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学習支援計画書(シラバス) 検索システム
臨床心理学専攻
対象課程 科目名 単位数 科目コード 開講時期 授業科目区分
修士課程
心理学研究法特論
Method of Psychological Research
2 8955-01 2024年度
前学期
関係科目
担当教員名
授業科目の学習・教育目標
キーワード 学習・教育目標
1.実験法 2.調査法 3.観察法 4.検査法 この講義では,現代の心理学研究で用いられる方法について学ぶ。この中で,研究にはいく つかの種類と目的,それに合わせた方法,分析手段・結果のまとめ方があることを理解する ことが必要である。受講生は,講義を通じて得た知識を,自らの研究活動に活用していくこ とが望まれる
授業の概要および学習上の助言
この講義では,多様な心理学研究を理解するための基本的な研究法について学ぶ。この中で,それぞれの研究法(例えば実験 ,観察,調査,検査など)の留意点を解説する。受講生は,研究活動にどのようなものがあるのか,どういった目的で行われ ているのかについて,テキストを予習しておくことが望ましい。  この講義では,知識を得るだけでなく,得た知識を実際の自ら関心のある先行研究を調査し,それを参考に研究計画を立て る演習を行う。
教科書および参考書・リザーブドブック
心理学研究法 補訂版 高野陽太郎・岡隆[編] 有斐閣アルマ
履修に必要な予備知識や技能
・テキストを購入しておくこと ・大学生時代に使用したテキストを用意しておくこと
学生が達成すべき行動目標
No.
研究のいくつかの種類について,長所と短所を説明できる
心理学研究の上で,剰余変数などの特に考慮しなければならない点をいくつか説明できる
実験と偽実験の違いを述べることができる
研究結果の一般性について説明できる
達成度評価
評価方法 試験 クイズ
小テスト
レポート 成果発表
(口頭・実技)
作品 ポートフォリオ その他 合計
総合評価割合 40 30 0 15 0 0 15 100
評価の要点
評価方法 行動目標 評価の実施方法と注意点
試験 講義の14回目にすべての範囲を対象に試験を実施する
クイズ
小テスト
講義の進捗状況に応じて,数回,小テストを行う。
レポート
成果発表
(口頭・実技)
講義で理解した内容について,自分なりの考えを整理し,発表を行う。
作品
ポートフォリオ
その他 講義への参加,出席状況などを総合的に判断する
具体的な達成の目安
理想的な達成レベルの目安 標準的な達成レベルの目安
心理学における研究法を理解し,種類,実施方法,結果の整理 ,公表の仕方までの作業を説明できる。また各研究法の特徴と 限界を理解し,自ら研究の計画を立てることができる。 心理学における研究法を理解し,種類,実施方法,結果の整理 ,公表の仕方までの作業を説明できる。
※学習課題の時間欄には、指定された学習課題に要する標準的な時間を記載してあります。日々の自学自習時間全体としては、各授業に応じた時間(例えば2単位科目の場合、予習2時間・復習2時間/週)を取るよう努めてください。詳しくは教員の指導に従って下さい。
授業明細
回数 学習内容 授業の運営方法 学習課題 予習・復習 時間:分※
1 オリエンテーション 研究法概説 科学と実証 ガイダンス 講義 復習 60
実験と観察 講義・討論 復習 60
実証の手続き 講義・討論 振り返り 復習 60
独立変数の操作 講義・討論 小テスト 復習 60
従属変数の測定 講義・討論 復習 60
剰余変数の統制 講義・討論 復習 60
様々な実験法 講義・討論 振り返り 復習 60
心理学に特有な問題 中間試験 講義・討論 試験 復習 60
調査法 講義・討論 復習 60
10 観察法 講義・討論 復習 60
11 検査法 講義・討論 小テスト 復習 60
12 面接法 講義・討論 復習 60
13 研究の実施と結果の解釈 講義・討論 振り返り 復習 60
14 第14週  振り返りと試験 振り返り 試験 復習 60
15 試験結果の確認とこれまでの振り返 振り返り 自己点検 復習 60