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学習支援計画書(シラバス) 検索システム
機械工学専攻
対象課程 科目名 単位数 科目コード 開講時期 授業科目区分
博士前期課程(修士課程)
生体応用モビリティ特論
Bio-inspired Mobility
1 2131-01 2024年度
後学期
関係科目
担当教員名
授業科目の学習・教育目標
キーワード 学習・教育目標
1.移動機構 2.センシング 3.エネルギー 4.生物学 生物は脚や翼やひれなどの推進のための器官をもち,目,耳,鼻などのセンサと併用するこ とで,高効率で自由な移動を実現している.生物を参考に,人工的な機械システム上でこの 機能を実現するために必要な,力学理論,機構設計論,制御のためのセンシング,長期的に 運用するためのエネルギーマネジメントについて学ぶ.
授業の概要および学習上の助言
生体の高性能・高効率な移動機能を機械に応用するにあたって,移動の仕組み,移動機構,エネルギーマネジメント,センサ を利用した動作,地図情報を使ったナビゲーションの面から分析する.力学,生物学の基礎知識を修得し,それに基づく既存 の機械の分析,新しい機械の設計を扱う. 予習復習を十分に行い,授業では活発な質疑応答,ディスカッションを求める.必要に応じて文献調査を行う.既存の機械工 学の枠にとらわれず,柔軟な発想を持つこと.話題提供も歓迎する.
教科書および参考書・リザーブドブック
特に指定しない.
履修に必要な予備知識や技能
数学・物理の基礎的な能力.英語の文献調査スキル.
学生が達成すべき行動目標
No.
生物の移動機能の原理を理解できる.
移動機構の力学について理解できる.
移動に必要なエネルギーについて理解できる.
移動のためのセンシングについて理解できる.
ナビゲーションについて理解できる.
生物の機能を応用した移動機械の設計解析ができる.
達成度評価
評価方法 試験 クイズ
小テスト
レポート 成果発表
(口頭・実技)
作品 ポートフォリオ その他 合計
総合評価割合 0 50 20 30 0 0 0 100
評価の要点
評価方法 行動目標 評価の実施方法と注意点
試験
クイズ
小テスト
毎回の授業中に小テストを実施する.
レポート 生体応用モビリティに関連した機構解析,設計のレポートを課す.
成果発表
(口頭・実技)
生体応用モビリティに関する調査,アイデアの発表の時間を設ける.
作品
ポートフォリオ
その他
具体的な達成の目安
理想的な達成レベルの目安 標準的な達成レベルの目安
標準的な達成レベルに加え, 生物の機能を応用した移動機械システムの設計解析ができる. 生物の移動機能の原理を理解できる. 移動機構の力学について理解できる. 移動に必要なエネルギーについて理解できる. 移動のためのセンシングについて理解できる. ナビゲーションについて理解できる.
※学習課題の時間欄には、指定された学習課題に要する標準的な時間を記載してあります。日々の自学自習時間全体としては、各授業に応じた時間(例えば2単位科目の場合、予習2時間・復習2時間/週)を取るよう努めてください。詳しくは教員の指導に従って下さい。
授業明細
回数 学習内容 授業の運営方法 学習課題 予習・復習 時間:分※
1 ガイダンス,移動の仕組み.モビリティとは? 講義と小テスト 復習 60
2 移動のためのエネルギー 講義と小テスト 予習 復習 60 60
3 移動機構の制御 講義と小テスト 予習 復習 60 60
4 ナビゲーション 講義と小テスト 予習 復習 60 60
5 移動のためのセンシング 講義と小テスト 予習 復習 60 60
6 移動のための設計 講義と小テスト 予習 復習 60 60
7 モビリティに関する研究例,開発事例調査発表 プレゼンテーションとディス カッション 予習 復習 180 30