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学習支援計画書(シラバス) 検索システム
機械工学専攻
対象課程 科目名 単位数 科目コード 開講時期 授業科目区分
博士前期課程(修士課程)
アディティブ・マニュファクチャリング特論
Additive Manufacturing
1 2140-01 2024年度
前学期
関係科目
担当教員名
授業科目の学習・教育目標
キーワード 学習・教育目標
1.Additive Manufacturing 2.3Dプリンター 3.プラスチック樹脂積層造形 4.金属積層造形 アディティブ・マニュファクチャリング(AM) は、積層造形によってさまざまな複雑形状 を作り出す新たな加工法として、近年、注目されています。プラスチック樹脂の造形に加え て、金属積層造形など、3Dデータに基づいて3次元形状の実体を造り出す手法を紹介します 。【目標】さまざまな積層造形法について技術的な特徴を理解する。製品づくりに対して、 各積層造形法の長所を生かした解決手段を提案できる。
授業の概要および学習上の助言
この授業は、技術革新にともない発展しているアディティブ・マニュファクチャリングの基礎に関する講義を通して、ものづ くりへの新しい思考を身に付ける知識を学ぶものである。このため、以下の内容について学習する。   1. アディティブ・マニュファクチャリングの現状と課題 2. プラスチック樹脂でのアディティブ・マニュファクチャリング 3. 金属でのアディティブ・マニュファクチャリング 4. アディティブ・マニュファクチャリングによる製品事例 以上,アディティブ・マニュファクチャリングを意識した製品の製造に関する知識向上を目的とする。授業内容を通して、こ れからの製造技術を俯瞰する考え方および扱い方のセンスを磨くことが期待される。
教科書および参考書・リザーブドブック
特になし。必要に応じて資料を配布する。
履修に必要な予備知識や技能
機械加工学の全般に関する知識。また,機械材料、機械設計、工作機械などの基礎知識について復 習しておくこと。
学生が達成すべき行動目標
No.
アディティブ・マニュファクチャリング(AM)の現状と課題を理解できる。
プラスチック樹脂でのAMの基礎知識を理解できる。
金属でのAMの基礎知識を理解できる。
従来加工法に対するAMの優位性を理解できる。
AMを活用した付加価値の高めた設計を理解できる。
達成度評価
評価方法 試験 クイズ
小テスト
レポート 成果発表
(口頭・実技)
作品 ポートフォリオ その他 合計
総合評価割合 0 40 60 0 0 0 0 100
評価の要点
評価方法 行動目標 評価の実施方法と注意点
試験
クイズ
小テスト
アディティブ・マニュファクチャリング(AM)の原理、プラスチック樹脂でのAMの特徴、金属でのAMの特 徴、などの各学習事項から出題する。
レポート ①AMのメリット、②AMを用いた付加価値の創成、③AMを活用した製品づくりなどについて課題を提示し、 その内容をレポートとして提出する。
成果発表
(口頭・実技)
作品
ポートフォリオ
その他
具体的な達成の目安
理想的な達成レベルの目安 標準的な達成レベルの目安
① アディティブ・マニュファクチャリング(AM)の現状と課 題を説明できる。 ② プラスチック樹脂でのAMの基礎知識を説明できる。 ③ 金属でのAMの基礎知識を説明できる。 ④ 従来加工法に対するAMの優位性を説明できる。 ⑤ AMを活用した付加価値の高めた設計を説明できる。 番号の①から⑤は学生の行動目標に対応しています。 ① アディティブ・マニュファクチャリング(AM)の現状と課 題を説明できる。 ② プラスチック樹脂でのAMの基礎知識を説明できる。 ③ 金属でのAMの基礎知識を説明できる。 ④ 従来加工法に対するAMの優位性を説明できる。 ⑤ AMを活用した付加価値の高めた設計を説明できる。 番号の①から⑤は学生の行動目標に対応しています。
※学習課題の時間欄には、指定された学習課題に要する標準的な時間を記載してあります。日々の自学自習時間全体としては、各授業に応じた時間(例えば2単位科目の場合、予習2時間・復習2時間/週)を取るよう努めてください。詳しくは教員の指導に従って下さい。
授業明細
回数 学習内容 授業の運営方法 学習課題 予習・復習 時間:分※
1 アディティブ・マニュファクチャリング(AM)を現状 と課題を学ぶ。 講義と討論 各回10分間の自己点検を行う。 学部教育で得たアディティブ・マ ニュファクチャリング(AM)の基 礎を学習しておく。 90
2 プラスチック樹脂でのAMの基礎知識を学習する。 講義と討論 各回10分間の自己点検を行う。 プラスチック樹脂でのAMについて 復習しておく。 90
3 金属でのAMの基礎知識を学習する。 講義と討論 各回10分間の自己点検を行う。 金属でのAMについて復習しておく 。 90
4 金属でのAMの工作機械について学習する。 講義と討論 各回10分間の自己点検を行う。 金属でのAMの工作機械についてに ついて復習しておく。 90
5 従来加工法に対するAMの優位性について学習する。 講義と討論 各回10分間の自己点検を行う。 従来加工法に対するAMの優位性に ついて整理する。 90
6 AMを活用した付加価値の高めた設計について学習する 。 講義と討論 各回10分間の自己点検を行う。 AMを活用した付加価値の高めた設 計法について整理する。 90
7 【授業の振り返り】 レポート課題の解説を行う。 講義と討論 各回10分間の自己点検を行う。 各自レポート内容について振り返 りを行い、AMを活用したものづく りへの理解を深める。 90