|| 英語(English)
学習支援計画書(シラバス) 検索システム
専門教育課程 環境土木工学科(〜2024年度入学)
授業科目区分 科目名 単位数 科目コード 開講時期 履修方法
専門教育課程
専門科目
専門
土質力学Ⅱ
Soil Mechanics II
2 E715-01 2025年度
4期(後学期)
修学規程第4条を参照
担当教員名
*印は、実務経験のある教員を示しています。
授業科目の学習・教育目標
キーワード 学習・教育目標
1.土の透水と排水 2.有効応力 3.せん断強さとモールの応力円 4.せん断時の排水条件 土の力学のうち,透水と排水について学び,ダムや仮締切の安定性の検討方法を学ぶ. 有効応力の概念を理解し,土の強度であるせん断について,排水条件による強度定数の違い をモールの応力円で理解できるようにする.各条件での強度定数を実験でどのように求める かについても理解する.
授業の概要および学習上の助言
この授業で扱う内容は以下の通りである。 1.土の締固め              3.土のせん断強さ  ・試験方法                ・せん断強さの概念  ・締固めた土の性質            ・モールの応力円                       ・せん断試験の種類 2. 土の透水                ・砂質土のせん断特性      ・透水                 ・粘性土のせん断特性               ・流線網                ・圧密による土の強度の増加             ・透水係数の決定   ・ボイリング,パイピング   ・排水
教科書および参考書・リザーブドブック
教科書:土質力学[理工図書] 参考書:指定なし リザーブドブック:指定なし
履修に必要な予備知識や技能
「土質力学Ⅰ」の内容に習熟していることが必要である.「地盤解析学」へのステップアップに不可欠で,「地盤工学演習」 の受講に役立つ.
学生が達成すべき行動目標
No. 学科教育目標
(記号表記)
K 土中の透水におけるポテンシャルや動水勾配の概念を理解できる.(0.2k)
K 流線網を用いて流量の計算やボイリングの安定性を計算できる.(0.2k)
K 土の破壊規準を理解し,強度定数を実験結果から算定できる.(0.2k)
K 排水条件の違いによるせん断特性を理解し,各条件における適切なせん断強度定数を求められる.(0.2k)
K 土の締固め特性について学び,強度増加のメカニズムを理解できる.(0.2k)
達成度評価
評価方法
試験 クイズ
小テスト
レポート 成果発表
(口頭・実技)
作品 ポートフォリオ その他 合計
総合評価割合 40 30 20 0 0 0 10 100
指標と評価割合 総合評価割合 40 30 20 0 0 0 10 100
総合力指標 知識を取り込む力 20 15 5 0 0 0 0 40
思考・推論・創造する力 20 15 5 0 0 0 0 40
コラボレーションと
リーダーシップ
0 0 0 0 0 0 0 0
発表・表現・伝達する力 0 0 5 0 0 0 0 5
学習に取組む姿勢・意欲 0 0 5 0 0 0 10 15
※総合力指標で示す数値内訳、授業運営上のおおよその目安を示したものです。
評価の要点
評価方法 行動目標 評価の実施方法と注意点
試験 土の透水およびせん断についての全般的な理解度,特にボイリングの検討や条件に応じた強度についての 理解度を測る.
クイズ
小テスト
小テスト(臨時試験)を講義内容に応じて適宜実施し,評価する.
レポート 講義内容に応じたレポート(ミニレポートを含む)を適宜実施し,評価する.
成果発表
(口頭・実技)
作品
ポートフォリオ
その他 講義中の積極的な質疑応答,レポートの取り組み,遅刻の過多により学習態度を評価する.
具体的な達成の目安
理想的な達成レベルの目安 標準的な達成レベルの目安
土質力学IIの行動目標をよく理解し,工学技術者としての基礎 能力を身につけるだけでなく,設計段階における現場の載荷条 件から,適切な室内試験方法と強度定数を求められる. 土質力学IIの行動目標をほぼ理解し,土木技術者としてボイリ ングや締固めに対する基本的な計算ができ,室内試験結果から 排水条件に合わせた強度定数の算定ができる.
CLIP学習プロセスについて
一般に、授業あるいは課外での学習では:「知識などを取り込む」→「知識などをいろいろな角度から、場合によってはチーム活動として、考え、推論し、創造する」→「修得した内容を表現、発表、伝達する」→「総合的に評価を受ける、GoodWork!」:のようなプロセス(一部あるいは全体)を繰り返し行いながら、応用力のある知識やスキルを身につけていくことが重要です。このような学習プロセスを大事に行動してください。
※学習課題の時間欄には、指定された学習課題に要する標準的な時間を記載してあります。日々の自学自習時間全体としては、各授業に応じた時間(例えば2単位科目の場合、予習2時間・復習2時間/週)を取るよう努めてください。詳しくは教員の指導に従って下さい。
授業明細
回数 学習内容 授業の運営方法 学習課題 予習・復習 時間:分※
1 授業の進め方およびシラバスについて解説する.土質 力学IIで学ぶ土質力学的課題について実際の事例に基 づいて理解する. ガイダンス,講義と質疑 教科書の予習 透水とせん断に関わる地盤工学的 な課題について学び,今後の学習 内容を理解する.特に「土中の水 分」と「有効応力」について復習 する. 50 50
2 土中の水分と性質および透水性の復習,ピエゾ水頭に ついて学ぶ. 講義と質疑 教科書の予習 「透水」のうち,圧密で学習した ダルシー則の復習とピエゾ水頭の 概念を理解し,計算できるように 復習する. 50 50
3 流線網について理解するとともに,ピエゾ水頭に関す る理解を深める. 講義と質疑 教科書の予習 「流線網」を用いたピエゾ水頭, 動水勾配,流量の計算方法を理解 する. 50 50
4 材料による透水試験の違いと現場透水試験法を学ぶ. 講義と質疑 教科書の予習 「透水係数」の試験方法や利用法 について理解する. 50 50
5 クイックサンドやボイリングについて学び,ボイリン グの安全率の計算法を学ぶ. 講義と質疑 教科書の予習 クイックサンドやボイリングの安 全率の計算ができるように復習す る. 50 50
6 流線網を用いたボイリングに対する安全率の計算方法 と現場の排水を学ぶとともに,これまでの復習を行う . 講義・演習と質疑 予習として1〜5回目の授業内容を 見直す。 流線網を用いた限界動水勾配の計 算方法を学ぶとともに,これまで の復習に関する演習を行う. 50 50
7 臨時試験・中間振り返り 臨時試験、自己点検 1-6回までの授業内容の復習. スマホ以外の持ち込み可. 試験を解きなおす. 100 50
8 せん断強さの概念とモールの応力円について学ぶ. 講義と質疑 教科書の予習 「せん断強さの概念」を学び,荷 重載荷方向とせん断面の方向が異 なることを理解する.図解法とし てもモールの応力円の概念を理解 する. 50 50
9 土の破壊規準(モール・クーロンの破壊規準)につい て学ぶ. 講義と質疑 配布資料による予習 土の破壊規準について理解し,モ ール円から強度定数を求められる ようにする. 50 50
10 各種せん断試験の特徴と求められる強度定数について 学ぶ. 講義と質疑 配布資料等による予習 各種せん断試験の実験条件を理解 し,有効応力と全応力のモール円 を描けるようにする. 50 50
11 砂質土の排水条件によるせん断特性および強度定数に ついて学び,演習を行う. 講義・演習と質疑 配布資料等による予習 砂質土のせん断特性を理解し,演 習を通じて,有効応力と全応力表 示のモール円を描き,破壊規準線 から強度定数を得る. 50 50
12 粘性土の排水条件によるせん断特性および強度定数に ついて学び,演習を行う. 講義・演習と質疑 配布資料等による予習 粘性土のせん断特性を理解し,演 習を通じて,有効応力と全応力表 示のモール円を描き,破壊規準線 から強度定数を得る. 50 50
13 土の締固め特性および試験方法について学ぶ. 講義と質疑 配布資料等による予習 土の締固め特性を理解し,強度増 加のメカニズムについて理解する . 50 50
14 達成度確認試験と振り返り 筆記試験、自己点検 1-14回までの授業内容の復習. スマホ以外の持ち込み可. 試験の解きなおし. 100 50
15 自己点検授業 達成度確認試験の解答と解説 土質力学IIの学習・教育内容に関する質疑応答 解説,自己点検,授業アンケ ート 1-15回の授業内容の復習. 50