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学習支援計画書(シラバス) 検索システム
臨床心理学専攻
対象課程 科目名 単位数 科目コード 開講時期 授業科目区分
修士課程
心理療法特論Ⅰ
Psychotherapy I
2 8948-01 2021年度
後学期
関係科目
担当教員名
授業科目の学習教育目標
キーワード 学習教育目標
1.来談者中心療法 2.カウンセラーの基本的態度 3.対人援助の基本的態度 4.コミュニティへの展開 カウンセリングや心理療法を専門家として考えて行く上での観点を理解し,その上で,ほと んどの心理学的介入の共通要素となっている来談者中心療法の諸概念を理解する。あらゆる 対人援助職に来談者中心療法からの観点が有用であることを認識し,他者や自分自身を尊重 する態度を習得する。ここで養成された人間観は,将来,受講生が対人援助職としてさまざ まな対象者に臨床心理学を基にした援助活動を行うための基盤となる。
授業の概要および学習上の助言
この科目では、心理療法やカウンセリングを,効果,オリエンテーションの違い,クライエントの要因,セラピストの要因, セラピー関係といった観点から概説し,多くの心理療法やカウンセリングの立場(オリエンテーション)に大きな影響を与え た,ロジャーズの来談者中心法をとりあげ、クライエント自らの成長を促すカウンセラーの基本的態度について、演習を交え ながら実践的な理解を目指す。来談者中心療法における基本的な概念を自らの実践の中で体験的に認識し,説明できるように なることが,重要である。 第1週〜第5週 ・・・教員がカウンセリングや心理療法に関する講義を行った後,           ロジャーズの来談者中心療法の簡単な説明を行う。 第6週〜第10週 ・・・来談者中心療法の概念および関連用語から、受講生各自が関心を持った内容を選んで           疑問点などを発表し、議論を行う。10週目には発表の振り返りを行う。 第11週〜第14週・・・第6週〜第10週での議論をもとに、来談者中心療法の概念および関連用語について、           受講生が他の受講生に対してミニ講義を行う
教科書および参考書・リザーブドブック
教科書:佐治守夫、飯長喜一郎(編) ロジャーズークライエント中心療法 新版 カウンセリングの核心を学ぶ 2011年  有斐閣 参考書は随時紹介する。
履修に必要な予備知識や技能
学部レベルでの臨床心理学概論やカウンセリング概論の知識が必要である。ロジャーズの伝記や来談者中心療法の簡単な解説 書を読んでおくことが望ましい。
学生が達成すべき行動目標
No.
来談者中心療法と他の主な心理療法との異なる点について説明できる。
来談者中心療法の基本的な概念をわかりやすく説明できる。
ロジャーズの提唱した「話を聴く態度」について説明できる。
人間の心理的な成長に関する議論ができる。
心理臨床家と社会との関係に関心を持つことができる。
達成度評価
評価方法 試験 クイズ
小テスト
レポート 成果発表
(口頭・実技)
作品 ポートフォリオ その他 合計
総合評価割合 0 0 40 50 0 0 10 100
評価の要点
評価方法 行動目標 評価の実施方法と注意点
試験
クイズ
小テスト
レポート 人間性心理学の基礎概念および基礎用語に関するレポート課題および発表資料で評価する。40点
成果発表
(口頭・実技)
人間性心理学の基礎概念および基礎用語に関する発表、および、人間性心理学に関連するテーマのミニ講 義、以上2回の発表内容で評価する。50点
作品
ポートフォリオ
その他 演習や討議への積極的参加および授業態度によって評価する。10点
具体的な達成の目安
理想的な達成レベルの目安 標準的な達成レベルの目安
標準的なレベルに加えて,臨床心理学におけるさまざまな介入 が成立する背景にクライエントの自然な変化を促すセラピスト の基本的なかかわり方が存在することを十分意識しており,今 後の経験において,自己や他者に対して,常に開かれた態度を 持ち続ける準備ができている。 心理療法やカウンセリングを考える上での基本的な観点を持っ ている。その上で,来談者中心療法の基本的な概念を理解して おり,その理解に基づいて,具体的な例を上げ,専門家ではな い人に説明することができる。
授業明細
回数 学習内容 授業の運営方法 学習課題 予習・復習 時間:分
1 オリエンテーション 人間性心理学の概要について学ぶ 講義 教科書を読んでおく 60
2 人間性心理学の概論 講義 人間性心理学について調べておく 30
3 来談者中心療法の概論 講義とディスカッション 教科書を読んでおく 60
4 来談者中心療法をもとに、カウンセリングの基本的態 度の実践について議論する 講義とディスカッション カウンセリングの基本的態度につ いて予習をしておく 30
5 来談者中心療法の概略の説明と次回からの課題の取り 組み方の説明 今まで学習した事柄を話し合い,質疑応答を行いなが ら,次回以降のプレゼンテーションを行う上での受講 者個人のテーマを決定した後,具体的な準備の仕方等 を決定する。 講義とディスカッション 発表するテーマを考えておく 60
6 受講者の設定したテーマのプレゼンテーションとそれ に基づいた質疑応答1 受講者による発表とディスカ ッション 発表準備 60
7 受講者の設定したテーマのプレゼンテーションとそれ に基づいた質疑応答2 受講者による発表とディスカ ッション 発表準備 60
8 受講者の設定したテーマのプレゼンテーションとそれ に基づいた質疑応答3 受講者による発表とディスカ ッション 発表準備 60
9 受講者の設定したテーマのプレゼンテーションとそれ に基づいた質疑応答4 受講者による発表とディスカ ッション 発表準備 60
10 前半のプレゼンテーションについてのディスカッショ ンと自己点検 受講者による発表に関する振 り返りとディスカッション 発表準備 60
11 受講者が順番に他の受講者に対して,自分の設定した テーマに関してミニ講義を行う1 ミニ講義の終わりに簡単な振り返りを行い、受講生が 理解したこと、理解していないことを確認する。 受講生によるミニ講義とディ スカッション 発表準備 60
12 受講者が順番に他の受講者に対して,自分の設定した テーマに関してミニ講義を行う2 ミニ講義の終わりに簡単な振り返りを行い、受講生が 理解したこと、理解していないことを確認する。 受講生によるミニ講義とディ スカッション 発表準備 60
13 受講者が順番に他の受講者に対して,自分の設定した テーマに関してミニ講義を行う3 ミニ講義の終わりに簡単な振り返りを行い、受講生が 理解したこと、理解していないことを確認する。 受講生によるミニ講義とディ スカッション 発表準備 60
14 受講者が順番に他の受講者に対して,自分の設定した テーマに関してミニ講義を行う4 ミニ講義の終わりに簡単な振り返りを行い、受講生が 理解したこと、理解していないことを確認する。 受講生によるミニ講義とディ スカッション 発表準備 60
15 まとめと自己点検 この講義で新たに習得した知識やスキル、社会や人間 を考える枠組み等を、自分の生活体験と関係させてお 互いに議論することでまとめとする。 また成績について説明し、質問を受ける。 講義・ディスカッション、自 己点検 これまでの講義内容を振り返って おく 60