1 |
指導教員によるオリエンテーション
修士研究のテーマとともに,並行して習得すべき技術
・技能について整理して,話し合う。
2回目以降に記載した内容は必要に応じて取捨選択す
る。時間は目安であり,研究室によって増減する。 |
講義・実験・演習 |
復習:学習・自己研鑽の計画につ
いて |
180 |
2 |
英語による文献検索方法の習得
Scopus, ISI Web of Knowledgeなどのデータベース,
およびACS publications, SPringerなどの電子ジャー
ナルパッケージの利用法,ILLなどによる複写取寄せ
の方法などを演習する。 |
講義・実験・演習 |
予習:自分の研究に関連するキー
ワード(英語)を準備する
復習:入手した学術論文を読む |
180 |
3 |
学術論文の英文和訳演習
取寄せた英語の学術論文について,TitleとAbstract
の部分だけを和訳し,指導教員の指導を受ける。原則
として,機械翻訳を使わないものとする。 |
講義・実験・演習 |
予習:学術論文の一部を和訳
復習:学術論文全文の理解 |
180 |
4 |
雑誌会(英語論文紹介)
自研究室の研究に関連する英語論文(先行研究となる
学術論文)について,要領よくまとめて,他者に紹介
する。指導教員が把握していない先行研究を見つけて
,紹介することが望ましい。 |
講義・実験・演習 |
予習:論文紹介用資料の作成
復習:間違えた部分のフィードバ
ック |
180 |
5 |
和文英訳のトレーニング
自分の研究のTitle,Abstract,Figure captionsを和
文と英文の両方で執筆して,指導教員の指導を受ける
。 |
講義・実験・演習 |
予習:和文と英文の作成
復習:間違えた部分のフィードバ
ック |
180 |
6 |
英語による文書作成
ゼミ発表資料を英語で作成し,指導を受ける。指導の
ため,日本語版,英語版の両方を作成することが望ま
しい。 |
講義・実験・演習 |
予習:和文と英文の作成
復習:間違えた部分のフィードバ
ック |
180 |
7 |
英語によるプレゼンテーションと質疑応答
英語による学会発表(Oral Presentation)を模擬し,
英語による研究発表を行う。ここまで到達できれば,
達成度は高いものとなる。 |
講義・実験・演習 |
予習:和文と英文の作成
復習:間違えた部分のフィードバ
ック |
180 |
8 |
Introductionの検討
ここまでの先行研究調査などを通して,修士研究のIn
troductionの構成を検討する。まず,日本語で検討す
る。 |
講義・実験・演習 |
予習:構成の立案
復習:構成のブラッシュアップ |
180 |
9 |
使用する実験機器の理解
実験機器は原理を理解せずに,研究室で作成された簡
易なマニュアルに沿って操作することが多いが,それ
では不足である。動作原理や技術的エッセンスについ
ても習得する。 |
講義・実験・演習 |
予習:取扱説明書,技術文書を読
む
復習:自作マニュアルとしてまと
める |
180
|
10 |
実験機器の修理・メンテナンス技術の習得
実験機器はメンテナンスが肝心である。また,簡単な
修理は自前で行うことが多い。熟練者から修理・メン
テナンス方法の手ほどきを受け,習得する。 |
講義・実験・演習 |
予習:取扱説明書,技術文書を読
む
復習:修理・メンテナンスマニュ
アルとしてまとめる |
180 |
11 |
実験廃液の管理技術の習得
実験廃液の分類,その管理と処理は,実験者への教育
も含めて,専門性の高い業務である。4年生への教育
を通じて,廃液処理のノウハウ(専門業者への搬出含
む)を習得する。 |
講義・実験・演習 |
予習:CHEMKIT(IASO)の使用法と
廃液の分類
復習:研究室内の指示方法につい
て考える |
180 |
12 |
安全管理技術の習得
研究室には法規制された薬品類が多く,安全に関する
様々な法規制が存在する。自研究室に関係する法規制
について理解し,コンプライアンス上問題のない安全
管理技術を習得する。 |
講義・実験・演習 |
予習:化学薬品に関する法規制を
理解する
復習:自研究室に関係する法規制
を理解する |
180 |
13 |
PCを使った情報処理技術の習得
データ処理はExcelを使って行われることが多いが,
プログラミングを活用することで,効率が良く,かつ
高度なデータ処理が可能になる。必要に応じた言語を
使ったプログラミング技術を習得する。 |
講義・実験・演習 |
予習:プログラミングの基礎につ
いて
復習:プログラミングを行う |
180 |
14 |
PCを使った装置制御技術の習得
実験機器に付属したソフトウェアで,PCから装置制御
が行われることが多いが,プログラミングを活用する
ことで,効率のよい装置制御が可能になる。PCから装
置を制御するプログラミング技術を習得する。 |
講義・実験・演習 |
予習:装置制御のプログラミング
について
復習:プログラミングを行う |
180 |
15 |
振り返りと自己点検授業 |
振り返り
自己点検 |
習得した技術・技能について整理
する |
180 |