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学習支援計画書(シラバス) 検索システム
電気電子工学専攻
対象課程 科目名 単位数 科目コード 開講時期 授業科目区分
博士前期課程(修士課程)
音響・映像統合特論
Acoustics and Imaging
4 2586-01 2023年度
後学期
関係科目
担当教員名
授業科目の学習・教育目標
キーワード 学習・教育目標
1.ディジタル信号処理 2.音声・画像認識 3.音響・画像・映像信号処理 4.数値解析 前半では,音響および映像のデータを取り扱うための具体的な計算機処理の方法を修得する .その上で,音響・映像(画像)データを認識する技術の基礎を修得する.加えて,xR環境 を実現するコンテンツ制作の基礎技術について理解する. 後半では,音響信号処理理論の基礎を習得し,ディジタル信号処理法について理解する.デ ィジタル信号処理法を用いて,音響信号の特性を解析し,改善する.
授業の概要および学習上の助言
授業では以下の内容について扱う. 1.音響および映像データの計算機での取り扱い方法,人間の認知機能を代替する技術 2.xR環境を実現する基礎技術とコンテンツ制作 3.音響信号処理の基礎    音響信号処理理論の基礎を習得するとともに,ディジタル信号処理について理解する. 4.ディジタル信号処理法による解析・改善    ディジタル信号処理法を用いて,音響信号の特性を解析し、改善する.
教科書および参考書・リザーブドブック
なし
履修に必要な予備知識や技能
ディジタル信号の処理・分析にはプログラミングの知識が欠かせない.プログラミング演習で身に付けた知識を復習しておく ことが望ましい. 音響信号処理を理解するうえで数学の知識は必要なので,微積分,複素数,行列,フーリエ変換などについて,十分に復習し ておくことと,知識として電子回路の分野も必要なので復習しておくことが望ましい.
学生が達成すべき行動目標
No.
音響および映像データを計算機で取り扱うことができる.
xR環境を実現する基礎技術について説明でき,具体的なコンテンツを制作できる.
音響信号処理法について,基本的な説明ができる.
音響信号処理法を用いて,音響特性を解析し,改善することができる.
達成度評価
評価方法 試験 クイズ
小テスト
レポート 成果発表
(口頭・実技)
作品 ポートフォリオ その他 合計
総合評価割合 0 0 50 50 0 0 0 100
評価の要点
評価方法 行動目標 評価の実施方法と注意点
試験
クイズ
小テスト
レポート レポートでは,音響および画像のデータを計算機で扱う方法,音響信号処理の基礎について,報告す る.
成果発表
(口頭・実技)
成果発表では,音声・画像認識課題,xRコンテンツ作成課題,音響信号処理の課題について報告書を作成 し,口頭発表する.
作品
ポートフォリオ
その他
具体的な達成の目安
理想的な達成レベルの目安 標準的な達成レベルの目安
音響および映像データを計算機で取り扱うことができ,分析技 術が適用できる. xR環境を実現する基礎技術について説明でき,具体的なコンテ ンツを制作できる. 音響信号処理理論を習得し,ディジタル信号処理法について理 解する.ディジタル信号処理法を用いて,音響信号の特性を解 析し,改善する. 音響および映像データを計算機で取り扱うことができる. xR環境を実現する基礎技術について説明できる. 音響信号処理理論の基礎を習得し,ディジタル信号処理法の基 本について理解する.ディジタル信号処理法を用いて,音響信 号の特性を解析し,改善点を抽出する.
※学習課題の時間欄には、指定された学習課題に要する標準的な時間を記載してあります。日々の自学自習時間全体としては、各授業に応じた時間(例えば2単位科目の場合、予習2時間・復習2時間/週)を取るよう努めてください。詳しくは教員の指導に従って下さい。
授業明細
回数 学習内容 授業の運営方法 学習課題 予習・復習 時間:分※
1 音響・画像・映像データの計算機での取り扱い データ構造の理解と基礎プログラミング 講義,演習 講義,演習内容を復習する 200
2 音響・画像データの分析 周波数解析,物体認識(テンプレートマッチング) 講義,演習 講義,演習内容を予習・復習する 200
3 音響・画像データの認識(1) 音声・物体認識(ニューラルネットワーク) 講義,演習 講義,演習内容を予習・復習する 200
4 音響・画像データの認識(2) 音声データの認識についてのテーマ創作と実施 講義,演習,制作 講義,演習内容を予習・復習し, 制作を進める 200
5 音響・画像データの認識(3) 画像データの認識についてのテーマ創作と実施 講義,演習,制作 講義,演習内容を予習・復習し, 制作を進める 200
6 音響・画像コンテンツの作成技術(1) xRコンテンツの制作技術と環境構築 講義,演習 講義,演習内容を予習・復習する 200
7 音響・画像コンテンツの作成技術(2) xRコンテンツ制作のテーマ創作と実施 講義,演習,制作 講義,演習内容を予習・復習し, 制作を進める 200
8 制作技術のまとめと振り返り 成果物発表,前半のまとめ 前半の内容を振り返り,発表・報 告資料を準備する 200
9 「音響信号処理」 基本的な理論 講義または演習 講義または演習の内容の予習・復 習する 200
10 「音響信号処理」 基礎技術 講義または演習 講義または演習の内容の予習・復 習する 200
11 「音響信号処理」 信号処理 講義または演習 講義または演習の内容の予習・復 習する 200
12 「音響信号処理」 信号処理 講義または演習 講義または演習の内容の予習・復 習する 200
13 「音響信号処理」 講義または実験 講義または実験の内容の予習・復 習する 200
14 「音響信号処理」 講義または実験 講義または実験の内容の予習・復 習する 200
15 「音響信号処理」 自己点検授業 講義または実験、成果発表、 後半のまとめ 成績発表 後半の振り返りを行う 全体を通して振り返りを行う 200