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学習支援計画書(シラバス) 検索システム
臨床心理学専攻
対象課程 科目名 単位数 科目コード 開講時期 授業科目区分
修士課程
臨床心理地域援助特論(家族関係・集団・地域社会における心理支援に関する理論と実践)
Community Psychology
2 8946-01 2021年度
後学期
関係科目
担当教員名
授業科目の学習教育目標
キーワード 学習教育目標
1.コミュニティ心理学 2.地域連携 3.コミュニティにおける危機 4.コンサルテーション 5.地域の健康と法律 コミュニティ心理学の観点から、地域、組織等さまざまな「コミュニティ」を対象とした、 臨床心理学的な査定および介入に関する理論・技法を理解する。また、様々な地域コミュニ ティが抱える精神健康面での問題や、各コミュニティにおける心理専門家の役割および職業 倫理等を考究するための基礎能力を習得する。
授業の概要および学習上の助言
心理臨床家は、医療領域、教育領域、産業領域、福祉領域、司法領域等、様々なコミュニティ領域の精神健康維持に関わるこ とを求められる。コミュニティ心理学は、様々なコミュニティに対する援助活動の実践に必要な、心理学的概念・研究法を提 示する学問体系である。本講義では、コミュニティ心理学の基礎概念・基礎用語の教示、心理専門家が実際に介入する場合に 必要な倫理や技法の教示、および、様々な実践例や介入方法に関わる文献の検討を行う。 具体的には、以下の3つのパートに分かれる。 1.コミュニティ心理学領域の研究論文を読むことによって,コミュニティ心理学の具体的な研究内容を知り,コミュニティ 心理学のイメージを形成する段階。 2.危機介入,コンサルテーション,ソーシャルサポート等、コミュニティ心理学の基礎用語や概念,介入手法を知る領域。 3. さまざまな領域での心理専門家による活動例を検討することによって、心理専門家の各コミュニティにおける役割を考 察し、コミュニティ・ケア実践の問題点について学習し,関連する法律に関する知識を習得する領域。 Corvid-19の影響により授業形態(遠隔と対面)が変わるので,授業開始時にその予定を伝える。 また,学習支援計画書作成時点で,社会人共学者を合わせた人数が不明のため,授業明細が大きく変わる可能性がある。履修 者人数が確定し,最初の授業で,修正した授業明細を提示する。
教科書および参考書・リザーブドブック
参考図書として 日本コミュニティ心理学会(編) 2007年 コミュニティ心理学ハンドブック 東京大学出版会 IS BN 978-4-13-016111-4 を上げておく。
履修に必要な予備知識や技能
学部レベルの基礎心理学系や臨床心理学系の概論の知識が必要である。 地域でのボランティアをはじめさまざまな地域活動への参加経験があると内容が実感として理解しやすいと思われる。
学生が達成すべき行動目標
No.
コミュニティ心理学の基礎用語が説明できる
各領域に所属する専門家との適切な連携について検討できる
地域における心の健康に関連する職種の役割を検討できる
集団を対象とした危機対応や心理専門的な介入法について考察できる
地域におけるこころの健康に関連した法律を知る
地域連携(の中でコミュニティの構成員のニーズを理解できる)
達成度評価
評価方法 試験 クイズ
小テスト
レポート 成果発表
(口頭・実技)
作品 ポートフォリオ その他 合計
総合評価割合 20 0 20 50 0 0 10 100
評価の要点
評価方法 行動目標 評価の実施方法と注意点
試験 コミュニティ心理学の基礎概念および基礎用語に関する試験1を行う(15点満点) さまざまな領域における関係の深い領域,他職種,心理臨床家の役割に関する試験2を行う(5点満点)
クイズ
小テスト
レポート コミュニティ心理学の基礎概念や介入方法に関するレポート1(10点満点) 領域別の法律や他職種の紹介,心理臨床家の役割等に関するレポート2(10点満点)
成果発表
(口頭・実技)
コミュニティ心理学の論文紹介(10点) コミュニティ心理学の基礎概念および基礎用語に関する発表(20点) 各臨床領域における心理臨床家の役割や他職種との連携,関係の深い法律に関する発表(20点)
作品
ポートフォリオ
その他 すべての講義に参加することで5点を与える(1回の欠席につき1点減点する)。 他の評価項目で素晴らしい成果(点数に必ずしも算定できないような努力や工夫等)が見られる場合,こ こに5点を限度として加点する。
具体的な達成の目安
理想的な達成レベルの目安 標準的な達成レベルの目安
コミュニティ心理学の基礎用語・基礎概念を理解し、各コミュ ニティの特徴やコミュニティにおける心理専門家の役割を捉え 、問題点への心理的介入に関する戦略手法を考えることができ る。 コミュニティ心理学の基礎用語・基礎概念を理解でき、説明で きる。各コミュニティにおける現在の心理専門家の役割や、介 入時の留意点を説明できる。
授業明細
回数 学習内容 授業の運営方法 学習課題 予習・復習 時間:分
1   9/24 オリエンテーション 学習目標や評価方法,全体のスケジュールを知る。 講義と質疑応答 コミュニティ心理学の概略と この講義の意味を話し,質疑 を受ける。 次回から始まる「論文紹介」 と「コミュニティ心理学の基 礎的な概念や用語」の発表の 担当者を確定する。 前もって配布するコミュニティ心 理学領域の論文のリストから一つ を選び,その紹介のためのプレゼ ンテーションのパワーポイント資 料を作成しておく。 240
2   10/1 論文紹介1 紹介された論文からコミュニティ心理学のイメージを 形成する 担当した論文の内容を紹介す る(発表30分プラス質疑応答 10分)。 2名の発表の後,講師からの 質疑応答と振り返りを行う。 担当者以外は内容を復習しておく 。 担当者は次回までにパワポ資料を 修正してeシラバスに提出する。 60
3   10/8 論文紹介2 同上。 同上。 同上。 60
4   10/15 論文紹介3 同上。 同上。 同上。 60
5   10/22 紹介された基本的な概念や用語,介入手法を理解する 。 担当者は,担当した概念や用 語を紹介する(発表30分プラ ス質疑応答10分)。 2名の発表の後,講師からの 質疑応答と振り返りを行う。 担当者は,担当した概念や用語に 関するレポートを第8回の前日中 にeシラバスに提出する。 180
6   10/29 同上。 同上。 同上。 120
7   11/12 同上。 同上。 同上。 240
8   11/19 これまでの講義内容の振り返りを行い,知識の定着の 程度を知る。 レポート(レポート1 10点 )の提出 今までの振り返りの試験(試 験1 15点満点)を行う。 次回からの分担を確定する。 試験のための準備(予習)を行う 。 次回からの領域の発表の担当部分 の準備を行う(予習)。 180
9   11/26 各領域に関する知識を得る。 発表された領域における知識を習得する。 担当者は選んだ領域の説明, 関係の深い法律,他職種,心 理臨床家の役割の紹介を行う (発表30分プラス質疑応答10 分)。 2名の発表の後,講師からの 質疑応答と振り返りを行う。 担当した領域の発表の準備をする (予習)。 担当した領域のレポートを作成す る。 このレポートは第13回までにeシ ラバスに提出する。 発表したスライドは必要な修正を して次回の授業の前日までにeシ ラバスに提出する。 180
10   12/3 同上。 同上。 同上。
11   12/10 同上。 同上。 同上。 120
12   12/17 複数の領域に関する法律,他職種,心理臨床家の役割 に関する知識を確認する。 領域に関する知識試験(試験 2 5点満点)を行う。 今までの講義における振り返 りを行う。 今までの授業内容を復習し,試験 に備える。 60
13   12/24 危機介入の実際を知る 危機介入の事例を紹介する。 今まで得た知識を事例との関 係で考え,振り返りを行う。 授業内容を復習しておく。 60
14    1/14 実際の地域とコミュニティ心理学の関係を知る。 コミュニティ心理学の研究を知り,研究の背景も理解 する。 講師がコミュニティ心理学的 な観点からいくつかの現象や 研究を解説する。 授業内容を復習しておく。 60
15   1/21 まとめ 全講義を振り返る。 将来の専門家としてコミュニティに関わる自覚を持つ 。 全講義を振り返るとともに, 受講者が講義で得た知識や見 解等を確認し,将来の臨床家 としての方向性を明確にする 機会とする。 全講義を振り返っておく。 60