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「学習支援計画書の説明」「繊維体積含有率測定法」
「樹脂の粘弾性評価法」
本科目の講義方針および「複合材料評価技術」の全体
像を解説し、複合材料を理解する上での基本概念を説
明する。繊維体積含有率測定法および樹脂粘弾性評価
法について、演習を交えながらベースとなる学問的知
識に基づいて解説する。講義の最後に振り返りをおこ
なう。また、その内容についてレポートを課す。 |
講義、演習、振り返り |
講義内容に関連する知識について
予習しておく。
理解不足の点について復習すると
ともに、レポートを作成して次週
に提出する |
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「樹脂の結晶化度測定法」「含有官能基評価法」
先進複合材料の主要な母材である結晶性高分子は、そ
の結晶化度によって力学特性が大きく変化する。また
、繊維や樹脂表面にどのような官能基がどの程度存在
するかによって、界面での特性が大きく変化する。演
習を交えながらベースとなる学問的知識に基づいて解
説する。講義の最後に振り返りをおこなう。 |
講義、演習、振り返り |
講義内容に関連する知識について
予習しておく。
理解不足の点について復習する。 |
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3 |
「サンヴナンの原理」「引張試験法」
引張試験は、材料試験の中でもっとも基本的なもので
ある。材料試験の前提となるサンヴナンの原理、引張
試験法について、演習を交えながらベースとなる学問
的知識に基づいて解説する。講義の最後に振り返りを
おこなう。 |
講義、演習、振り返り |
講義内容に関連する知識について
予習しておく。
理解不足の点について復習する。 |
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4 |
「応力・ひずみ測定法」「画像相関法」
材料試験時に有用な応力・ひずみ測定法、非接触でひ
ずみを計測する方法としてきわめて汎用性・応用性の
高い方法のひとつである画像相関法について、ベース
となる学問的知識に基づいて解説する。講義の最後に
振り返りをおこなう。また、その内容についてレポー
トを課す。 |
講義、質疑、振り返り |
講義内容に関連する知識について
予習しておく。
理解不足の点について復習すると
ともに、レポートを作成して次週
に提出する。 |
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5 |
「曲げ試験法」「層間せん断試験法」
曲げ試験は、その簡便さから複合材料の破壊特性評価
に多く用いられる。また、スパンを短くすると、曲げ
応力よりもせん断応力がクリティカルとなるので、同
じ方法を用いて層間せん断試験をおこなうことが可能
である。曲げ試験法と層間せん断試験法について、材
料力学を中心に演習を交えながらベースとなる学問的
知識に基づいて解説する。講義の最後に振り返りをお
こなう。また、その内容についてレポートを課す。 |
講義、演習、振り返り |
講義内容に関連する知識について
予習しておく。
理解不足の点について復習すると
ともに、レポートを作成して次週
に提出する。 |
100
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6 |
「圧縮試験法」
繊維強化複合材料において圧縮破壊は重要な破壊モー
ドのひとつであるため、圧縮試験法についてベースと
なる学問的知識に基づいて解説する。講義の最後に振
り返りをおこなう。また、その内容についてレポート
を課す。 |
講義、質疑、振り返り |
講義内容に関連する知識について
予習しておく。
理解不足の点について復習すると
ともに、レポートを作成して次週
に提出する。 |
100
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7 |
「中間試験」
第1回から第6回の講義内容について筆記試験を実施
し、その理解度を確認する。また、試験問題の解説を
おこなう。 |
試験、解説 |
第1回から第6回の内容を復習す
る。
理解不足の点について復習する。 |
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8 |
「破壊じん性」「破壊じん性試験法」
あらかじめ損傷や欠陥のある材料の破壊特性は、材料
力学ではなく破壊力学によって記述される。ここでは
、破壊じん性試験法の導入として、破壊力学に基づく
破壊じん性の考え方について解説する。さらに、破壊
じん性試験法について、ベースとなる学問的知識に基
づいて解説する。講義の最後に振り返りをおこなう。
また、その内容についてレポートを課す。 |
講義、演習、振り返り |
講義内容に関連する知識について
予習しておく。
理解不足の点について復習すると
ともに、レポートを作成して次週
に提出する。 |
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9 |
「層間破壊じん性試験法」
破壊じん性の考え方は、複合材料積層板の層間破壊特
性においても重要である。ここでは、層間破壊じん性
試験法について、ベースとなる学問的知識に基づいて
解説する。講義の最後に振り返りをおこなう。また、
その内容についてレポートを課す。 |
講義、質疑、振り返り |
講義内容に関連する知識について
予習しておく。
理解不足の点について復習すると
ともに、レポートを作成して次週
に提出する。 |
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10 |
「衝撃試験法」「衝撃後圧縮試験法」
複合材料積層板は、面外からの衝撃にきわめて敏感で
あり、内部に大規模な損傷を発生させることが知られ
ている。この場合、衝撃により内部に損傷を受けた積
層板が圧縮荷重を受けると、その強度が大きく低下す
るため、航空機構造などで重要な評価項目となってい
る。衝撃試験法と衝撃後圧縮試験法について、ベース
となる学問的知識に基づいて解説する。講義の最後に
振り返りをおこなう。また、その内容についてレポー
トを課す。 |
講義、質疑、振り返り |
講義内容に関連する知識について
予習しておく。
理解不足の点について復習すると
ともに、レポートを作成して次週
に提出する。 |
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11 |
「超音波探傷試験法」「アコースティックエミッショ
ン法」
複合材料内部の損傷・破壊プロセスを詳細に調べるこ
とは、そのメカニズムの解明だけでなく、微視構造制
御による材料特性の向上にも活かされる。超音波探傷
試験法とアコースティックエミッション法について、
ベースとなる学問的知識に基づいて解説する。講義の
最後に振り返りをおこなう。また、その内容について
レポートを課す。 |
講義、質疑、振り返り |
講義内容に関連する知識について
予習しておく。
理解不足の点について復習すると
ともに、レポートを作成して次週
に提出する。 |
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12 |
「疲労試験法」
複合材料の耐久性評価のために、疲労試験はきわめて
重要である。ここでは、疲労試験法について、ベース
となる学問的知識に基づいて解説する。講義の最後に
振り返りをおこなう。 |
講義、質疑、振り返り |
講義内容に関連する知識について
予習しておく。
理解不足の点について復習する。 |
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13 |
「疲労試験法演習」
疲労試験法について、演習を実施する。 |
演習 |
講義内容に関連する知識について
予習しておく。
理解不足の点について復習する。 |
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14 |
「期末試験」
第8回から第13回の講義内容について筆記試験を実
施し、その理解度を確認する。また、試験問題の解説
をおこなう。 |
試験、解説 |
第8回から第13回の内容を復習
する。
理解不足の点について復習する。 |
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15 |
「自己点検授業」
全体の振り返りをおこなう。各自の達成度について自
己点検と確認をおこなう。 |
自己点検 |
総合的な復習により理解を深める
。 |
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