1 |
講義のガイダンス、高性能計算および並列処理の導入
計算機の歴史における高性能計算および並列処理の位
置づけを概観し,並列処理の重要性と利用の実際を学
ぶ.並列プログラミングに使用するPC環境などを確認
する。 |
講義 |
復習(講義内容を確認し、開発に
使用するプログラミング言語を決
定する。)
講義中で指定した並列処理ライブ
ラリのインストールおよび環境設
定 |
30
170 |
2 |
並列プログラミング(導入、基本的な通信)
各自のノートPCの性能諸元を確認し,さらに各自のノ
ートPCでごく基本的な並列プログラムを実行する.
計算機アーキテクチャと並列処理プログラムの関係を
学ぶ. |
講義とコンピュータ演習 |
復習(基礎的な並列プログラムの
実行など) |
200 |
3 |
並列プログラム(集団通信を用いた集約計算) |
講義とコンピュータ演習 |
復習(講義時に提示したサンプル
の理解、コンピュータ演習) |
200 |
4 |
並列プログラム(実行時間計測とファイルI/O) |
講義とコンピュータ演習 |
復習(講義時に提示したサンプル
の理解、コンピュータ演習) |
200 |
5 |
基礎的な数値計算の並列プログラミングと性能評価の
実際
基礎的な数値計算問題の内容と用途を学び,逐次処理
と並列処理でプログラムを実装する.
性能評価手法を学び,自分で実装したプログラムを各
自の計算機環境上で性能評価する. |
講義とコンピュータ演習 |
復習(講義時に提示したサンプル
の理解、コンピュータ演習)
予習(口頭発表1の準備) |
100
100 |
6 |
口頭発表1:逐次処理プログラムの性能評価
各自が並列処理を行う予定プログラムの、逐次版を実
装し,性能評価した結果を発表する.
今後の並列処理の方針を示すことが望ましい。
口頭発表のための資料を作成し,レポート1とする. |
口頭発表と質疑討論 |
復習(口頭発表の振り返り、並列
プログラムの開発方針の検討) |
200 |
7 |
並列処理に関する技術情報を検索し、クラス内で報告
しあって共有する。 |
講義、演習(参考情報の調査
と共有) |
復習(参考情報の学習) |
200 |
8 |
並列プログラムの作成と性能評価演習1 |
講義とコンピュータ演習 |
復習(並列プログラム開発) |
200 |
9 |
並列プログラムの作成と性能評価演習2 |
講義とコンピュータ演習 |
復習(並列プログラム開発)
予習(口頭発表2の準備) |
100
100 |
10 |
口頭発表2
並列プログラムを開発し、その性能評価結果をまとめ
て口頭発表を行う.
口頭発表のための資料を作成し,レポート2とする. |
口頭発表と質疑討論 |
復習(口頭発表の振り返り、今後
の性能向上方針の検討) |
200 |
11 |
並列プログラムの性能向上演習1
口頭発表2の内容に参考情報を加え,各自でこれまで
開発したプログラムの性能向上に取り組む. |
コンピュータ演習 |
復習(並列プログラムの制作) |
200 |
12 |
並列プログラムの性能向上演習2
口頭発表2の内容に参考情報を加え,各自でこれまで
開発したプログラムの性能向上に取り組む. |
コンピュータ演習 |
復習(並列プログラムの制作)
予習(口頭発表3の準備) |
100
100 |
13 |
口頭発表3
得られた結果を簡単に報告し,最終レポートに含める
べき情報を確認する.口頭発表のための資料を作成し
,レポート3とする. |
口頭発表と質疑討論 |
復習(口頭発表の振り返り、性能
評価内容の追加、改善 |
200 |
14 |
最終レポートと最終口頭発表におけるまとめ方と含め
るべき情報を確認し、最終レポートと最終口頭発表資
料を作成する. |
講義とコンピュータ演習 |
予習(最終レポートの作成、最終
口頭発表の準備) |
200 |
15 |
最終口頭発表
この講義で各学生が取り組んだ内容をまとめ,最終レ
ポートを提示するとともに口頭で発表して討論を行う
。
講義内容を振り返り、本講義で身に着けた技術と知識
の内容を確認する。 |
口頭発表と質疑討論 |
復習(講義内容を振り返る) |
100 |