理
評価結果の確認と改善策の検討 |
300 |
後学期4回目 |
研究室内成果報告会への準備プレゼン、質疑 |
発表・質疑
アクティブ・ラーニング・振
り返り |
プレゼン資料の作成、コメント整
理 |
300 |
後学期5回目 |
研究室内成果報告会への準備プレゼン、質疑 |
発表・質疑
アクティブ・ラーニング・振
り返り |
プレゼン資料の作成、コメント整
理 |
300 |
後学期6回目 |
研究室内成果報告会への準備プレゼン、質疑 |
講義・質疑
アクティブ・ラーニング・振
り返り |
プレゼン資料の作成、コメント整
理 |
300 |
後学期7回目 |
研究室内成果報告会への準備プレゼン、質疑 |
発表・質疑
アクティブ・ラーニング・振
り返り |
プレゼン資料の作成、コメント整
理 |
300 |
後学期8回目 |
PD3レポートの作成について
研究室内成果報告会への準備プレゼン、質疑 |
講義
発表・質疑
アクティブ・ラーニング・振
り返り |
プレゼン資料の作成、コメント整
理
PD3レポートの作成 |
300 |
後学期9回目 |
研究室内成果発表会 発表と質疑 |
発表・質疑
アクティブ・ラーニング・振
り返り |
発表資料作成、コメント整理
PD3レポートの作成 |
300 |
後学期10回目 |
公開審査発表会用予稿のプレゼン |
発表・質疑
アクティブ・ラーニング・振
り返り |
発表資料作成、コメント整理
PD3レポートの作成 |
300 |
後学期11回目 |
公開審査発表会用予稿のプレゼン |
発表・質疑
アクティブ・ラーニング・振
り返り |
公開審査発表会用予稿作成および
終了後の訂正
PD3レポートの作成 |
300 |
後学期12回目 |
PD3レポートの内容説明とチェック
|
発表・質疑
アクティブ・ラーニング・振
り返り |
PD3レポートの作成およびチェッ
ク終了後の訂正 |
300 |
後学期13回目 |
公開審査発表会リハーサル |
発表・質疑
アクティブ・ラーニング・振
り返り |
発表資料の作成、コメント整理 |
300 |
後学期14回目 |
公開審査発表会リハーサル |
発表・質疑
アクティブ・ラーニング・振
り返り |
最終レポート原稿作成と手直し
発表資料の作成、コメント整理 |
300 |
後学期15回目 |
公開審査発表会
あらかじめ定められたプログラムに従い公開発表審査
会を行い審査員との討議を行う |
発表・質疑
振り返り |
討議結果を踏まえ、最終レポート
の手直しと登録票原稿の作成と提
出 |
360 |
|
一般に、授業あるいは課外での学習では:「知識などを取り込む」→「知識などをいろいろな角度から、場合によってはチーム活動として、考え、推論し、創造する」→「修得した内容を表現、発表、伝達する」→「総合的に評価を受ける、GoodWork!」:のようなプロセス(一部あるいは全体)を繰り返し行いながら、応用力のある知識やスキルを身につけていくことが重要です。このような学習プロセスを大事に行動してください。
※学習課題の時間欄には、指定された学習課題に要する標準的な時間を記載してあります。日々の自学自習時間全体としては、各授業に応じた時間(例えば2単位科目の場合、予習2時間・復習2時間/週)を取るよう努めてください。詳しくは教員の指導に従って下さい。