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学習支援計画書(シラバス) 検索システム
バイオ・化学専攻
対象課程 科目名 単位数 科目コード 開講時期 授業科目区分
博士前期課程(修士課程)
分子生物学特論
Molecular Biology
2 2769-01 2024年度
前学期
関係科目
担当教員名
授業科目の学習・教育目標
キーワード 学習・教育目標
1.ゲノム 2.遺伝子工学 3.遺伝子発現制御 4.細胞の分化 5.データ解析 遺伝子の転写・翻訳といった分子遺伝学の基礎から、細胞の発生・分化といった発生学に関 する広範囲の内容を習得する。また、最新の研究成果についても触れるので、分子生物学の 研究動向についても知る。
授業の概要および学習上の助言
講義内容を以下に示す     遺伝子の構造     遺伝子の発現制御     細胞の増殖     発生と分化 学部の「遺伝子工学」・「分子生物学」を修得していることを前提とし、その内容を発展させる。 これらの科目を修得していない学生は、関連する分野の知識を自習学習して講義に臨むことを望む。   
教科書および参考書・リザーブドブック
参考書 分子生物学超図解ノート(羊土社) 基礎から学ぶ遺伝子工学(羊土社)
履修に必要な予備知識や技能
遺伝子工学・分子生物学・細胞生物学の一般知識は必須である。
学生が達成すべき行動目標
No.
ゲノムの構造を理解する。
遺伝子の構造を理解する。
遺伝子の発現機構を理解する。
情報伝達を理解する。
細胞の分化を理解する。
達成度評価
評価方法 試験 クイズ
小テスト
レポート 成果発表
(口頭・実技)
作品 ポートフォリオ その他 合計
総合評価割合 0 20 30 40 0 0 10 100
評価の要点
評価方法 行動目標 評価の実施方法と注意点
試験
クイズ
小テスト
授業に関する基礎的小テストを複数回行う。
レポート 授業に関する復習的な内容のレポートを複数回提出してもらう。
成果発表
(口頭・実技)
授業内容に関連する内容について発表を行ってもらう。
作品
ポートフォリオ
その他 授業に取り組む態度を評価する。
具体的な達成の目安
理想的な達成レベルの目安 標準的な達成レベルの目安
遺伝子の転写・翻訳、細胞の発生・分化に関して理解し、他者 に説明することができる。 遺伝子の転写・翻訳、細胞の発生・分化に関して理解できる。
※学習課題の時間欄には、指定された学習課題に要する標準的な時間を記載してあります。日々の自学自習時間全体としては、各授業に応じた時間(例えば2単位科目の場合、予習2時間・復習2時間/週)を取るよう努めてください。詳しくは教員の指導に従って下さい。
授業明細
回数 学習内容 授業の運営方法 学習課題 予習・復習 時間:分※
1 シラバスの説明・授業運営の説明 講義と質疑応答 講義内容の予習 90
2 生化学の復習1 ・細胞内構造 ・タンパク質構造 講義と質疑応答 講義内容の復習 レポート作成 90 30
3 生化学の復習2 ・酵素反応 ・代謝経路 講義と質疑応答 講義内容の復習 レポート作成 90 30
4 遺伝子の復習1 ・核酸の構造 講義と質疑応答 小テスト 講義内容の復習 レポート作成 90 30
5 遺伝子の復習2 ・遺伝子発現調節 ・タンパク質の生産制御 講義と質疑応答 講義内容の予習 講義内容の復習 45 45
6 遺伝子の復習3 ・PCR ・組換えDNAの作製 講義と質疑応答 講義の復習 レポート作成 45 45
7 染色体について ・染色体の構造 ・メチル化について 講義と質疑応答 小テスト 講義の予習 小テストの復習 講義の復習 30 30 60
8 比較ゲノム解析について ・バイオインフォマティクスについて ・トランスポゾンについて ・遺伝的多様性について 講義と質疑応答 講義の復習 口頭発表の準備 60 60
9 遺伝子の複製について1 ・複製フォーク ・遺伝子の修復系について 講義と質疑応答 口頭発表 講義の復習 口頭発表の準備 60 60
10 遺伝子の複製について2 ・翻訳機構 ・翻訳後修飾 ・RNA干渉 講義と質疑応答 口頭発表 講義の復習 口頭発表の準備 60 60
11 ガン ・オンコジーン ・がん抑制遺伝子 ・血管新生 細胞周期 ・細胞周期の制御 ・複製チェックポイント ・リン酸化/脱リン酸化 講義と質疑応答 口頭発表 講義と復習 口頭発表の準備 60 60
12 発生と分化 ・ホメオボックス遺伝子 ・ES細胞 ・再生医療 講義と質疑応答 口頭発表 講義と復習 口頭発表の準備 60 60
13 免疫反応 ・免疫応答 ・抗体 ・エイズウイルス 講義と質疑応答 口頭発表 講義と復習 口頭発表の準備 60 60
14 小テスト 小テストとその解説 小テストの復習 120
15 授業の総復習 講義と質疑応答 授業の復習 120