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学習支援計画書(シラバス) 検索システム
建築学専攻
対象課程 科目名 単位数 科目コード 開講時期 授業科目区分
博士前期課程(修士課程)
建築設備特論
Building Equipments and Systems
2 2840-01 2023年度
前学期
関係科目
担当教員名
授業科目の学習・教育目標
キーワード 学習・教育目標
1.建築環境学 2.建築設備の問題点と解決策 3.ZEBの躯体性能と設備 4.建築確認申請・設備設計 建築環境学と建築設備に関連する実務において発生している問題を発見し、その解決策を考 え、提示できる能力を身に付ける。人間が健康・快適に活動できる環境とは何か、それをサ ポートする建築設備はいかにあるべきか、様々な資料調査と思考を通じて環境設計に関する 知識の応用力を高め、建築物のZEB化やグリーン建築の実現など、時代が建築に求める躯体 性能及び省エネルギー設備を評価・選択できる応用力を養う。
授業の概要および学習上の助言
1)・オフィスビル等で、これまでに生じた建築環境と建築設備に関するトラブル事例を複数調査する。   ・明らかな設計ミス・初期不良、通常の使用・運用による劣化、災害発生による顕在化など、トラブル発生の原因に応じ て事例を分類する。   ・そして、それらの各復旧プロセスを明らかにし、解決策について考察・提示できる能力を身に付けることで、環境設計 に関する知識の応用力を高める。 2)・Net-Zero Energy Buildingについて、その躯体性能を調査し理解する。   ・Net-Zero Energy Buildingについて、その採用設備を調査し理解する。  ・これらの調査と思考を通じて、地域性を反映したZEBの実現手法について評価・選択できる応用力を養う。 3)建築確認申請にあたり建築設備が備えるべき基本要件について理解し、実務能力の涵養を図る。(テキスト使用)
教科書および参考書・リザーブドブック
公益財団法人日本建築衛生管理教育センター 改訂 特定建築物における建築確認時審査のためのガイドライン
履修に必要な予備知識や技能
特に指定せず
学生が達成すべき行動目標
No.
建築物における環境と設備の問題点を発見し、解決策を提示することができる。
建築物のZEB化に必要な躯体性能と建築設備を立地条件等に応じて選択できる。
建築確認申請にあたり、設備設計において重要な事項を説明できる。
建築物に関する環境設計の重要性を理解し、実務を含む様々なフェーズで提示・提案を行える。
達成度評価
評価方法 試験 クイズ
小テスト
レポート 成果発表
(口頭・実技)
作品 ポートフォリオ その他 合計
総合評価割合 0 0 50 20 0 0 30 100
評価の要点
評価方法 行動目標 評価の実施方法と注意点
試験
クイズ
小テスト
レポート ・建築物における環境と設備の問題点を、具体的な事例調査を通じて見つける。 ・建築物ZEB化の要素技術と最新の適用例を調査し、現状を理解する。 ・建築基準法に定められた建築確認申請にあたり、必要な設備設計の要点をテキストに学ぶ。
成果発表
(口頭・実技)
作品
ポートフォリオ
その他
具体的な達成の目安
理想的な達成レベルの目安 標準的な達成レベルの目安
特に指定せず。 建築物に関する環境設計の重要性を理解し、実務を含む様々な フェーズで提示・提案を行える。また、その成果をレポートに とりまとめ説明、発表できる。
※学習課題の時間欄には、指定された学習課題に要する標準的な時間を記載してあります。日々の自学自習時間全体としては、各授業に応じた時間(例えば2単位科目の場合、予習2時間・復習2時間/週)を取るよう努めてください。詳しくは教員の指導に従って下さい。
授業明細
回数 学習内容 授業の運営方法 学習課題 予習・復習 時間:分※
1-5 建築躯体と設備に関するトラブル事例の調査 輪講 文献調査 レポート1作成 500 500
6-10 ゼロエネルギー建築の熱性能と設備調査 輪講 資料調査 レポート2作成 500 500
11-15 建築基準法に適合するための建築設備に対する要求事 項調査 輪講 資料調査 レポート3作成 500 500