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学習支援計画書(シラバス) 検索システム
ビジネスアーキテクト専攻
対象課程 科目名 単位数 科目コード 開講時期 授業科目区分
修士課程
時空間情報システム特論
2 2980-01 2024年度
前学期
関係科目
担当教員名
授業科目の学習・教育目標
キーワード 学習・教育目標
1.VR/AR/MR 2.3Dデータ 3.3次元計測 4.3Dモデリング/マッピング 5.時空間情報 エンターテイメントから教育、産業分野へとその活用が期待されている動的3Dコンテンツを 社会課題解決策やビジネスで活用できる技能を修得する。本特論では物理空間中に存在する 物体の3次元計測技術の基礎を理解し、演習を通じてモデリング・マッピング技法を習得す る。さらに、ITシステムとしての構築方法にも触れ、情報システムデザイン素養を身に着 ける。
授業の概要および学習上の助言
授業演習において、様々な開発環境を自身のPCにインストールすることになる。また、3D演算は大きな処理量を必要とするこ とから、ストレージ容量・CPU性能の高いハイエンドノートPCもしくはデスクトップPCを準備しておくことを推奨する。
教科書および参考書・リザーブドブック
ゼロからわかる3次元計測 ―3Dスキャナ,LIDARの原理と実践―,坂本静生著,オーム社,ISBN-10:4274228827
履修に必要な予備知識や技能
高校数学レベルの三角関数、ベクトル演算、三角測量の知識は必須となる。
学生が達成すべき行動目標
No.
物理空間にある物体をどのようにデータ化するかを説明できる。
複数の計測方法の中から状況に対してどれが最適かを決定できる。
モデルを任意の空間座標内に配置させることができる。
指定する視点からのモデルの見え方を数式で説明することができる。
時間移動体の計測情報を可視化するシステムを構築することができる。
達成度評価
評価方法 試験 クイズ
小テスト
レポート 成果発表
(口頭・実技)
作品 ポートフォリオ その他 合計
総合評価割合 0 0 30 30 30 0 10 100
評価の要点
評価方法 行動目標 評価の実施方法と注意点
試験
クイズ
小テスト
レポート 3D計測技術の基礎習得をレポート課題で評価する
成果発表
(口頭・実技)
演習課題の発表を通じてモデリング・マッピング技法の習得を評価する
作品 作品課題を通じてITシステムとしてのデザイン力を評価する
ポートフォリオ
その他 授業の取組み姿勢を総合的に評価する
具体的な達成の目安
理想的な達成レベルの目安 標準的な達成レベルの目安
現実空間上の複雑な物体のデータ化を説明できる。 計測方法の特徴から状況に応じた方法を選択できる。 モデルを任意の空間座標内に配置させることができる。 任意の視点からのモデルの見え方を数式で表現できる。 時間移動体の計測情報を可視化するシステムを構築できる。 単純な形状を例に空間上物体のデータ化を説明できる。 計測方法の種類を説明できる。 単純な形状の物体データを可視化できる。 視点を変えた物体の見え方を説明できる。 変化する位置情報に沿った空間上軌跡を可視化できる。
※学習課題の時間欄には、指定された学習課題に要する標準的な時間を記載してあります。日々の自学自習時間全体としては、各授業に応じた時間(例えば2単位科目の場合、予習2時間・復習2時間/週)を取るよう努めてください。詳しくは教員の指導に従って下さい。
授業明細
回数 学習内容 授業の運営方法 学習課題 予習・復習 時間:分※
1 3次元計測技術の基礎(1) 輪講 指定範囲の予習 240
2 3次元計測技術の基礎(2) 輪講 指定範囲の予習 240
3 3次元計測技術の基礎(3) 輪講 指定範囲の予習 レポート課題 240 180
4 アクティブ型三角測量(1) 演習 指定範囲の予習・復習 240
5 アクティブ型三角測量(2) 演習 指定範囲の予習・復習 240
6 アクティブ型三角測量(3) 演習 指定範囲の予習・復習 240
7 アクティブ型三角測量(4) 発表 指定範囲の予習・復習 発表準備 240 180
8 フォトグラメトリによる3Dモデリング&マッピング(1 ) 演習 指定範囲の予習・復習 240
9 フォトグラメトリによる3Dモデリング&マッピング(2 ) 演習 指定範囲の予習・復習 240
10 フォトグラメトリによる3Dモデリング&マッピング(3 ) 演習 指定範囲の予習・復習 240
11 フォトグラメトリによる3Dモデリング&マッピング(4 ) 発表 指定範囲の予習・復習 発表準備 240 180
12 時空間情報システムの構築(1) 実習 指定範囲の予習・復習 課題実施 240 180
13 時空間情報システムの構築(2) 実習 指定範囲の予習・復習 課題実施 240 180
14 時空間情報システムの構築(3) 実習 指定範囲の予習・復習 課題実施 240 180
15 時空間情報システムの構築(4) 作品発表 指定範囲の予習・復習 発表準備 240 180