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学習支援計画書(シラバス) 検索システム
建築学専攻
対象課程 科目名 単位数 科目コード 開講時期 授業科目区分
博士前期課程(修士課程)
空間構築研究(宮下智裕)
Space Construction Systems(Miyashita Tomohiro)
12 2813-05 2023年度
通年
専修科目
担当教員名
授業科目の学習・教育目標
キーワード 学習・教育目標
1.構法デザイン 2.環境型建築 3.サスティナビリティー 4.建築の再生・再利用 5.地域連携 低炭素型の社会の構築に向かって建築分野での貢献が求められている。その様な中で、環境 時代の建築に求められる要素を、多面的に研究し総合化された設計提案をすることを最終的 な目標とする。そのために意匠、計画を中心におきながら、構造・材料・設備といった建築 を構成する分野を横断的に考え、企業と協働しながら研究開発活動を行っていく。またこれ らの研究を地域や行政に対し、現実的な策として提案していく企画力、実行力、コミュニケ ーション力も養う。
授業の概要および学習上の助言
 現代の建築設計では、新しい構造や材料を用いた魅力的な作品が数多く生み出されている。また、環境の世紀と言われる現 代は、デザインのみならず消費エネルギーの削減技術やパッシブエネルギーの積極的な活用などがデザインを大きく変えてい る。これからの建築のデザインは多種多様な技術や概念を総合化し、はじめて成立するものである。空間構築研究では意匠・ 構造・設備・環境・材料の分野を横断的に取りまとめ総合化することで新しい時代に求められる建築を実体化させていくため の研究を進めていくものである。 そのためには広い範囲の建築的知識が求められるとともに、実践的な経験や活動が不可欠となる。そのためにプロジェクト等 に積極的に参画し、様々な分野のプロとの共同作業やコミュニケーションを通して知識や経験を得ていくことが不可欠となる 。また新聞や専門雑誌、書籍などにも目を通し、時代の潮流をしっかりと押さえ、必要とされている事柄に常にアンテナを張 っておく姿勢も求められる。
教科書および参考書・リザーブドブック
特になし
履修に必要な予備知識や技能
大学4年間で学ぶ建築全般に関わる基礎的知識をしっかりと理解しておくことが求められる。 また、社会とのコミュニケーション機会も多く存在するため社会人としてのコミュニケーションスキルをしっかりと身につけ ておく。
学生が達成すべき行動目標
No.
計画、意匠、構造、環境、設備、材料といった総合的見地から、建築を分析・理解できる。
環境型建築についての建築デザインと各種技術との関係について分析・考察することができる
技術の総合化のプロセスをプロジェクトを通して理解できる。
建築の再生・再利用、環境型建築のデザイン、材料特性からの建築形態、いずれかの視点で提案ができる
研究成果を設計作品もしくは論文にまとめ、その内容を論理的かつ魅力的に説明することができる
プロジェクトの進行において、企業や行政と円滑なコミュニケーションが行える。
達成度評価
評価方法 試験 クイズ
小テスト
レポート 成果発表
(口頭・実技)
作品 ポートフォリオ その他 合計
総合評価割合 0 0 50 50 0 0 0 100
評価の要点
評価方法 行動目標 評価の実施方法と注意点
試験
クイズ
小テスト
レポート プロジェクトを通して学んだ内容についてレポートとしてまとめ評価をおこなう
成果発表
(口頭・実技)
修士研究として小論文および建築作品の図面一式を作成した上で公聴会において成果発表をおこなう。そ の際の完成度について評価をおこなう。
作品
ポートフォリオ
その他
具体的な達成の目安
理想的な達成レベルの目安 標準的な達成レベルの目安
低炭素型社会のための建築概念を理解し、それに向けての各種 最先端の技術やコンセプトを構造・設備・材料など横断的な見 地から調査・整理できる。また各種技術の総合化プロセスをプ ロジェクトを通して経験し理解を深める。 そこから自らのテーマを選定し、建築の再生・再利用、環境型 建築のデザイン、材料特性からの建築形態、いずれかの視点で 建築設計の新しい提案ができる。最終的には研究成果を設計作 品もしくは論文にまとめとともに、その内容を論理的、魅力的 に説明することができる。 低炭素型社会のための建築概念を理解し、それに向けての各種 技術やコンセプトを調査・整理できる。また各種技術の総合化 プロセスをプロジェクトを通して経験し理解を深める。 そこから自らのテーマを選定し、建築の再生・再利用、環境型 建築のデザイン、材料特性からの建築形態、いずれかの視点で 建築設計の提案ができる。最終的には研究成果を設計作品もし くは論文にまとめとともに、その内容を論理的に説明すること ができる
※学習課題の時間欄には、指定された学習課題に要する標準的な時間を記載してあります。日々の自学自習時間全体としては、各授業に応じた時間(例えば2単位科目の場合、予習2時間・復習2時間/週)を取るよう努めてください。詳しくは教員の指導に従って下さい。
授業明細
回数 学習内容 授業の運営方法 学習課題 予習・復習 時間:分※
1 ●1年次前学期  1) 修士設計テーマを設定するし、修士設計テーマ についての研究活動を行う。  2) 建築設計コンペ、研究課題に取り組む。  3) 研究室で行う各種プロジェクト活動に取り組む 。 ●1年次後学期  1) 修士設計テーマについての研究活動を行う。  2) 建築設計コンペ、研究課題に取り組む。  3) 建築設計・意匠研究に関する研究会等に参加す る。  4) 研究室で行うプロジェクト活動に取り組む。 ●2年次前学期  1) 修士設計テーマの見直しと再設定を行う。  2) 修士設計テーマについての研究活動を行う。  3) 建築設計コンペ、研究課題に取り組む。  4) 研究室で行うプロジェクト活動に取り組む。 ●2年次後学期   修士研究を中心として研究のまとめを行う  1) 修士設計テーマについての研究活動の概要を整 理し、所定の期日までに論文計画書を提出する。  2) 修士設計テーマについての中間報告案を研究室 内で発表する。  3) 研究成果を文章、図面、模型等にまとめる。  4) 修士公聴会で発表し審査を受ける 注)上記2年間の設計・研究・プロジェクト活動の成 果概要を修士研究活動報告書にまとめる。