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学習支援計画書(シラバス) 検索システム
バイオ・化学専攻
対象課程 科目名 単位数 科目コード 開講時期 授業科目区分
博士前期課程(修士課程)
基礎生物機能学特論
Principles of Bio-Function
2 2771-01 2024年度
前学期
関係科目
担当教員名
授業科目の学習・教育目標
キーワード 学習・教育目標
1.生物機能学 2.生物の進化 3.情報処理機能 4.運動機能 基礎生物機能学特論では、単細胞から多細胞生物の動物を対象に、その諸機能について進化 の過程での様々な現象を基礎に学習する。これらの動物の機能と形態は共通する部分と異な る部分がある。そのため今日の急速なバイオテクノロジーの進歩を理解して応用したり、脳 ・神経系の情報処理機構や様々な運動機能のメカニズムを理解するために、本科目では、単 細胞から多細胞生物への移行過程で生じた様々な機能と形態変化について学習することによ り、動物における個々の部品の役割とその総体としての機能の理解を目指す。
授業の概要および学習上の助言
本科目では、進化の過程で生じた基本的な生命物現象および単細胞生物から多細胞生物への移行過程での様々な器官の役割に ついて学習する。したがって、学部において学習した生物系の学習内容をもう一度復習してから授業に臨んで欲しい。また、 学習する内容の多くが実験によって得られた研究成果であり、研究がどのように発展するのかということも、自身の修士研究 と比較しながら考えられるようになることが望まれる。
教科書および参考書・リザーブドブック
細胞の分子生物学 
履修に必要な予備知識や技能
助言として示した学部で学習した内容の復習に加え、原著論文の購読に英文の読解力を必要とする。 講義を理解する上で、一般的な生物学、分子生物学、生化学、物理化学の基礎知識を持っていることが前提になる。話題にす る生命現象および動物の様々な機能とそれに伴う形態変化の理解のためには、学部で学習した生物に関する知識を土台とする ため、講義の前に、それぞれの現象が認識できる程度の復習が必要である。
学生が達成すべき行動目標
No.
原始生命がどのようにして誕生したかを理解し、説明できる。
単細胞の動物における各種の機能を理解し、説明できる。
動物の発生の過程を理解し、説明できる。
脳・神経系での情報処理機能を理解し、説明できる。
動物での運動系の構造と機能を理解し、説明できる。
達成度評価
評価方法 試験 クイズ
小テスト
レポート 成果発表
(口頭・実技)
作品 ポートフォリオ その他 合計
総合評価割合 20 20 30 20 0 0 10 100
評価の要点
評価方法 行動目標 評価の実施方法と注意点
試験
クイズ
小テスト
レポート
成果発表
(口頭・実技)
作品
ポートフォリオ
その他
具体的な達成の目安
理想的な達成レベルの目安 標準的な達成レベルの目安
生物の進化の過程を理解して現在の様々な生物にどの様に反映 されたかの観点から、基本的な生命現象および動物の運動系や 脳神経系、さらに重要な器官系の構造と機能を説明することが できる。 基本的な生命現象および動物の運動系や脳神経系やその他の器 官の構造と機能を説明することができる。
※学習課題の時間欄には、指定された学習課題に要する標準的な時間を記載してあります。日々の自学自習時間全体としては、各授業に応じた時間(例えば2単位科目の場合、予習2時間・復習2時間/週)を取るよう努めてください。詳しくは教員の指導に従って下さい。
授業明細
回数 学習内容 授業の運営方法 学習課題 予習・復習 時間:分※
1 第1回:オリエンテーション、進化の過程の概要、生 命の誕生 学生の実情に合わせた講義 生命科学の概要を学ぶ 180
第2回:RNAワールドからDNAワールドへ、細胞 の起源、原核生物と真核生物 学生と相談しつつ講義する セントラルドグマの確認 180
第3回:地質時代と生物の変遷、特に無脊椎動物と脊 椎動物の進化について器官形成について 学生と相談しつつ講義する 器官と期間形成の分子生物学 180
第4回:魚類、カエルおよびヒトの発生過程 学生と相談しつつ講義する 発生とその分子機構 180
第5回:各器官の構造と機能の面から見た魚類とヒト の比較 学生と相談しつつ講義する ゼブラフィッシュの最近の研究の 話題 180
脳神経系の情報処理機構や様々な運動機能のメカニズ ム1 学生の実情に合わせて講義を 行う 脳神経系の基本について学ぶ4 180
脳神経系の情報処理機構や様々な運動機能のメカニズ ム2 学生の実情に合わせて講義を 行う 脳神経系の情報処理の基本の説明 180
脳神経系の情報処理機構や様々な運動機能のメカニズ ム3 学生の実情に合わせて講義を 行う 脳神経系の情報処理の説明 180
脳神経系の情報処理機構や様々な運動機能のメカニズ ム4 学生の実情に合わせて講義を 行う 情報処理機構から運動機能発現へ 180
10 脳神経系の情報処理機構や様々な運動機能のメカニズ ム5 学生の実情に合わせて講義を 行う1 情報処理機構から運動機能発現へ 2 180
11 器官組織の機能とバイオテクノロジー1 学生の実情に合わせて講義を 行う バイオテクノロジーの基本の説明 ができるようにする 180
12 器官組織の機能とバイオテクノロジー2 学生の実情に合わせて講義を 行う バイオテクノロジーの基本の説明 ができるようにする 180
13 器官組織の機能とバイオテクノロジー3 学生の実情に合わせて講義を 行う バイオテクノロジーの基本の説明 ができるようにする 180
14 器官組織の機能とバイオテクノロジー4 学生の実情に合わせて講義を 行う バイオテクノロジー最近の進歩に ついて説明ができるようにする 180
15回 達成度の評価を行う 発表や提出物より達成度の評 価を行う 提出物の確認を行う 180