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学習支援計画書(シラバス) 検索システム
機械工学専攻
対象課程 科目名 単位数 科目コード 開講時期 授業科目区分
博士前期課程(修士課程)
ものづくり工学研究(岸 陽一)
Integrated Engineering Microstudy(Kishi Yoichi)
12 2214-10 2022年度
通年
専修科目
担当教員名
授業科目の学習・教育目標
キーワード 学習・教育目標
1.MEMS 2.機能性金属材料 3.相変態 4.結晶構造解析 5.電子顕微鏡 ものづくりにおいては,最適な設計法,材料,加工法ならびに評価方法の4つが一体となっ て初めて最適化が可能となる.ここでは材料の性質を十分に加味した最適設計法や,従来の 加工法を飛躍的に改善させる先端加工技術を自らが探求し,ものづくりに貢献できる行動す る専門技術者を養成する.この目標の実現のため,本科目を通して,産業界において日進月 歩で進化している成形加工プロセス,先端デバイス技術,最適化材料設計技術,材料評価技 術を身に付けるとともに独自のメカニズム探求能力,研究推進・発展能力を修得する.
授業の概要および学習上の助言
現在,取り扱うことができる研究テーマは次のようになっている. 1.マルチフェロイック材料の薄膜化と機能性評価 2.マルチフェロイック材料の低温合成法に関する研究 3.マルチフェロイック材料の電子顕微鏡を用いた結晶学的評価 マルチフェロイック材料とはフェロイック材料(形状記憶、超弾性,磁歪、圧電等を示す材料)をベースにして,種々の方法 で多機能化したもののことで,それらが有するセンサー機能,アクチュエータ機能などは,姿勢制御などに使われる加速度セ ンサーなどのMEMSデバイスに必要不可欠である.このマルチフェロイック材料の研究動向を分析すると同時に,材料作製に関 する技術(真空装置の取り扱い,フォトリソグラフィーの基本技術など)を材料評価に必要な技術(透過電子顕微鏡を用いた 結晶構造解析技術など)を習得しなければいけない. 研究活動の過程で得られた成果は,積極的に国内外のシンポジウムや学術雑誌で発表し,自身の研究の位置づけを常に明確に しなければならない. 最後に修士論文としてまとめる.なお,修士の学位取得には,本科目の修得とは別に,学位審査に合格する必要がある.
教科書および参考書・リザーブドブック
教科書の指定はない.研究の進展に応じて参考書を提示する.
履修に必要な予備知識や技能
材料科学(物質の成り立ち,結晶構造,拡散,相変態,平衡状態図など),X線回折および電子線回折を利用した結晶構造解 析,真空装置の取扱法(真空ポンプおよび真空測定子の特徴など),化学薬品を扱う上での基礎知識などが必要になる.参考 図書はLCに多数所蔵してあるので,それらを活用して,自学自習に努めなければいけない.
学生が達成すべき行動目標
No.
創製プロセスを探求・考案し,創製された製品の特性を評価することができる.
修得した技術を機械工学関連分野に応用・展開できる.
国内外を問わず研究論文などの専門情報を収集し、活用することができる。
研究成果を専門学会などにおいて発表し、意見交換できる。
高度な専門技術者として、工学倫理に基づいて行動できる。
達成度評価
評価方法 試験 クイズ
小テスト
レポート 成果発表
(口頭・実技)
作品 ポートフォリオ その他 合計
総合評価割合 0 5 40 40 0 0 15 100
評価の要点
評価方法 行動目標 評価の実施方法と注意点
試験
クイズ
小テスト
APRINのeラーニングの受講修了証により評価する.
レポート 修士論文草稿の内容で評価する.
成果発表
(口頭・実技)
中間発表会,学協会・研究会における講演発表で評価する.
作品
ポートフォリオ
その他 修士活動支援システムの記載事項と日常の研究室活動内容で評価する.
具体的な達成の目安
理想的な達成レベルの目安 標準的な達成レベルの目安
1.工学設計過程に基づいて活動し,その成果を客観的に評価 し,それをさらに発展させることができる. 2.機械工学分野およびその周辺分野に関する基礎知識を研究 活動に活用することができる. 3.自分の研究に関連した国内外の情報を十分に収集し,分析 できる. 4.研究成果を複数回の専門学会などにおいて発表し,さらに 国際会議でも発表することができる. 5.高度専門技術者あるいは研究者として、工学倫理等につい て十分な自覚を持ち,それに基づき行動することができる. 1.工学設計過程に基づいて計画的に研究活動し、その成果を 評価することができる. 2.機械工学分野に関する基礎知識を研究活動に活用すること ができる. 3.自分の研究に関連した国内外の情報を検索し活用できる. 4.研究成果を少なくとも1回以上専門学協会などにおいて発 表することができる. 5.高度専門技術者あるいは研究者として、工学倫理等につい て十分な自覚を持つことができる.
授業明細
回数 学習内容 授業の運営方法 学習課題 予習・復習 時間:分
1年次 前学期 (1)修士研究テーマの仮設定 (2)修士研究テーマの研究活動(文献調査,予備実 験など)開始 (3)研究テーマに関する講演会や討論会などへの参 加と研究の位置づけの明確化 (4)研究進捗報告書の作成と発表および討論(月2 回,1回当たり90分程度) (5)研究動向調査結果の発表と討論(月2回,1回 当たり90分程度) (6)電子顕微鏡,X線回折装置などの操作技術習得 (7)研究者倫理に関して学習する APRINのeラーニングを受講し,修 了証を提出する(https://edu.ap rin.or.jp/).
1年次 後学期 (1)修士研究テーマの見直しと再設定 (2)修士研究テーマの研究活動 (3)研究テーマに関する講演会や討論会などへの参 加と研究の位置づけの明確化 (4)研究進捗報告書の作成と発表および討論(月2 回,1回当たり90分程度) (5)研究動向調査結果の発表と討論(月2回,1回 当たり90分程度) (6)電子顕微鏡,X線回折装置などの操作技術習得 (7)研究テーマに関する講演会や討論会などでの研 究成果の発表 (8)機械工学専攻修士研究中間発表会で発表
2年次 前学期 (1)修士研究テーマの研究活動 (2)論文計画書の仮作成(学期末に提出し,内容吟 味のための中間発表会にて発表) (3)研究進捗報告書の作成と発表および討論(月2 回,1回当たり90分程度) (4)研究動向調査結果の発表と討論(月2回,1回 当たり90分程度) (5)電子顕微鏡,X線回折装置などの操作技術習得 (6)研究テーマに関する講演会や討論会などでの研 究成果の発表
2年次 後学期 (1)修士研究テーマの研究活動 (2)研究進捗報告書の作成と発表および討論(月2 回,1回当たり90分程度) (3)研究動向調査結果の発表と討論(月2回,1回 当たり90分程度) (4)研究テーマに関する講演会や討論会などでの研 究成果の発表 (5)修士論文の執筆 (6)修士研究公聴会の準備