|| 英語(English)
学習支援計画書(シラバス) 検索システム
機械工学専攻
対象課程 科目名 単位数 科目コード 開講時期 授業科目区分
博士前期課程(修士課程)
知的システム制御工学研究(竹井義法)
Intelligence system(Takei Yoshinori)
12 2107-02 2023年度
通年
専修科目
担当教員名
授業科目の学習・教育目標
キーワード 学習・教育目標
1.システム同定 2.制御工学 3.センサ工学 自動化・省力化が必要な分野において,新しい知能化技術,センシング技術,制御技術の創 発できる高度な技術者を育成する.ロボットの機構と運動,計測制御,人工知能,機械学習 などの深い専門知識を修得するとともに,制御系設計,電気回路設計,プログラミングおよ び実装化に必要な高度な技術を修得する.
授業の概要および学習上の助言
制御工学及び制御系設計を基盤とした機械系高度専門技術者を目指し,専門的な知識や技術を獲得し,新しい制御理論の構築 や体系化を行う能力,或いは制御理論を実システムに結びつける技術的な応用能力を修得する. 理論的研究と応用的研究の2つに分けられるが,いずれの研究も新しい問題に挑戦することが求められる.研究を通して,論 理的思考力,批判的思考力,経験的思考力を養成し,創造力ある高度な技術者となることを目指す. なお,修士の学位取得には,本科目の修得とは別に,学位審査に合格する必要がある.
教科書および参考書・リザーブドブック
特に指定せず,適宜指示する.
履修に必要な予備知識や技能
制御工学,センサ工学を基盤とし,関連する数学,力学をはじめとする基礎知識が必要である.また,ものづくりにおいて, 機械・機構の設計能力,駆動回路を製作するための電気電子,ならびにプログラミング等の情報技術も不可欠である.
学生が達成すべき行動目標
No.
プロジェクトデザイン過程に基づいた研究活動を行うことができる.
機械工学全般の基礎知識を身に付けることができる.
国内外を問わず研究論文などの専門情報を収集し,活用することができる.
研究成果を専門学会などにおいて発表し,意見交換できる.
高度専門技術者あるいは研究者として十分な自覚をもち,工学倫理に基づいて行動できる.
達成度評価
評価方法 試験 クイズ
小テスト
レポート 成果発表
(口頭・実技)
作品 ポートフォリオ その他 合計
総合評価割合 0 5 40 40 0 0 15 100
評価の要点
評価方法 行動目標 評価の実施方法と注意点
試験
クイズ
小テスト
APRINのeラーニングプログラムの受講修了証により評価する.
レポート 修士論文草稿の内容で評価する. (1)修士研究テーマと従来の研究の類似点と相違点を理解し,サーベイレポートをまとめることができ る. (2)修士研究テーマの進捗状況を適宜(中間)レポートとしてまとめ,報告することができる. (3)修士研究テーマの研究成果を学会発表論文や学術雑誌論文などに纏めることができ,それらの結果 を総合して修士論文をまとめることができる.
成果発表
(口頭・実技)
中間発表,公聴会,国内外の学協会・研究会における講演発表で評価する. (1)研究テーマに関連する分野の研究者や技術者との意見交換や情報の収集ができる. (2)研究テーマの発展性や将来を考え,文化や分野を超えた学際的な交流活動ができる.
作品
ポートフォリオ
その他 修士活動支援システムの記載事項と日常の研究室活動内容で評価する. (1)問題の本質を捉えることができ,これを良問題として設定することができる. (2)設定した問題に対して,工学設計過程を通して問題解決を図ることができる. (3)高度な技術者になることを自覚し,常に学び,考えることを継続して実践できる.
具体的な達成の目安
理想的な達成レベルの目安 標準的な達成レベルの目安
1.プロジェクトデザイン過程に基づいて活動し,その成果を 客観的に評価し,それをさらに発展させることができる. 2.機械工学分野およびその周辺分野に関する基礎知識を研究 活動に活用することができる. 3.自分の研究に関連した国内外の情報を十分に収集し,分析 できる. 4.研究成果を複数回の専門学会などにおいて発表し,さらに 国際会議でも発表することができる. 5.高度専門技術者あるいは研究者として,工学倫理等につい て十分な自覚を持ち,それに基づき行動することができる 1.プロジェクトデザイン過程に基づいて計画的に研究活動し ,その成果を評価することができる. 2.機械工学分野に関する基礎知識を研究活動に活用すること ができる. 3.自分の研究に関連した国内外の情報を検索し活用できる. 4.研究成果を原則1回以上専門学協会などにおいて発表する ことができる. 5.高度専門技術者あるいは研究者として,工学倫理等につい て十分な自覚を持つことができる.
※学習課題の時間欄には、指定された学習課題に要する標準的な時間を記載してあります。日々の自学自習時間全体としては、各授業に応じた時間(例えば2単位科目の場合、予習2時間・復習2時間/週)を取るよう努めてください。詳しくは教員の指導に従って下さい。
授業明細
回数 学習内容 授業の運営方法 学習課題 予習・復習 時間:分※
1年次 1年次前学期 1)研究テーマを設定する. 2)設定した研究テーマについて研究活動を行う. 3)研究テーマについて文献調査を行う. 4)週1コマ程度,研究進捗報告会に出席,発表を行 う. 5)研究者倫理に関して学習する. APRINのeラーニングプログラムを 受講し,修了証を提出する (https://edu.aprin.or.jp/).
1年次 1年次後学期 1)研究テーマについて研究活動を行う. 2)研究テーマに関連する研究会および学協会に参 加し,積極的に研究発表する. 3)週1コマ程度,研究進捗報告会に出席,発表を行 う. 4)機械工学専攻の修士研究中間発表会で発表する .
2年次 2年次前学期 1)必要に応じて研究テーマの見直しを行う. 2)研究テーマについて研究活動を行う. 3)週1コマ程度,研究進捗報告会に出席,発表を行 う. 4)研究テーマに関連する研究会または学協会で研 究発表する.
2年次 2年次後学期 1)研究テーマについて研究活動を行う. 2)研究テーマについて,所定の期日までに論文計 画書を提出する. 3)週1コマ程度,研究進捗報告会に出席,発表を行 う. 4)所定の期日までに修士論文草稿を提出する.