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学習支援計画書(シラバス) 検索システム
臨床心理学専攻
対象課程 科目名 単位数 科目コード 開講時期 授業科目区分
修士課程
臨床心理実習Ⅲ
Practice in Clinical Settings III
2 8927-01 2021年度
通年
関係科目
担当教員名
授業科目の学習教育目標
キーワード 学習教育目標
1.精神科医療の理解 2.臨床心理士の専門業務 3.事例検討会への参加 4.スーパービジョン 5.地域連携  学外実習先と学内実習施設で実習を行う。学外実習では保健医療分野とその他の分野の実 習先について理解し、クライエントの抱える問題や治療・援助方法について学ぶ。またそれ ぞれの場での臨床心理士等心理専門職の専門業務について他職種の専門性とも比較しながら 理解を深める。学内の臨床心理センターでは心理療法への同席や担当、心理検査の施行等を 通して実習を行い、実際のクライエントとの関わりや心理療法の進め方について学ぶ。
授業の概要および学習上の助言
 学外実習先は複数の場を設定するが、その年によって変更があるため、決定次第、その内容を受講生に説明する。  基本的には1か所につき10回程度継続して実習を行う。受講生は週1回、実習先に出向き、スケジュールに沿って活動する 。また実習先によっては短期集中のスケジュールになることもある。異なる施設での実習を経験することで、それぞれの施設 の特徴や果たしている役割の違いなどを理解することが期待される。また学外実習先の地域における役割や貢献の可能性につ いて考えながら実習に参加すること。  臨床心理センターでの実習は、来談したクライエントの状態や同意の有無などによって実習の予定が決まる。実習は面接へ の同席、面接の担当(部分的担当も含む)などである。面接へ同席する場合は、カウンセラーとクライエントのやりとりを観 察するとともに、カウンセリングという場の設定の仕方、カウンセラーの役割や介入とその効果についても観察し、カウンセ リングで起こっていることを体験的に理解するように努めること。面接を担当する場合はスーパーヴィジョンを受けながら面 接を実施する。面接へ同席する際も、自分がそのクライエントの担当カウンセラーの一人だという意識と責任をもって実習に 臨むこと。  
教科書および参考書・リザーブドブック
教科書:津川律子、橘玲子(編著)2009 臨床心理士をめざす大学院生のための精神科実習ガイド 誠信書房 参考書:笠原嘉 2007 精神科における予診・初診・初期治療 星和書店     服部祥子 2010 生涯人間発達論 第2版 医学書院
履修に必要な予備知識や技能
 精神医学や精神科疾患(統合失調症、躁うつ病、アルコール依存症、不安障害など)、人間の発達について基礎知識を身に つけておくこと。また個人および集団を対象とした心理療法に関する一般的な知識を確認しておくこと。また、臨床心理基礎 実習で学んだカウンセリングの技法やカウンセラーとしての基本的態度について復習しておくこと。
学生が達成すべき行動目標
No.
学内外を問わず、毎回の実習について簡潔に概要を述べ、記録することができる。
学外実習を通して、各実習先の特徴とそこでの心理専門職の役割を他職種の専門性と比較しながら説明できる。
実習を通して自分が学び経験したことを任意の視点で考察し、報告書にまとめることができる。
カウンセリングにおけるセラピストの役割や姿勢等を観察し、適切に描写することができ、また適切な態度を実践できる。
事例検討会に参加し、事例理解のための質問や議論を行うことができる。
達成度評価
評価方法 試験 クイズ
小テスト
レポート 成果発表
(口頭・実技)
作品 ポートフォリオ その他 合計
総合評価割合 0 30 40 20 0 0 10 100
評価の要点
評価方法 行動目標 評価の実施方法と注意点
試験
クイズ
小テスト
学内外の実習の各回について提出した報告書によって評価する。
レポート 学外実習の経験をまとめたレポートを評価する。
成果発表
(口頭・実技)
事例検討会への参加によって評価する。
作品
ポートフォリオ
その他 学内外の実習への取り組み、参加態度を評価する。
具体的な達成の目安
理想的な達成レベルの目安 標準的な達成レベルの目安
 実習で学ぶべき課題について十分に理解するだけでなく、自 らの目標を設定して能動的に実習に取り組むことができる。   「精神科リハビリテーションの実際」、「他職種との役割分 担と連携」、「各種心理療法の意義と特徴」、「社会適応や社 会復帰への取り組みと現実」など様々なテーマを実習を通して 考え、各局面で心理専門職が果たすべき役割とは何か、問題点 や今後の展望などについて自分の考えを述べることができる。  また臨床心理センターでは、毎回の指導(スーパーヴィジョ ン)を受けながらクライエントを担当し、カウンセリングを進 めていくことができる。    教科書や講義で学んだ知識について、実際に心理専門職が働 く場に接することでより深く理解し説明できる。それぞれの実 習先について特徴や役割を説明し、その中で心理専門職がどの ように役に立てるのか、自分の考えを述べることができる。臨 床心理センターの実習において、クライエントの特徴や問題に ついて観察し、自分なりの見立てを適切な表現で説明すること ができる。
授業明細
回数 学習内容 授業の運営方法 学習課題 予習・復習 時間:分
1〜2 実習全般のオリエンテーション 講義と質疑応答 課題:実習先の概要を調べる
3〜22 事例検討会への参加  大学院生、教員、カウンセラーで行う事例検討会( 定期的に開催)での発言や議論を通して、事例およ び心理療法・心理アセスメント等の理解を深める。 発表とディスカッション 並行してなるべく多くの事例研究 論文を読んでおく
23〜59 学外実習への参加と報告  実習先での活動を毎回報告書として提出し、最終的 な成果はレポートとして提出する。 学内実習への参加と報告(事前事後指導を含む)  臨床心理センターに来談するクライエントに対し、 指導を受けながら担当する、心理検査を中心としたア セスメントを行うなど、直接・間接的にクライエント に関わっていく。毎回の報告書を作成すると同時に、 面接の経過やアセスメントの結果は事例検討会で発表 する。 各実習施設での実習とその報 告 1つの実習先の予定が終わる ごとに自己点検を行う 課題:実習報告書の作成 課題:まとめのレポート作成 60 120
60 実習全体のまとめと成果報告 講義とディスカッション 自己点検