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学習支援計画書(シラバス) 検索システム
機械工学専攻
対象課程 科目名 単位数 科目コード 開講時期 授業科目区分
博士前期課程(修士課程)
工作機械の知能化技術特論
Intelligent Technology for Machine Tools
1 2142-01 2024年度
前学期
関係科目
担当教員名
授業科目の学習・教育目標
キーワード 学習・教育目標
1.工作機械 2.生産システム 3.知能化技術 生産現場の中核を担うNC工作機械は、多様化する製品の高速・高精度加工を目的とした知能 化が求められ、発展し続けている。現代の生産システムにおけるスマート・マニュファクチ ャリングを形成するためには工作機械自体の知能化がかかせず、本講義では実際の工作機械 が有する知能化技術を、事例を挙げながら学ぶと共に、その制御システムの構造理解やシー ケンサによる情報収集手法を修得する。
授業の概要および学習上の助言
本講義では、現代の生産システムの中核を担う工作機械における知能化技術について、講義と演習を通して学ぶ。 以下の内容について学修する。 1.工作機械と生産システムにおける知能化技術の現状と課題 2.NC工作機械の知能化のための情報収集・データ計測方法と事例紹介 3.シーケンサによるNC工作機械の稼働状況の数値化(講義と演習) 4.工作機械の知能化技術のまとめ(発表)
教科書および参考書・リザーブドブック
特になし。講義資料を配布する。
履修に必要な予備知識や技能
制御工学の知識を有することが望ましい。
学生が達成すべき行動目標
No.
NC工作機械の知能化における現状と課題を理解して整理することができる。
NC工作機械の知能化についての基礎知識を修得し、説明することができる。
シーケンサによる情報収集をもとに、工作機械の稼働状況を把握できる。
工作機械の知能化技術を基にした、スマートマニュファクチャリングの構成と現在の生産システムを理解し、説明できる。
NC工作機械の知能化における工学倫理について理解して行動できる。
達成度評価
評価方法 試験 クイズ
小テスト
レポート 成果発表
(口頭・実技)
作品 ポートフォリオ その他 合計
総合評価割合 0 0 60 30 0 0 10 100
評価の要点
評価方法 行動目標 評価の実施方法と注意点
試験
クイズ
小テスト
レポート 工作機械の知能化技術に関する講義の内容と演習の実施結果をまとめたレポートについて、理解度と説明 方法を評価する。
成果発表
(口頭・実技)
演習の実施結果、ならびにその発表について評価する。
作品
ポートフォリオ
その他 工学倫理の観点をもとに、情報を整理できているか評価する。
具体的な達成の目安
理想的な達成レベルの目安 標準的な達成レベルの目安
1.工作機械および生産システムの最先端の動向について十分 に理解し、それを簡潔にまとめて説明することができる。 2.工作機械の知能化技術に関する基礎知識を理解し、説明す ることができる。 3.演習を通して、シーケンサによる工作機械の情報収集がで きる。 4.工作機械の信号情報を取得して稼働状況の把握ができ、こ れを活用することができる。 5.NC工作機械の知能化技術に対して工学倫理の観点からの理 解と、技術を利用することができる。 1.工作機械および生産システムの最先端の動向について理解 し、説明することができる。 2.工作機械の知能化技術に関する基礎知識を理解することが できる。 3.演習を通して、シーケンサによる工作機械の情報収集方法 が理解できる。 4.工作機械の信号情報を取得して稼働状況を観察できる。 5.NC工作機械の知能化技術に対して工学倫理の観点から理解 することができる。
※学習課題の時間欄には、指定された学習課題に要する標準的な時間を記載してあります。日々の自学自習時間全体としては、各授業に応じた時間(例えば2単位科目の場合、予習2時間・復習2時間/週)を取るよう努めてください。詳しくは教員の指導に従って下さい。
授業明細
回数 学習内容 授業の運営方法 学習課題 予習・復習 時間:分※
1 NC工作機械における知能化技術の現状と課題について 学修する。 講義 NC工作機械、生産システムにおけ る現状と課題を各自で調査してお く。 100
2 NC工作機械の制御方法と、データ収集方法、測定技術 ・方法について学修する。 講義 工作機械の制御系、情報収集方法 について調査しておく。 制御工学の内容を復習しておく。 100
3 KOM-MICS、シーケンサによる工作機械の制御・情報収 集技術・方法について学修と、演習を行う。 講義と演習 シーケンサについて調査、自己学 習をしておく。 100
4 KOM-MICS、シーケンサによる工作機械の制御・情報収 集技術・方法について学修と、演習を行う 講義と演習 KOM-MICS、シーケンサについて、 足りない知識や演習でわからない 部分の調査や、データ整理を行う 。 100
5 KOM-MICS、シーケンサによる工作機械の制御・情報収 集技術・方法について学修と、演習を行う 講義と演習 シーケンサについて、足りない知 識や演習でわからない部分の調査 や、データ整理を行う。 発表資料の作成を行う。 100
6 シーケンサによる工作機械の制御・情報収集技術・方 法について学修と、演習を行う 講義と演習、発表 演習のデータ整理、発表資料の作 成を行う。 100
7 演習結果のデータをまとめ、考察した内容を発表する 。 講義、発表 自己点検 レポート・発表資料の作成を行っ ておく。 100