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学習支援計画書(シラバス) 検索システム
環境土木工学専攻
対象課程 科目名 単位数 科目コード 開講時期 授業科目区分
博士前期課程(修士課程)
建設材料学特論
Advanced Construction Materials
2 2340-01 2024年度
後学期
関係科目
担当教員名
授業科目の学習・教育目標
キーワード 学習・教育目標
1.材料科学 2.コンクリート 3.舗装材料 4.耐久性設計、維持管理 5.地域連携(産業副産物) 環境や施工条件を考慮して、土木構造物の適切な設計・施工・維持管理ができるようになる ために、材料科学および施工に関する高度な専門的な知識を習得する。
授業の概要および学習上の助言
本科目では、環境土木分野における建設材料の高度な知識を深め、土木構造物の設計・施工・維持管理に資する応用能力を高 めるために、以下のような内容を分かり易く説明する。 1.建設材料の種類と特徴(無機材料、有機材料、複合材料、瀝青材料など) 2.コンクリート(配合および施工計画) 3.金属材料、複合材料および高分子材料 4.舗装材料 5.耐久性設計、維持管理 6.環境に配慮した建設材料
教科書および参考書・リザーブドブック
適宜、参考資料を配布
履修に必要な予備知識や技能
学部の専門科目である構造力学、環境材料学、鉄筋コンクリート工学および防災工学Ⅰに関する知識を習得していること。
学生が達成すべき行動目標
No.
各種建設材料の特徴を説明することができる。
環境および施工条件を考慮し適切なコンクリートの施工計画が立案できる。
特殊コンクリートの用途や特徴を説明することができる。
舗装材料の特徴を説明することができる。
耐久性設計、維持管理に関して説明することができる。
地球環境や地域環境に配慮した建設材料を説明することができる。
達成度評価
評価方法 試験 クイズ
小テスト
レポート 成果発表
(口頭・実技)
作品 ポートフォリオ その他 合計
総合評価割合 0 0 40 30 0 0 30 100
評価の要点
評価方法 行動目標 評価の実施方法と注意点
試験
クイズ
小テスト
レポート キーワードに関連する内容をレポート課題とする。
成果発表
(口頭・実技)
キーワードに関連する内容を口頭発表(グループ討議)する。
作品
ポートフォリオ
その他 その他は、授業中の質疑応答、演習課題への取組み状況等から総合的に評価する。
具体的な達成の目安
理想的な達成レベルの目安 標準的な達成レベルの目安
種々の建設材料の特徴を理解したうえで、実構造物の設計・施 工・維持管理に適用・応用できる。 建設材料の特徴を理解したうえで、実構造物の設計・施工・維 持管理に適用できる。
※学習課題の時間欄には、指定された学習課題に要する標準的な時間を記載してあります。日々の自学自習時間全体としては、各授業に応じた時間(例えば2単位科目の場合、予習2時間・復習2時間/週)を取るよう努めてください。詳しくは教員の指導に従って下さい。
授業明細
回数 学習内容 授業の運営方法 学習課題 予習・復習 時間:分※
第1週 建設材料の特徴 ・建設材料の分類と規格 ・各種材料の性質 講義と質疑。 講義内容の確認・復習と次回講義 内容の予習。 100
第2週 コンクリート材料 ・コンクリート材料の特徴(復習) ・レディーミクストコンクリート 講義と質疑。 講義内容の確認・復習と次回講義 内容の予習。 100 100
第3週 コンクリート材料 ・施工性能にもとづくコンクリートの配合設計 ・コンクリート工事における施工計画 講義と質疑。 講義内容の確認・復習と次回講義 内容の予習。 100 100
第4週 特殊コンクリート ・高強度コンクリート ・高流動コンクリート 講義と質疑。 講義内容の確認・復習と次回講義 内容の予習。 100 100
第5週 コンクリートの劣化と耐久性設計 ・劣化のメカニズム ・耐久性設計 講義と質疑。 講義内容の確認・復習と次回講義 内容の予習。 100 100
第6週 金属材料、複合材料 ・金属材料の特徴と種類 ・複合材料 講義と質疑。 講義内容の確認・復習と次回講義 内容の予習。 100 100
第7週 環境に配慮した建設材料 ・環境低負荷型の建設材料 ・地産地消の考え方 講義と質疑。 講義内容の確認・復習と次回講義 内容の予習。 100 100
第8週 舗装の種類について ・舗装の種別と構造の違い ・アスファルト舗装とコンクリート舗装の特徴 講義と質疑。 講義内容の確認・復習と次回講義 内容の予習。 100 100
第9週 アスファルト舗装 ・アスファルト混合物の施工 ・品質管理上のポイント 舗装工事の現場見学 工事概要の確認・見学で得られた 情報の復習 100 100
第10週 舗装用骨材の特徴 ・舗装用骨材の分類と規格 ・各種材料の性質 講義と質疑。 講義内容の確認・復習と次回講義 内容の予習。 100 100
第11週 アスファルト材料 ・アスファルトの製造方法と種類 ・アスファルト乳剤の特徴と性質 講義と質疑。 講義内容の確認・復習と次回講義 内容の予習。 100 100
第12週 アスファルト舗装(2) ・アスファルト混合物の配合設計 ・アスファルト混合物の製造と運搬 プラントの現地見学 プラント概要の確認・見学で得ら れた情報の復習 100 100
第13週 アスファルト舗装の供用性について ・劣化のメカニズムと損傷形態 ・点検調査および評価方法について ・PMSについて 講義と質疑。 講義内容の確認・復習と次回講義 内容の予習。 100 100
第14週 コンクリート舗装方法について ・材料、構造設計の特徴と施工方法 ・損傷実態と補修方法について 講義と質疑。 講義内容の確認・復習と次回講義 内容の予習。 100 200
第15週 その他の舗装材料 ・防水工について ・各種補修材の特徴 講義と質疑。 講義内容の確認・復習 全体を通した振り返り 自己点検 100