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学習支援計画書(シラバス) 検索システム
機械工学専攻
対象課程 科目名 単位数 科目コード 開講時期 授業科目区分
博士前期課程(修士課程)
エネルギーマネジメント特論
Energy Management
1 2125-01 2024年度
後学期
関係科目
担当教員名
授業科目の学習・教育目標
キーワード 学習・教育目標
1.エネルギーの最適形態 2.エクセルギー 3.エネルギー源 4.エネルギー発生装置 5.環境(CO2の削減) 熱の使用量とその質には,エクセルギーが深く関わっている.エネルギーの最適な利用法を 検討することは,エクセルギー,さらには環境問題に直結する内容である.そのため,環境 負荷の低減を目指したエネルギー効率について具体例を通して学ぶ.その目標として,熱が エネルギーに変換され,その際のエクセルギーについて理解し,説明することができる.さ らに,環境負荷を考慮した設計に応用できる.
授業の概要および学習上の助言
エネルギーや環境問題に対する関心が高まり,熱エネルギーの有効利用とエネルギーの多様化が注目されている.本科目では ,エネルギーの効率的な利用法について講義を行う.その中で,環境負荷の小さい化石燃料に代わる自然エネルギーについて も触れる.さらに,両者を比較しながら,その特性の違いについても学ぶ.各種技術が高性能化に向けて進んでいる実情に触 れ,それらを踏まえて,熱エネルギーの有効利用に対する概念と環境にも影響を及ぼす総括的な理解を得ることを主眼とする .
教科書および参考書・リザーブドブック
特に定めない.講義ごとに必要な資料を配布する.
履修に必要な予備知識や技能
学部開講の「熱力学」の知識が不可欠である.また,流れ学,流体力学,熱移動工学を履修し,関連知識を身につけているこ とが前提となる.
学生が達成すべき行動目標
No.
以下の項目を通して,技術者の責任を考え行動し,物事の本質を見出し,未知のことに積極的に挑戦できる.
利用形態における,機械効率や変換効率を理解できる.
有効なエネルギーに関するエクセルギーを理解し,エクセルギーを計算することができる.
化石燃料の利用の現状や用途を理解し,実際例示することができる.
化石燃料の代替となる自然エネルギーの特性を理解し,その効率を理解することができる.
これらのエネルギー効率を理解し,環境に及ぼす熱エネルギーについて理解することができる.
達成度評価
評価方法 試験 クイズ
小テスト
レポート 成果発表
(口頭・実技)
作品 ポートフォリオ その他 合計
総合評価割合 0 0 90 10 0 0 0 100
評価の要点
評価方法 行動目標 評価の実施方法と注意点
試験
クイズ
小テスト
レポート レポートにて,学生が達成すべき目標の理解度を評価する.
成果発表
(口頭・実技)
レポートの内容に従った口頭発表にて,学生が達成すべき目標の理解度を評価する.
作品
ポートフォリオ
その他
具体的な達成の目安
理想的な達成レベルの目安 標準的な達成レベルの目安
熱の使用量とその質には,エクセルギーが深く関わっている. エネルギーの最適な利用法を検討することは,エクセルギー, さらには環境問題に直結する内容である.そのため,環境負荷 の低減を目指したエネルギー効率について具体例を通して説明 でき,環境負荷を考慮した設計に応用できる. 熱の使用量とその質には,エクセルギーが深く関わっている. エネルギーの最適な利用法を検討することは,エクセルギー, さらには環境問題に直結する内容である.そのため,環境負荷 の低減を目指したエネルギー効率について具体例を通して説明 できる.
※学習課題の時間欄には、指定された学習課題に要する標準的な時間を記載してあります。日々の自学自習時間全体としては、各授業に応じた時間(例えば2単位科目の場合、予習2時間・復習2時間/週)を取るよう努めてください。詳しくは教員の指導に従って下さい。
授業明細
回数 学習内容 授業の運営方法 学習課題 予習・復習 時間:分※
1 第1回  概要,エネルギー源 →化石燃料(石油,LNG) →自然エネルギー(太陽エネルギー,バイオマス,風 力,水力) →その他(プルトニウム) 講義と質疑応答 各回10分間の自己点検を行う . 予習:配布資料の通読 復習:講義内容を見直して理解し ,課題に取り組む. 30 150
2 第2回  発生装置 →蒸気タービン,蒸気発生器 →太陽光パネル,ボイラー,風車,水車 →蒸気タービン,蒸気発生器 講義と質疑応答 各回10分間の自己点検を行う . 予習:配布資料の通読 復習:講義内容を見直して理解し ,課題に取り組む. 30 150
3 第3回 利用上の最適形態 →熱源と利用  →人間が利用している熱源を例示して解説 講義と質疑応答 各回10分間の自己点検を行う . 予習:配布資料の通読 復習:講義内容を見直して理解し ,課題に取り組む. 30 150
4 第4回 環境 →CO2の削減,CO2回収装置 講義と質疑応答 各回10分間の自己点検を行う . 予習:配布資料の通読 復習:講義内容を見直して理解し ,課題に取り組む. 30 150
5 第4回 エクセルギー 課題→例示を決定,現状,改善案等を検討(PDCA,CD IO) 講義と質疑応答 各回10分間の自己点検を行う . 予習:配布資料の通読 復習:講義内容を見直して理解し ,課題に取り組む. 30 150
6 第6回 演習(討論) 講義と質疑応答 各回10分間の自己点検を行う . 予習:配布資料の通読 復習:講義内容を見直して理解し ,課題に取り組む. 30 150
7 第7回 発表とまとめ 講義と質疑応答 各回10分間の自己点検を行う . 予習:配布資料の通読 復習:講義内容を見直して理解し ,課題に取り組む. 30 150