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数理・DS・AI教育課程 
授業科目区分 科目名 単位数 科目コード 開講時期 履修方法
数理・DS・AI教育課程
数理基礎科目
数理基礎
データサイエンス物理
Physics with Data Science
2 G157-01 2026年度
3期(前学期)
4期(後学期)
2期(後学期)
修学規程第4条を参照
担当教員名
*印は、実務経験のある教員を示しています。
授業科目の学習・教育目標
キーワード 学習・教育目標
1.位置・速度・加速度 2.運動の三法則 3.仕事とエネルギー 4.運動量と衝突 5.回転運動と振動 身の回りの自然現象が物理法則に従っていることを学び,物理学を用いて考えることができ る論理的思考力を養成する.また,測定データを解析して帰納的に未知の事象を推論するこ とは,データサイエンスで必要となる重要なスキルである.本科目では,ベクトルと微分積 分を用いて,位置・速度・加速度,運動の三法則,仕事とエネルギー,運動量と衝突,回転 運動と振動等,物理学の基礎を学び,それらの知識を応用し,論理的思考に基づいたデータ 解析を通して,自然現象の背景にある物理を洞察する能力を養成することを目標とする.
授業の概要および学習上の助言
物理学において,最初に体系的にまとめられた分野は力学であり,力学を範として他の分野が体系化されて発展してきたこと から,力学は物理学全体の基礎を成している.また,測定データを解析し,未知の事象を帰納的に推論することは,データサ イエンスにおいて重要なスキルである.本授業では,実際の測定データを用いてデータ解析を行い,論理的思考に基づいて自 然現象の背後にある物理法則を洞察することを目的とする. 1.運動と力   物理量の表し方-単位・有効数字,位置・速度・加速度の関係,1・2次元の運動,力の概念,運動の三法則,   微分方程式と積分,簡単な微分方程式の解 2.仕事とエネルギー   仕事,運動エネルギー,保存力と非保存力,ポテンシャルエネルギー,力学的エネルギー保存則 3.運動量と衝突   運動量,力積,運動量保存則,1次元および2次元での衝突 4.回転運動と振動   角速度,角加速度,トルク,角運動量,回転運動の法則,角運動量保存則,円運動,単振動 物理学ではベクトル・微積分の知識が必要であるのでよく復習をしておくこと.
教科書および参考書・リザーブドブック
教科書:サーウェイ 基礎物理学 Ⅰ.力学[東京化学同人] 参考書:講義がわかる力学[裳華房]、物理学基礎 第5版 Web動画付[学術図書出版社] リザーブドブック:物理の基礎(力学)[学術図書出版社]
履修に必要な予備知識や技能
予備知識:三角比,ベクトル,微分法,積分法等,初等数学の基本的な知識 技能:三角比,ベクトル,微分法,積分法等,初等数学の計算技能
学生が達成すべき行動目標
No. 学科教育目標
(記号表記)
D 位置・速度・加速度の関係を理解し,微分を用いて速度,加速度を求める計算ができる.
D 積分と微分方程式の計算ができ,運動方程式を立てて解くことにより物体の運動を数式で表すことができる.
D 仕事とエネルギーの関係を理解し,積分を用いて仕事やポテンシャルエネルギーの計算ができる.
D 力学的エネルギー保存則,運動量保存則,角運動量保存則を理解し,数式で表すことができる.
F 測定データを用いてデータ解析を行い,論理的思考に基づいてデータの解釈ができる.
A 毎回の授業に出席し,授業内容の理解に努めて,宿題をやり遂げ,グループ活動にも積極的に参加することができる.
達成度評価
評価方法
試験 クイズ
小テスト
レポート 成果発表
(口頭・実技)
作品 ポートフォリオ その他 合計
総合評価割合 30 30 20 0 0 0 20 100
指標と評価割合 総合評価割合 30 30 20 0 0 0 20 100
総合力指標 知識を取り込む力 15 15 5 0 0 0 5 40
思考・推論・創造する力 10 10 5 0 0 0 5 30
コラボレーションと
リーダーシップ
0 0 5 0 0 0 0 5
発表・表現・伝達する力 0 0 0 0 0 0 0 0
学習に取組む姿勢・意欲 5 5 5 0 0 0 10 25
※総合力指標で示す数値内訳、授業運営上のおおよその目安を示したものです。
評価の要点
評価方法 行動目標 評価の実施方法と注意点
試験 試験は期末に1回実施する. 期末試験で,達成すべき行動目標の①〜④の達成度を,総合評価の割合30%として評価する. 試験の範囲と試験を実施する授業回数は,それぞれ授業明細表に記載してある.
クイズ
小テスト
小テストを1回以上実施する(授業形態に応じて,担当教員が実施回数を決定する). 小テストで,達成すべき行動目標の①〜④の達成度を,総合評価割合30%として評価する. 小テストを2回実施する場合の小テストの範囲と試験を実施する授業回数は,それぞれ授業明細表に記載 してある.
レポート 計2回のグループ学習で実施した成果をレポートとして提出する.各レポートは総合評価の割合10%と し,合計で総合評価割合の20%として評価する.実施する授業回数は,授業明細表に記載してある.
成果発表
(口頭・実技)
作品
ポートフォリオ
その他 学びの成果が発揮されるまで努力を続けられる能力はとても重要である.授業内容に関連した問題演習, 授業前後の予習・復習の取組等を,総合評価割合の20%として評価する.
具体的な達成の目安
理想的な達成レベルの目安 標準的な達成レベルの目安
・位置,速度,加速度を数式を用いて正確に表すことができる .ベクトルを用いた表現もできる. ・質点の運動方程式を立てて解くことにより,物体の運動を正 確に把握することができる. ・仕事とエネルギーを理解し,積分を用いてポテンシャルエネ ルギーの計算が正確にできる. ・運動量保存則を用いて2物体の衝突を正確に理解することが できる. ・基本的な専門用語および簡単な物理現象の英語表現を理解す るだけでなく自ら表現することができる. ・毎回の授業に出席し,授業を理解し宿題を正確にやり遂げる ことができ,グループ活動ではリーダーとして活動できる. ・位置,速度,加速度を数式を用いて表すことができる. ・質点の運動方程式を立てて解くことにより,物体の運動を把 握することができる. ・仕事とエネルギーを理解し,積分を用いてポテンシャルエネ ルギーの計算ができる. ・運動量保存則を用いて2物体の衝突を理解することができる . ・基本的な専門用語および簡単な物理現象の英語表現を理解す ることができる. ・授業回数の2/3以上の授業に出席し,宿題をやり遂げるこ とができ,グループ活動では自分の考えを説明することができ る.
CLIP学習プロセスについて
一般に、授業あるいは課外での学習では:「知識などを取り込む」→「知識などをいろいろな角度から、場合によってはチーム活動として、考え、推論し、創造する」→「修得した内容を表現、発表、伝達する」→「総合的に評価を受ける、GoodWork!」:のようなプロセス(一部あるいは全体)を繰り返し行いながら、応用力のある知識やスキルを身につけていくことが重要です。このような学習プロセスを大事に行動してください。
※学習課題の時間欄には、指定された学習課題に要する標準的な時間を記載してあります。日々の自学自習時間全体としては、各授業に応じた時間(例えば2単位科目の場合、予習2時間・復習2時間/週)を取るよう努めてください。詳しくは教員の指導に従って下さい。
授業明細
回数 学習内容 授業の運営方法 学習課題 予習・復習 時間:分※
1回 ガイダンス 序論(単位,次元,有効数字など) 1次元の運動(平均速度,瞬間速度,加速度,等速直線 運動,等加速度直線運動) 演習を適宜取り入れながら, 講義を中心として運営する. 予習:長さ,質量,時間の基準を 確認する.平均速度,瞬間速度, 加速度の定義を確認する. 復習:授業で取り扱った例題を復 習し,関連する基本問題を解く. 自己点検:授業の理解度を確認す る. 30 60 10
2回 ベクトルとスカラー,ベクトルの諸性質,2次元の運 動(位置ベクトル,速度ベクトル,加速度ベクトル, 放物運動) 演習を適宜取り入れながら, 講義を中心として運営する. 予習:ベクトルを用いた平均速度 ,瞬間速度,加速度の定義を確認 する.放物運動の飛距離と最大高 度の求め方を確認する. 復習:授業で取り扱った例題を復 習し,関連する基本問題を解く. 自己点検:授業の理解度を確認す る. 30 60 10
3回 2次元の運動(等速円運動,相対速度,相対加速度) 運動の法則(力の概念) 演習を適宜取り入れながら, 講義を中心として運営する. 予習:等速円運動する質点の位置 ・速度・加速度の表式を確認する .相対速度と相対加速度を確認す る. 復習:授業で取り扱った例題を復 習し,関連する基本問題を解く. 自己点検:授業の理解度を確認す る. 30 60 10
4回 運動の法則(ニュートンの運動の三法則,ニュートン の第二法則を使った分析モデル) 演習を適宜取り入れながら, 講義を中心として運営する. 予習:ニュートンの第一法則,第 二法則,第三法則の記述を読み内 容を理解する. 復習:授業で取り扱った例題を復 習し,関連する基本問題を解く. 自己点検:授業の理解度を確認す る. 30 60 10
5回 ニュートンの法則のさらなる応用(摩擦力,等速円運 動,速度に依存する抵抗力があるときの運動) 演習を適宜取り入れながら, 講義を中心として運営する. 予習:静止摩擦力と動摩擦力の違 いを確認する.向心加速度の求め 方を確認する. 復習:授業で取り扱った例題を復 習し,関連する基本問題を解く. 自己点検:授業の理解度を確認す る. 30 60 10
6回 小テスト1(第1回〜第5回で学習した内容の理解度を 確認する) 系のエネルギー(系と外界,仕事,仕事-運動エネルギ ーの定理,保存力,非保存力) 小テスト1を行う. 演習を適宜取り入れながら, 講義を中心として運営する. 予習:小テスト1に備えて復習を する.系と外界の記述を読み内容 を理解する.仕事,運動エネルギ ー,保存力,非保存力の定義を確 認する. 復習:授業で取り扱った例題を復 習し,関連する基本問題を解く. 自己点検:授業の理解度を確認す る. 30 60 10
7回 グループ活動(第1回〜第6回で学習した内容に関連し た課題をグループで取り組む.課題にはデータサイエ ンスの要素を取り入れる) グループに分かれ課題に取り 組む. 予習:指定された課題の内容を確 認する. 復習:レポートを作成する. 自己点検:授業の理解度を確認す る. 30 60 10
8回 系のエネルギー(ポテンシャルエネルギー) エネルギーの保存(力学的エネルギーの保存,非保存 力による力学的エネルギーの変化) 演習を適宜取り入れながら, 講義を中心として運営する. 予習:ポテンシャルエネルギーの 定義,力学的エネルギーの保存則 の内容を確認する. 復習:授業で取り扱った例題を復 習し,関連する基本問題を解く. 自己点検:授業の理解度を確認す る. 30 60 10
9回 運動量と衝突(運動量,力積,運動量の保存,衝突) 演習を適宜取り入れながら, 講義を中心として運営する. 予習:運動量の定義を確認する. 力積-運動量の定理の記述を読み 内容を理解する. 復習:授業で取り扱った例題を復 習し,関連する基本問題を解く. 自己点検:授業の理解度を確認す る. 30 60 10
10回 回転運動(角速度,角加速度,トルク,角運動量,角 運動量の保存) 演習を適宜取り入れながら, 講義を中心として運営する. 予習:角速度,角加速度,トルク ,角運動量の定義を確認する. 復習:授業で取り扱った例題を復 習し,関連する基本問題を解く. 自己点検:授業の理解度を確認す る. 30 60 10
11回 小テスト2(第6回〜第10回で学習した内容の理解度を 確認する) 単振動(ばねに取り付けられた物体の運動) 小テスト2を行う 演習を適宜取り入れながら, 講義を中心として運営する. 予習:小テスト2に備え復習をす る.単振動における振幅,角振動 数,周期,振動数の定義を確認す る. 復習:授業で取り扱った例題を復 習し,関連する基本問題を解く. 自己点検:授業の理解度を確認す る. 30 60 10
12回 グループ活動(第8回〜第11回で学習した内容に関連し た課題をグループで取り組む.課題にはデータサイエ ンスの要素を取り入れる) グループに分かれ課題に取り 組む. 予習:指定された課題の内容を確 認する. 復習:レポートを作成する. 自己点検:授業の理解度を確認す る. 30 60 10
13回 単振動(単振り子,減衰振動) 期末試験に向けた総復習 演習を適宜取り入れながら, 講義を中心として運営する. 予習:単振り子,減衰振動の内容 を確認する. 復習:授業で取り扱った例題を復 習し,関連する基本問題を解く. 自己点検:授業の理解度を確認す る. 30 60 10
14回 期末試験に向けた総復習 期末試験(第1回〜第13回で学習した内容の理解度を確 認する) 復習のポイントを講義形式で 解説する. 期末試験を行う. 予習:期末試験に備え復習をする . 復習:期末試験で分からなかった 問題の内容を復習する. 30 60
15回 期末試験の返却・解説,レポートの解説,アンケート 自己点検をする. 予習:期末試験,レポートの内容 を見返す. 自己点検:期末試験の結果を踏ま え授業全体を振り返りをする. 30 30