|| 英語(English)
学習支援計画書(シラバス) 検索システム
臨床心理学専攻
対象課程 科目名 単位数 科目コード 開講時期 授業科目区分
修士課程
臨床心理査定演習Ⅰ
Psychological Assessment I
2 8928-01 2021年度
前学期
関係科目
担当教員名
授業科目の学習教育目標
キーワード 学習教育目標
1.質問紙法の概略 2.MMPIの特徴 3.MMPIの解釈 4.MMPIの報告書作成 5.フィードバック 世界で一番使用頻度の高い質問紙法心理検査のMMPIを取り上げ,質問紙法全般についての特 徴を知り,MMPIの実施方法,結果の整理,解釈,報告書の作成を,実際の自分のデータを用 いて体験的に学習する。さらに,臨床事例のMMPIプロフィールの解釈や結果のフィードバッ クについて,実際の事例を教材に学び,MMPIプロフィールの解釈のポイントを学習し,実際 のプロフィールを解釈し,臨床場面で心理検査を活用する基盤を備えていただく。
授業の概要および学習上の助言
 臨床実践活動において,心理検査が持つ役割は大きい。この授業では,MMPIという質問紙法の代表的な検査を中心に取り上 げる。受講者が実際に受検し,自分の結果のプロフィールを作成し,事例の査定報告書をまとめる過程を体験することにより ,受検者の気持ちを感じ,受検者の視点で心理検査を考えることができるような構成になっている。その体験を生かし,心理 検査の結果を臨床的に役立つ用い方を考えてもらいたい。 したがって,MMPIという検査を通して,対象者の心理を探究する 過程でもある。  これらの体験は,心理検査にとどまらず,心理面接や心理治療を行う際にも大きく寄与する事柄を含んでいる。また,結果 のフィードバックも含まれているので,常に臨床的な使用場面を想定して,受講していただきたい。 Corvid-19の影響により授業形態(遠隔と対面)が変わるので,授業開始時にその予定を伝える。 また,学習支援計画書作成時点で,社会人共学者を合わせた人数が不明のため,授業明細が大きく変わる可能性がある。履修 者人数が確定し,最初の授業で,修正した授業明細を提示する。
教科書および参考書・リザーブドブック
教科書 フリードマン・ウェッブ・ルヴァク著 田中富士夫(監訳)1999年 MMPIによる心理査定 三京房 ISB N 4-914949-43-1
履修に必要な予備知識や技能
精神医学,臨床心理学の用語が頻出するので,これらの用語の意味を正しく理解しておくことが望ましい。
学生が達成すべき行動目標
No.
心理検査の基本的特徴と実施方法の注意事項を知っている
MMPIの特徴を述べることができる
MMPIの実施と結果の整理ができる
MMPIの解釈の基本的な枠組みを知っている
心理検査の報告書の作成に関する基本的な知識がある
心理検査の結果のフィードバックに関する基本的な注意事項を知っている
達成度評価
評価方法 試験 クイズ
小テスト
レポート 成果発表
(口頭・実技)
作品 ポートフォリオ その他 合計
総合評価割合 20 15 20 40 0 0 5 100
評価の要点
評価方法 行動目標 評価の実施方法と注意点
試験 MMPIに関する英文の知識試験を2回行う。各10点満点。
クイズ
小テスト
質問紙法の心理統計に関する小テストを3回行う。各5点満点。
レポート 授業で提示する事例のMMPIプロフィールをもとに心理検査の報告書を作成する。20点。
成果発表
(口頭・実技)
担当した部分を受講者全員に紹介する。複数回担当することになる。 担当箇所は内容を文書にして全員に配布する準備をしておくこと。 また,第14回のフィードバックの実施への挑戦は「挑戦的成果発表」として評価する。
作品
ポートフォリオ
その他 検査結果だけでなく臨床場面における対象者(受検者)を意識した態度を持っている。 MMPIに関する英語に対する理解力がある。 授業に積極的に参加する態度がある。
具体的な達成の目安
理想的な達成レベルの目安 標準的な達成レベルの目安
質問紙法の心理統計的な基本知識を理解し,統計量を算出する ことができる。MMPIの特徴を理解し,その実施方法,結果の整 理,解釈,レポート作成を一通り実践でき,臨床場面で使用で きる準備が十分できている。 質問紙法の心理統計的な基本知識を理解している。MMPIの特徴 を一応理解し,その実施方法,結果の整理,レポート作成まで の作業を一応遂行できる。
授業明細
回数 学習内容 授業の運営方法 学習課題 予習・復習 時間:分
1 / オリエンテーション1(授業の流れを知る) MMPIの受検と採点方法を知る MMPIの受検 MMPIの採点方法の説明 MMPIの採点 採点してMMPIのプロフィールまで 作成しておく(第3回に使用) 120
2 / オリエンテーション2(課題の種類や締切を知る) 質問紙法全般について復習する 説明 質問紙法全般の復習の講義 第4回からの解釈仮説の担当 を決める 小テスト01をeシラバス上で受け る 終了後eシラバスで小テスト01を 受けておく 架空データをもとに計算をしてお く(小テスト02と小テスト03に解 答する) 小テストは第4回までに解答して おく 240
3 / MMPIの概略について知る MMPIの概略の講義 自分のMMPIプロフィールを見 ながら理解を深める 次回からの分担を決め,発表 の仕方を知る 解釈仮説の発表の準備 120
4 / 妥当性尺度の解釈仮説を知る 担当者による発表と質疑応答 解釈仮説の発表の準備 120
5 / 妥当性尺度の解釈仮説を知る 担当者による発表と質疑応答 解釈仮説の発表の準備 120
6 / 英文の試験を受け自分の知識を確認する 試験(MMPIの概略と妥当性尺 度の解釈仮説)質疑応答 10点満点の英語の試験を行う (辞書,教科書持ち込可) 試験終了後,その場で採点を 行う 解釈仮説の発表の準備 今までの知識を整理し,試験に備 える 240
7 / 臨床尺度(コードタイプ)の解釈仮説を知る 担当者による発表と質疑応答 解釈仮説の発表の準備 120
8 / 臨床尺度(コードタイプ)の解釈仮説を知る 担当者による発表と質疑応答 解釈仮説の発表の準備 120
9 / 臨床尺度(コードタイプ)の解釈仮説を知る 担当者が臨床尺度を紹介する 。 解釈仮説の発表の準備 120
10 / 臨床尺度(コードタイプ)の解釈仮説を知る 担当者による発表と質疑応答 解釈仮説の発表の準備 120
11 / 臨床尺度(コードタイプ)の解釈仮説を知る 担当者による発表と質疑応答 架空事例のプロフィールを提 供 解釈仮説の発表の準備 架空事例をもとにしたレポートを 作成する 第14回までに提出 120
12 / 臨床尺度(コードタイプ)の解釈仮説を知る 英文の試験を受け自らの知識を確認する 担当者による発表と質疑応答 10点満点の英語の試験を行う (辞書,教科書持ち込可) 試験終了後,その場で採点を 行う 解釈仮説の発表の準備 今までの知識を整理し試験に備え る 240
13 / 臨床場面での解釈の仕方を知る 心理検査結果のフィードバックを知る 講義 知識を復習しレポート作成とフィ ードバックへの挑戦に備える 240
14 / MMPIのフィードバックに挑戦する 架空事例のMMPIをもとに役割 演技を行う 全講義を振り返っておく。 240
15 / この授業全体を振り返る この授業で得たものを考える 授業に対して払った努力と成績を考える まとめと成績開示(個別) 自己点検 質問紙法全般について理解を深め る勉強法を考える(将来に向けて の課題) 240