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学習支援計画書(シラバス) 検索システム
システム設計工学専攻
対象課程 科目名 単位数 科目コード 開講時期 授業科目区分
博士前期課程(修士課程)
質的データ分析特論
Special Topics in Qualitative Data Analysis
2 2636-01 2023年度
前学期
関係科目
担当教員名
授業科目の学習・教育目標
キーワード 学習・教育目標
1.思考の物語様式 2.思考の論理-科学的様式 3.解釈 4.迫真性 5.意味 量的研究と関連付けられる「論理-科学的様式」と質的研究と関連付けられる「物語様式」 の二つの思考様式の違いを理解できるようになる。 物語様式の観点に基づいて質的データ分析が行えるようになる。
授業の概要および学習上の助言
本科目で扱う質的データは、インタビュー記録、自由記述欄の記述、レポートや感想文といった、言語として記録されたデー タのことである。実際に指定する質的データを取得し、分析し、分析結果を発表する。データを分析する際のコード化による 縮約の程度は、リサーチクエスチョンに応じて決定する。
教科書および参考書・リザーブドブック
指定なし
履修に必要な予備知識や技能
人間の認知・心理特性に関心があり、認知・心理特性を解明しようとする意欲があることが重要である。人を対象とした修士 研究に取り組んでいることが望ましいが、必須ではない。
学生が達成すべき行動目標
No.
人間の心の働きについて心理学的に説明することができる。
テーマに即した測定評価をするための手法を使うことができる。
既習の知識と技術を駆使しプロジェクト活動を自主的に実践することができる。
達成度評価
評価方法 試験 クイズ
小テスト
レポート 成果発表
(口頭・実技)
作品 ポートフォリオ その他 合計
総合評価割合 0 0 40 40 0 0 20 100
評価の要点
評価方法 行動目標 評価の実施方法と注意点
試験
クイズ
小テスト
レポート 前半と後半に、それぞれ分析結果のレポートを提出する。 最終評価の40%を占める。
成果発表
(口頭・実技)
前半と後半に、それぞれ成果発表をする。 最終評価の40%を占める。
作品
ポートフォリオ
その他 授業態度、議論への参加、および、レポートの提出状況(提出期限の厳守)などから、総合的に判断する 。 最終評価の20%を占める。
具体的な達成の目安
理想的な達成レベルの目安 標準的な達成レベルの目安
(1)二つの思考様式の特徴について理解し、自分の言葉で表現 することができる。また、それぞれの思考様式から自身の研究 を深掘りすることができる。 (2)物語様式の観点に基づいて行った質的データ分析の内容を 他の文献と関連付けることができる。 (1)二つの思考様式の特徴について理解し、自分の考えを持つ ことができる。 (2)物語様式の観点に基づいて質的データ分析が行うことがで きる。
※学習課題の時間欄には、指定された学習課題に要する標準的な時間を記載してあります。日々の自学自習時間全体としては、各授業に応じた時間(例えば2単位科目の場合、予習2時間・復習2時間/週)を取るよう努めてください。詳しくは教員の指導に従って下さい。
授業明細
回数 学習内容 授業の運営方法 学習課題 予習・復習 時間:分※
1 イントロダクション 二つの思考様式 講義 講義の振り返り 90
2 前半テーマ提示 講義 データ収集の準備 90
3 実習:データ収集 実習 分析の準備 90
4 実習:データ分析 実習 発表の準備 90
5 前半中間報告 発表 文献調査 90
6 実習:データ分析 実習 データ分析 90
7 実習:データ分析 実習 発表準備 90
8 前半最終発表 総合討論 発表 発表および分析に対する振り返り 90
9 後半テーマ提示 講義 データ収集の準備 90
10 実習:データ収集 実習 分析の準備 90
11 実習:データ分析 実習 発表準備 90
12 後半中間報告 発表 文献調査 90
13 実習:データ分析 実習 データ分析 90
14 実習:データ分析 実習 発表準備 90
15 後半最終発表 総合討論 発表 発表および分析に対する振り返り 90