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学習支援計画書(シラバス) 検索システム
機械工学専攻
対象課程 科目名 単位数 科目コード 開講時期 授業科目区分
博士前期課程(修士課程)
ものづくり工学研究(高野則之)
Integrated Engineering Microstudy(Takano Noriyuki)
12 2214-01 2022年度
通年
専修科目
担当教員名
授業科目の学習・教育目標
キーワード 学習・教育目標
1.第一原理計算 2.分子動力学法 3.水素脆性 4.バイオマテリアル 5.バイオメカニクス ものづくりにおいては、最適な設計法、材料、加工法ならびに評価方法の4つが一体となっ て初めて最適化が可能となる。ここでは材料の性質を十分に加味した最適設計法や、従来の 加工法を飛躍的に改善させる先端加工技術を自らが探求し、ものづくりに貢献できる行動す る専門技術者を養成する。この目標の実現のため、本科目を通して、産業界において日進月 歩で進化している成形加工プロセス、先端デバイス技術、最適化材料設計技術、材料評価技 術を身に付けるとともに独自のメカニズム探求能力、研究推進・発展能力を修得する。
授業の概要および学習上の助言
メインテーマは、 1.物質・材料設計のための仮想実験技術 (計算機を用いて物質・材料を原子レベル設計するための様々な計算手法を開発し、応用する) 2.水素脆性破壊 (水素脆性破壊機構を解明し、さらにそれをもとにして水素脆性を起こさない高強度な材料を開発する) 3.医療関連材料の開発 (人にやさしい医療機器用、インプラント用材料を開発する) である。主としてこれらのメインテーマに関連した研究テーマについて基礎的な研究を行う。研究に先立ち文献調査を行いそ の研究の目的新規性を十分に理解する。研究成果を国内の学会・シンポジウムにおいて積極的に発表し、最後に修士論文とし てまとめる。なお、修士の学位取得には、本科目の修得とは別に、学位審査に合格する必要がある。
教科書および参考書・リザーブドブック
必要に応じて配布する
履修に必要な予備知識や技能
数学・物理の基礎的な能力。
学生が達成すべき行動目標
No.
創製プロセスを探求・考案し、創製された製品の特性を評価することができる。
修得した技術を機械工学関連分野に応用・展開できる。
国内外を問わず研究論文などの専門情報を収集し、活用することができる。
研究成果を専門学会などにおいて発表し、意見交換できる。
高度専門技術者あるいは研究者として、工学倫理に基づいて行動できる。
達成度評価
評価方法 試験 クイズ
小テスト
レポート 成果発表
(口頭・実技)
作品 ポートフォリオ その他 合計
総合評価割合 0 5 40 40 0 0 15 100
評価の要点
評価方法 行動目標 評価の実施方法と注意点
試験
クイズ
小テスト
APRINのeラーニングの受講修了証により評価する
レポート 修士論文草稿の内容で評価する。
成果発表
(口頭・実技)
中間発表会、学協会・研究会における講演発表で評価する。
作品
ポートフォリオ
その他 修士活動支援システムの記載事項と日常の研究室活動内容で評価する。
具体的な達成の目安
理想的な達成レベルの目安 標準的な達成レベルの目安
1.工学設計過程に基づいて活動し、その成果を客観的に評価 し、それをさらに発展させることができる。 2.機械工学分野およびその周辺分野に関する基礎知識を研究 活動に活用することができる。 3.自分の研究に関連した国内外の情報を十分に収集し、分析 できる。 4.研究成果を複数回の専門学会などにおいて発表し、さらに 国際会議でも発表することができる。 5.高度専門技術者あるいは研究者として、工学倫理等につい て十分な自覚を持ち、それに基づき行動することができる。 1.工学設計過程に基づいて計画的に研究活動し、その成果を 評価することができる。 2.機械工学分野に関する基礎知識を研究活動に活用すること ができる。 3.自分の研究に関連した国内外の情報を検索し活用できる。 4.研究成果を少なくとも1回以上専門学協会などにおいて発 表することができる。 5.高度専門技術者あるいは研究者として、工学倫理等につい て十分な自覚を持つことができる。
※学習課題の時間欄には、指定された学習課題に要する標準的な時間を記載してあります。日々の自学自習時間全体としては、各授業に応じた時間(例えば2単位科目の場合、予習2時間・復習2時間/週)を取るよう努めてください。詳しくは教員の指導に従って下さい。
授業明細
回数 学習内容 授業の運営方法 学習課題 予習・復習 時間:分※
1年次 前学期 1)研究テーマを設定する。 2)設定した研究テーマについて研究活動を行う。 3)研究テーマについて文献調査を行う。 4)週1コマ程度,雑誌会および研究進捗報告会に出 席,発表を行う。 5)研究者倫理に関して学習する。  APRINのeラーニングを受講し、修 了証を提出する(https://edu.apr in.or.jp/)。
1年次 後学期 1)研究テーマについて研究活動を行う。 2)研究テーマに関連する研究会および学協会に参加 し,できれば,研究発表する。 3)週1コマ程度,雑誌会および研究進捗報告会に出 席,発表を行う。 4)機械工学専攻修士研究中間発表会で発表する。
2年次 前学期 1)必要に応じて研究テーマの見直しを行う。 2)研究テーマについて研究活動を行う。 3)週1コマ程度,雑誌会および研究進捗報告会に出 席,発表を行う。 4)研究テーマに関連する研究会または学協会で研究 発表する。
2年次 後学期 1)研究テーマについて研究活動を行う。 2)研究テーマについて,所定の期日までに論文計画 書を提出する。 3)週1コマ程度,雑誌会および研究進捗報告会に出 席,発表を行う。 4)所定の期日までに修士論文草稿を提出する。