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学習支援計画書(シラバス) 検索システム
機械工学専攻
対象課程 科目名 単位数 科目コード 開講時期 授業科目区分
博士前期課程(修士課程)
ロケットエンジン特論
Rocket Engines
1 2148-01 2024年度
前学期
関係科目
担当教員名
授業科目の学習・教育目標
キーワード 学習・教育目標
1.ロケット 2.液体ロケットエンジン 3.ラムジェットエンジン 4.電気推進 本講座では,人類の宇宙進出に不可欠なロケットエンジンの基本を学ぶ。具体的には,①宇 宙開発の概要とロケットの分類・歴史,②ロケットの推進原理と飛行性能,③ロケットエン ジン性能,④ラムジェットエンジン性能となる.【目標】宇宙開発やロケットについて理解 を深めるとともに,特にロケットエンジンとラムジェットエンジンの性能に関する基本的知 識を習得する.
授業の概要および学習上の助言
宇宙開発を拡大していく上では,輸送コストの大幅な低減が必要であり,究極の熱エネルギー有効利用が必須である.そのた めには,ロケットの効率を上げるために必要な知識や,打ち上げや宇宙空間での推進にそれぞれ最適なロケットエンジンの形 態について理解を深める.修士の学位取得には、本科目の修得とは別に、学位審査に合格する必要がある.
教科書および参考書・リザーブドブック
特に定めない。講義ごとに資料を配布する。
履修に必要な予備知識や技能
●学部開講の「熱力学」の知識が不可欠である.また,流れ学、流体力学を履修し、関連知識を身につけていることが前提と なる。
学生が達成すべき行動目標
No.
以下の項目を通して、技術者の責任を考え行動し、物事の本質を見出し、未知のことに積極的に挑戦できる。
ロケットのステージング、到達速度の算出法について理解し,式を導くことができる.
液体ロケットエンジンの性能について説明でき、その内容、考え方を応用できる。
ラムジェットエンジンの性能について説明でき、その内容、考え方を応用できる。
電気推進の分類と基本パラメータと,深宇宙推進に必要な将来技術について説明できる.
達成度評価
評価方法 試験 クイズ
小テスト
レポート 成果発表
(口頭・実技)
作品 ポートフォリオ その他 合計
総合評価割合 0 0 100 0 0 0 0 100
評価の要点
評価方法 行動目標 評価の実施方法と注意点
試験
クイズ
小テスト
レポート レポートにて学生が達成すべき目標の理解度を評価する。
成果発表
(口頭・実技)
作品
ポートフォリオ
その他
具体的な達成の目安
理想的な達成レベルの目安 標準的な達成レベルの目安
(1) ロケットのステージングの意味と最終到達速度について理 解し、適切に説明出来る. (2) ロケットエンジンの構成要素について理解し,性能評価方 法について適切に説明出来る. (3)電気推進の分類と基本パラメータについて理解し,適用先 について適切に説明出来る. (1) ロケットのステージングの意味と最終到達速度について概 ね理解し、説明出来る. (2) ロケットエンジンの構成要素について概ね理解し,性能評 価方法について説明出来る. (3)電気推進の分類と基本パラメータについて概ね理解し,適 用先について説明出来る.
※学習課題の時間欄には、指定された学習課題に要する標準的な時間を記載してあります。日々の自学自習時間全体としては、各授業に応じた時間(例えば2単位科目の場合、予習2時間・復習2時間/週)を取るよう努めてください。詳しくは教員の指導に従って下さい。
授業明細
回数 学習内容 授業の運営方法 学習課題 予習・復習 時間:分※
1 第1回  総論 ・宇宙開発とロケットの歴史 ・ロケット推進の原理 講義と質疑応答 各回10分間の自己点検を行う . 予習:配布資料の通読 復習:講義内容を見直して理解し ,課題に取り組む. 30 150
2 第2回 単段ロケットと多段ロケット ・単段・多段ロケットの理論 ・増速度計算 講義と質疑応答 各回10分間の自己点検を行う . 予習:配布資料の通読 復習:講義内容を見直して理解し ,課題に取り組む. 30 150
3 第3回 ロケットエンジンのノズル性能 ・ノズル理論 ・ノズル性能計算 講義と質疑応答 各回10分間の自己点検を行う . 予習:配布資料の通読 復習:講義内容を見直して理解し ,課題に取り組む. 30 150
4 第4回 液体ロケットエンジン ・推進薬とエンジンシステム ・性能計算 講義と質疑応答 各回10分間の自己点検を行う . 予習:配布資料の通読 復習:講義内容を見直して理解し ,課題に取り組む. 30 150
5 第5回 ラムジェットエンジン ・ラムジェットエンジン理論 ・性能計算 講義と質疑応答 各回10分間の自己点検を行う . 予習:配布資料の通読 復習:講義内容を見直して理解し ,課題に取り組む. 30 150
6 第6回 電気推進 ・電気推進の分類と基本性能パラメータ ・深宇宙推進へ向けた将来技術 講義と質疑応答 各回10分間の自己点検を行う . 予習:配布資料の通読 復習:講義内容を見直して理解し ,課題に取り組む. 30 150
7 第7回 ロケットエンジン特論総括  総括・全体振り返り 講義と質疑応答 各回10分間の自己点検を行う . 予習:配布資料の通読 復習:講義内容を見直して理解し ,課題に取り組む. 30 150