|| 英語(English)
学習支援計画書(シラバス) 検索システム
電気電子工学専攻
対象課程 科目名 単位数 科目コード 開講時期 授業科目区分
博士前期課程(修士課程)
エネルギーデバイス工学特論
Energy Devices
2 2547-01 2024年度
後学期
関係科目
担当教員名
授業科目の学習・教育目標
キーワード 学習・教育目標
1.蓄電デバイス 2.パワーデバイス 3.品質保証 4.信頼性試験 5.オンライン/オンデマンド 製品の開発・生産現場で、性能、コストとともに安全性・信頼性の確保が必須とされている 。企画、開発設計、生産、販売を通じてデバイスの原理機能の理解に加え安全性・信頼性確 保の視点が必要とされる。エネルギーデバイスとして蓄電、パワーデバイスを取り上げ、構 造、動作原理、機能に加え、不具合現象及びその原因について学ぶ。さらに、デバイス開発 ・生産時に必須とされる機能試験、信頼性試験の考え方を学ぶ。
授業の概要および学習上の助言
 あらゆる製品の開発・生産現場で、性能、コストとともに安全性・信頼性の確保が必須とされている。企画、開発設計、生 産、販売を通じてデバイスの原理機能の理解に加え安全性・信頼性確保の視点が必要とされる。エネルギーデバイスとして蓄 電、パワーデバイスを取り上げ、構造、動作原理、機能に加え、不具合現象及びその原因について学ぶ。さらに、デバイス開 発・生産時に必須とされる機能試験、信頼性試験の考え方を学ぶ。地域で発生している品質問題を取り上げ不具合解析、対策 について理解を深める。安全性・信頼性に関する英語表現も同時に学習する。尚、学部で学んだ電子工学、パワーエレクトロ ニクスに関する内容を復習しておくことが望まれる。 必要に応じ、学習順序の変更やオンライン(遠隔)やオンデマンド授業などデジタルを活用した学習を行う場合がある。
教科書および参考書・リザーブドブック
特に指定しない。
履修に必要な予備知識や技能
 主要な蓄電デバイス、パワーデバイスの機能構造及び、これらデバイスの安全性・信頼性設計、品質保証活動を理解し次の 方向性を決めることのできる技術者となることを目標としている。したがって、デバイス理解のため学部で開講される、電子 工学、物性工学、半導体工学等の科目を履修しておくことが望まれる。
学生が達成すべき行動目標
No.
蓄電・パワーデバイスの用途、構造、動作原理・機能を理解しその意味を説明できる。
企画、開発設計、生産、販売を通じて安全性・信頼性確保の視点が重要であることを理解し説明できる。
蓄電・パワーデバイスの代表的な不具合現象及びその原因を理解し説明できる。
デバイス開発・生産時に必須とされる機能試験、信頼性試験の考え方を理解し説明できる。
達成度評価
評価方法 試験 クイズ
小テスト
レポート 成果発表
(口頭・実技)
作品 ポートフォリオ その他 合計
総合評価割合 0 50 25 25 0 0 0 100
評価の要点
評価方法 行動目標 評価の実施方法と注意点
試験
クイズ
小テスト
第一回小テストは授業1-5回、第二回小テストは授業6-14回を対象に実施し評価する。
レポート レポートⅠ:製造業における品質保証理念・体制に関する内容 レポートⅡ:製造業における製品の信頼性向上のための活動内容調査  上記、レポートⅠ、Ⅱの提出と発表を課す。
成果発表
(口頭・実技)
レポートⅠでまとめた内容を発表し、内容理解度、プレゼンテーション技術を評価する。 レポートⅡでまとめた内容を発表し、内容理解度、プレゼンテーション技術を評価する。
作品
ポートフォリオ
その他
具体的な達成の目安
理想的な達成レベルの目安 標準的な達成レベルの目安
・蓄電・パワーデバイスの構造、動作原理・機能を理解し定量 的に説明できる。 ・企画、開発設計、生産、販売を通じて安全性・信頼性確保の 視点が重要であることを理解し説明できる。 ・蓄電・パワーデバイスの代表的な不具合現象及びその原因を 理解し説明できる。さらに、不具合現象解決手段を提案できる 。 ・デバイス開発・生産時に必須とされる機能試験、信頼性試験 の考え方を理解し提案できる。 ・上記内容を英語でも説明することができる。 ・蓄電・パワーデバイス、動作原理・機能を理解し定性的に説 明できる。 ・企画、開発設計、生産、販売を通じて安全性・信頼性確保の 視点が重要であることを理解できる。 ・蓄電・パワーデバイスの代表的な不具合現象及びその原因を 理解し説明できる。 ・デバイス開発・生産時に必須とされる機能試験、信頼性試験 の考え方を理解し説明できる。 ・品質保証・管理の考え方を日本語で説明することができる。
※学習課題の時間欄には、指定された学習課題に要する標準的な時間を記載してあります。日々の自学自習時間全体としては、各授業に応じた時間(例えば2単位科目の場合、予習2時間・復習2時間/週)を取るよう努めてください。詳しくは教員の指導に従って下さい。
授業明細
回数 学習内容 授業の運営方法 学習課題 予習・復習 時間:分※
1回 ・ガイダンスと概要説明 ・エネルギー・デバイス工学特論の概要説明 ・安全性・信頼性確保のための企業での活動概要 講義 ・蓄電デバイスの基礎となる化学 反応、パワーデバイスの基礎とな る半導体物理の基本事項予習 ・上記事項の復習 100
2回 ・蓄電デバイスの構造、動作原理を説明し、その電圧 の成り立ち、電池で使用される用語 講義 プレゼンテーション ・配布されたプリントを基に、各 種、蓄電デバイスの構造、原理を 予習・復習する。 200
3回 ・レポートⅠ課題解説 ・リチウムイオン電池特性解説 講義 ・配布プリントを読み予習する。
4回 ・リチウムイオン電池評価方法解説 ・品質管理に関連する英単語解説(1) 講義 ・配布資料を読み予習する。 ・授業内容を復習する。 ・レポートⅠを完成させる。 200
5回 ・企業における品質保証活動解説 ・レポートⅠ提出 ・レポートⅠ内容のプレゼンテーションⅠ-1 授業 プレゼンテーション ・レポートⅠを作成する。 ・プレゼン資料を作成する。 200
6回 ・レポートⅠ内容プレゼンテーションⅠ-2 ・企業における品質保証活動解説 プレゼンテーション 講義 ・プレゼンテーション資料作成 200
7回 ・1-6回授業の振り返り ・中間小テスト 講義 小テスト ・試験までに1-6回の内容を復 習する。 200
8回 ・中間小テスト内容振り返り ・パワエレデバイスの種類と動作・用途 講義 ・配布資料を読み、予習・復習す る。 200
9回 ・パワエレデバイスの不具合と解析 ・レポートⅡ課題提示 講義 ・配布資料を読み、予習・復習す る。 200
10回 ・パワーデバイスの不具合現象と安全性・信頼性試験 講義 ・配布資料を読み、予習・復習す る。 200
11回 ・高信頼性を獲得するための手法 FTAとFMEA 解説   講義 ・配布資料を読み、予習・復習す る。 200
12回 ・レポートⅡ提出 ・プレゼンテーションⅡ-1 ・アレニウスプロットによる寿命予測 講義 プレゼンテーション ・プレゼンテーション準備 ・授業内容復習 200
13回 ・プレゼンテーションⅡ-2 ・品質管理に使われる英単語解説(2) 講義 プレゼンテーション ・プレゼンテーション準備 ・配布されたプリントを基に、企 業における品質保証活動と使用さ れる技法を予習・復習する。 200
14回 ・振り返り授業 ・期末小テスト 講義 小テスト ・小テストに備えた総合復習 200
15回 ・小テスト返却 ・総合振り返り ・自己点検 (外部講師による講演) 小テストを返却し解答を解説 する。 授業全体を振り返る。 外部講師による特別講演を行 う場合がある。 ・全体を振り返る復習 100