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学習支援計画書(シラバス) 検索システム
バイオ・化学専攻
対象課程 科目名 単位数 科目コード 開講時期 授業科目区分
博士前期課程(修士課程)
材料化学特論
Materials Chemistry
2 2792-01 2024年度
後学期
関係科目
担当教員名
授業科目の学習・教育目標
キーワード 学習・教育目標
1.有機電子論 2.反応機構 3.反応制御 4.機器分析 5.特性評価 機能性材料の合成・特性制御において,電子論の果たす役割は大きい。本科目では有機化学 ・無機化学の知見について電子論の観点から論じ,反応の制御や条件設定,分析や特性評価 に必須の知識として統合する。また,実験実習を通じて材料開発における基礎的な合成技術 ・分析手法を修得する。
授業の概要および学習上の助言
本科目は講義・演習および実験実習を通じ, 有機・無機材料の合成,反応機構および特性評価について統合的に学ぶ。 - 電子的効果,共鳴と酸・塩基 - 置換反応・脱離反応・付加反応 - 加水分解平衡反応 - 芳香族化合物を用いた機能性材料の調製と特性評価 - 金属酸化物を用いた機能性材料の調製と特性評価
教科書および参考書・リザーブドブック
講義・実験に必要となる資料は都度配布する。
履修に必要な予備知識や技能
大学学部において有機化学,物理化学に関連した講義(本学であれば有機化学,有機合成化学,高分子化学,物質のなりたち ,熱の化学,物質の状態と反応)を履修し,いずれもA以上の評価を得ていることが望ましい。
学生が達成すべき行動目標
No.
電子論的観点から,合成反応を論じることができる
電子論的観点から,材料の物性・特性を論じることができる
芳香族化合物を用いた機能性材料の合成および特性評価ができる
金属酸化物を用いた機能性材料の合成および特性評価ができる
達成度評価
評価方法 試験 クイズ
小テスト
レポート 成果発表
(口頭・実技)
作品 ポートフォリオ その他 合計
総合評価割合 10 0 40 50 0 0 0 100
評価の要点
評価方法 行動目標 評価の実施方法と注意点
試験 期末に試験を受験し,理解度および応用力の評価を受ける。試験は記述式とし,講義の全範囲を対象とす る。
クイズ
小テスト
レポート 指定されたテーマにてレポートを作成し,評価を受ける。
成果発表
(口頭・実技)
指定されたテーマにて研究発表を行い,評価を受ける。発表は個人で行うものとし,発表内容および説明 の適切さが評価される。
作品
ポートフォリオ
その他
具体的な達成の目安
理想的な達成レベルの目安 標準的な達成レベルの目安
有機分子の特性,有機合成における種々の反応について,有機 電子論の観点からその機構を理解し,説明することができる。 有機分子の特性,有機合成における種々の反応について,有機 電子論の観点からその機構を説明することができる。
※学習課題の時間欄には、指定された学習課題に要する標準的な時間を記載してあります。日々の自学自習時間全体としては、各授業に応じた時間(例えば2単位科目の場合、予習2時間・復習2時間/週)を取るよう努めてください。詳しくは教員の指導に従って下さい。
授業明細
回数 学習内容 授業の運営方法 学習課題 予習・復習 時間:分※
1 ガイダンス 有機化学総論 講義 これまでに学習した有機化学の知 見を振り返っておく 90
2 有機電子論(1) - Ⅰ効果とE効果 - 共鳴 - 酸と塩基 講義,発表 指定された文献を読み,レポート を作成する 90
3 有機電子論(2) - 分子軌道法 - ペリ環状反応:ウッドワード-ホフマン則 講義,発表 指定された文献を読み,レポート を作成する 90
5-8 有機材料合成・特性評価 - 有機合成 - 分光分析 - 熱分析 講義,実験・演習 研究計画書に基づき,実験計画の 立案,実験,解析を行う。 450
9 中間発表 無機化学総論 発表,講義 実験,演習の結果を纏めて報告す る 90
10-14 無機材料の調製・特性評価 - 金属酸化物調製 - 分光分析 - 熱分析 - 構造解析 講義,実験・演習 研究計画書に基づき,実験計画の 立案,実験,解析を行う。 450
15 最終発表 達成度確認試験 発表,試験,自己点検 実験・演習の結果を纏めて報告す る 試験に備えた準備を行う 90 60