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学習支援計画書(シラバス) 検索システム
専門教育課程 心理科学科(2018年度入学〜)
授業科目区分 科目名 単位数 科目コード 開講時期 履修方法
専門教育課程
専門プロジェクト科目
専門プロジェクト
プロジェクトデザインⅢ(田中孝治研究室)
Design Project III(Tanaka Koji)
8 F924-08 2024年度
通年
修学規程第4条を参照
担当教員名
*印は、実務経験のある教員を示しています。
授業科目の学習・教育目標
キーワード 学習・教育目標
1.認知心理学 2.認知科学 3.教育工学 4.学習科学 5.知識科学 心理学と工学とを融合して、認知機能の働きを意識したモノ・コトの設計・提案を行ること ができるようになることを目指す。これまでに習得した心の働きについての知識や科学的な 測定・評価のスキルを活かし、各自のテーマに取り組むことを基本方針とする。人間の認知 機能が社会生活に関わる知識と行動にどのように有機的に結びついているのかを考えられる ようになることを常に意識して、各自の研究課題に取り組むこと。主要な研究テーマは、人 間の認知・心理特性に基づく学習支援、人と人/人工物のインタラクションなどとする。
授業の概要および学習上の助言
年間を通して定期的にゼミを行い、各自の活動状況について報告、議論を行いつつ、研究を進捗させる。前学期末には、その 学期の活動をまとめて発表する学科発表会を開催する。学年末には、一年間の成果を取りまとめて発表を行う。 到来した知識社会において優れた能力を発揮するためには、真に答えのない問題に対して適切な目標を設定し、その目標と利 用可能な証拠にふさわしい信念に基づく行動をとること(合理的思考)とそれらを自律的に実践する主体性が重要である。合 理的思考力の成熟のためには、真に答えのない問題に対処する主体的な活動の経験から汎化して習得していかなくてはならな い。研究活動はまさに真に答えのない問題と言える。研究活動・研究室活動を通じた様々な主体的な活動を通して、経験から の学び方を学び、卒業後にも自身で成長し続けられる力の育成を念頭に置いてゼミを実施する。また、人間を対象とした研究 は皆さんが想像しているよりも多くの壁に突き当たる。そのため研究活動には、うまくいかないことに忍耐強く取り組むレジ リエンス(折れない心)が必要である。レジリエンスの育成を念頭に、成功体験だけでなく失敗経験を積めるようにゼミを実 施する。
教科書および参考書・リザーブドブック
教科書:指定なし 参考書:指定なし リザーブドブック:指定なし
履修に必要な予備知識や技能
人間の認知・心理特性に基づく学習支援に関心があり、認知・心理特性を解明しようとする意欲があることが重要である。「 教育・学校心理学」を履修していることが望ましいが、必須ではない。
学生が達成すべき行動目標
No. 学科教育目標
(記号表記)
J 人間の心の働きについて心理学的に説明することができる。
J テーマに即した測定評価をするための手法を使うことができる。
K 心の働きをモノ・コトづくりに活かすための手立てを説明することができる。
A-L 既習の知識と技術を駆使しプロジェクト活動を自主的に実践することができる。
A 自身で成長し続けるための学習活動を実践することができる。
A,M 将来の進路についての行動指針を得ることができる。
達成度評価
評価方法
試験 クイズ
小テスト
レポート 成果発表
(口頭・実技)
作品 ポートフォリオ その他 合計
総合評価割合 30 0 40 20 0 0 10 100
指標と評価割合 総合評価割合 30 0 40 20 0 0 10 100
総合力指標 知識を取り込む力 10 0 10 0 0 0 0 20
思考・推論・創造する力 10 0 20 0 0 0 0 30
コラボレーションと
リーダーシップ
0 0 0 10 0 0 0 10
発表・表現・伝達する力 10 0 10 10 0 0 0 30
学習に取組む姿勢・意欲 0 0 0 0 0 0 10 10
※総合力指標で示す数値内訳、授業運営上のおおよその目安を示したものです。
評価の要点
評価方法 行動目標 評価の実施方法と注意点
試験 学年末の最終発表の内容と口答試問結果と提出したレジュメの内容とで評価する。
クイズ
小テスト
レポート 学年末に提出するレポートの内容で評価する。
成果発表
(口頭・実技)
前学期末の中間発表会の内容と口答試問結果と提出したレジュメの内容とで評価する。
作品
ポートフォリオ
その他 各自のテーマへの取り組みに関する熱意・意欲を、日々の活動から評価する。
具体的な達成の目安
理想的な達成レベルの目安 標準的な達成レベルの目安
既習の知識・技術とともに、自らの勉学で身につけた知識・技 術を使って、各自のテーマを研究し、各学期末の発表を行い、 最終レポートを提出するとともに、更なる研究テーマを持って 将来の進路についての確固たる行動指針を得ること。 既習の知識・技術を使って、各自のテーマの研究を遂行し、各 学期末に発表を行い、最終レポートを提出し、将来の進路につ いて行動指針を得ることができること。
CLIP学習プロセスについて
一般に、授業あるいは課外での学習では:「知識などを取り込む」→「知識などをいろいろな角度から、場合によってはチーム活動として、考え、推論し、創造する」→「修得した内容を表現、発表、伝達する」→「総合的に評価を受ける、GoodWork!」:のようなプロセス(一部あるいは全体)を繰り返し行いながら、応用力のある知識やスキルを身につけていくことが重要です。このような学習プロセスを大事に行動してください。
※学習課題の時間欄には、指定された学習課題に要する標準的な時間を記載してあります。日々の自学自習時間全体としては、各授業に応じた時間(例えば2単位科目の場合、予習2時間・復習2時間/週)を取るよう努めてください。詳しくは教員の指導に従って下さい。
授業明細
回数 学習内容 授業の運営方法 学習課題 予習・復習 時間:分※
1 先行研究の調査、研究計画の立案、実験・調査等デー タ収集の実施と分析、論文執筆までの研究活動を年間 を通じて実行する。 原則として週1回のゼミと共 に、随時個別指導を行う。
研究室でのゼミ活動と個別指導を合わせて90時間以上とする。