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学習支援計画書(シラバス) 検索システム
建築学専攻
対象課程 科目名 単位数 科目コード 開講時期 授業科目区分
博士前期課程(修士課程)
建築構造研究(西村 督)
Structural Engineering(Nishimura Toku)
12 2812-04 2023年度
通年
専修科目
担当教員名
授業科目の学習・教育目標
キーワード 学習・教育目標
1.構造安定問題 2.数値解析法 3.構造最適化 4.計算力学 5.非線形問題 建築系高度専門技術者として発展性の高い専門知識を、建築構造分野を中心に身に付けると ともに、豊かな人間力を育む。建築分野が総合的であることを踏まえ、他の工学領域にも通 用する工学的知識とセンスを磨く。さらに建築学における主要領域の一つである構造解析・ 構造設計法に関する専門知識を修得する。
授業の概要および学習上の助言
構造安定問題、構造最適化に関するテーマについて研究する。構造安定問題について、種々の臨界現象の数理構造を解明し、 またその現象をシミュレートするための数値解析手法を開発することを目的とする。構造最適化に関しては、最適化問題の定 式化と解の構造調査、ならびに大域的最適解を求めるための手法の提案を行う。これらのテーマに関する文献調査、構造解析 、構造実験、ツール開発を行い、建築構造学そして工学技術全般に通用する基礎能力と応用力を身に付ける。研究成果を国内 外の学会、研究会、シンポジウムや専門誌に発表し、修士論文としてまとめる。
教科書および参考書・リザーブドブック
教科書:無し 参考書:日本建築学会:空間構造の数値解析ガイドブック, 2017
履修に必要な予備知識や技能
構造力学、構造設計に関する基礎的知識、数学、物理の基礎知識、データ処理するための基礎的知識
学生が達成すべき行動目標
No.
自分が取り組んでいる研究の意義をまとめて説明できる。
専門分野の研究指導を受け、自ら研究計画を立てることができる。
自分の研究領域において理論的展開、数値解析、実験を実施することができる。
得られて結果を考察し、新しい知見を見出すことができる。
十分な人間力をもつ高度専門技術者として活躍できる。
達成度評価
評価方法 試験 クイズ
小テスト
レポート 成果発表
(口頭・実技)
作品 ポートフォリオ その他 合計
総合評価割合 0 0 60 30 0 0 10 100
評価の要点
評価方法 行動目標 評価の実施方法と注意点
試験
クイズ
小テスト
レポート 修士論文、学術論文にて研究計画を立て、研究を遂行できているかを評価する。
成果発表
(口頭・実技)
学術講演会、公聴会にて研究成果を的確に発表できているかを確認する。
作品
ポートフォリオ
その他 研究を計画的に実施しているかをゼミで確認する。 構造設計に関する視点で研究に取り組んでいるかを確認する。
具体的な達成の目安
理想的な達成レベルの目安 標準的な達成レベルの目安
建築学を中心とした工学全般に対する興味と理解力をもち、未 知の分野に対して積極的に行動できる。建築学の基礎知識、特 に建築構造に関する専門知識を十分に身に付け、研究内容に対 して本質的な把握ができる。権威ある国内外の専門誌または国 際会議に修士研究の内容を発表(掲載)・討議できる。 建築学の基礎知識、特に建築構造に関する専門知識を身に付け 、研究内容に対して理解できる。他の建築学分野を含め、工学 分野全般に対する興味をもつことができる。修士研究の内容を 国内専門学会において発表・討議できる。
※学習課題の時間欄には、指定された学習課題に要する標準的な時間を記載してあります。日々の自学自習時間全体としては、各授業に応じた時間(例えば2単位科目の場合、予習2時間・復習2時間/週)を取るよう努めてください。詳しくは教員の指導に従って下さい。
授業明細
回数 学習内容 授業の運営方法 学習課題 予習・復習 時間:分※
30 1年次前学期 1)研究課題を設定し、研究課題について研究活動を 行う。 2)指導教員に研究状況ならびに文献等の調査状況を 報告し、研究活動について議論する。 3)研究分野の解析法を学習する。 4)日本建築学会学術講演会で前学期までの成果を報 告する。 ゼミ 学会発表 復習:ゼミで指摘を受けた事項 予習:既往の研究サーベイ 200 50
30 1年次後学期 1)研究課題について研究活動を行う。 2)指導教員に研究状況ならびに文献等の調査状況を 報告し、研究活動について議論する。 3)一年間の研究成果を日本建築学会支部研究報告会 と日本建築学会大会学術講演に投稿する。 ゼミ 復習:ゼミで指摘を受けた事項 予習:既往の研究サーベイ 200 50
50 2年次前学期 1)一年間の修士研究の計画立案 2)指導教員に研究状況ならびに文献等の調査状況を 報告し、研究活動について議論する。 3)一年間の研究成果を日本建築学会支部研究報告会 と日本建築学会大会学術講演に投稿する。 ゼミ 学会発表 復習:ゼミで指摘を受けた事項 予習:修士研究計画 300 50
50 2年次後学期 1)研究課題について研究活動を行う。 2)論文計画書、学位申請書、論文概要を提出する。 3)修士論文を作成し、建築学専攻の公聴会で研究発 表する。 ゼミ 公聴会発表 復習:ゼミで指摘を受けた事項 予習:修士研究のまとめ 300 100