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学習支援計画書(シラバス) 検索システム
臨床心理学専攻
対象課程 科目名 単位数 科目コード 開講時期 授業科目区分
修士課程
学習心理学特論
Learning Psychology
2 8935-01 2024年度
後学期
関係科目
担当教員名
授業科目の学習・教育目標
キーワード 学習・教育目標
1.学習 2.古典的条件づけ 3.オペラント条件づけ 4.認知行動療法 5.応用行動分析 この講義において,受講生は臨床分野に応用されている古典的条件づけ・オペラント条件づ けの基本原理を学ぶ。受講生は,学習心理学の重要な事項について理解することが求められ る。また,学習心理学の観点から臨床場面での活動を理解するときに,学習心理学の知見が どのように援用できるかを考えることが必要である。受講生は,具体的な例を通じて,基礎 的な知見が応用的な技法に反映されることを理解して欲しい。
授業の概要および学習上の助言
 この講義では,学習心理学の基礎知識から始まり,古典的条件づけ,オペラント条件づけ,さらにその臨床的応用を学ぶ。 いくつかの項目で,臨床的な応用が展開されている知見については説明する。20世紀初頭から学習心理学を振り返りながら, 主として最新の学習心理学の重要な事項について学ぶ。受講生は,学部生の時に履修した心理学概論などの講義ノートを持参 すると良い。
教科書および参考書・リザーブドブック
参考書:学習の心理学 今田 寛(著) 培風館 ISBN-13: 978-4563057435
履修に必要な予備知識や技能
大学生時代に使用したテキストを用意しておくこと
学生が達成すべき行動目標
No.
古典的条件づけの獲得過程について説明できる
オペラント反応の強化・弱化について説明できる
学習の原理に基づいて,日常場面における行動例を説明できる
達成度評価
評価方法 試験 クイズ
小テスト
レポート 成果発表
(口頭・実技)
作品 ポートフォリオ その他 合計
総合評価割合 40 20 0 30 0 0 10 100
評価の要点
評価方法 行動目標 評価の実施方法と注意点
試験 講義の第14回に試験を行う。
クイズ
小テスト
進捗状況に応じて小テストを行う。詳細は講義中に解説する。
レポート
成果発表
(口頭・実技)
講義で学んだ内容について,それぞれ発表を行う。
作品
ポートフォリオ
その他 出席状況,授業中の積極的な発言,授業態度など総合的に判断する
具体的な達成の目安
理想的な達成レベルの目安 標準的な達成レベルの目安
 学習心理学における重要事項を理解し,簡単に説明できる。  また学習心理学の知見を臨床場面に応用可能な例を,先行研 究を参考にしながら,考えることができる。  学習心理学における重要事項を理解し,簡単に説明できる。  また学習心理学の知見を臨床場面に応用した先行研究を紹介 できる。
※学習課題の時間欄には、指定された学習課題に要する標準的な時間を記載してあります。日々の自学自習時間全体としては、各授業に応じた時間(例えば2単位科目の場合、予習2時間・復習2時間/週)を取るよう努めてください。詳しくは教員の指導に従って下さい。
授業明細
回数 学習内容 授業の運営方法 学習課題 予習・復習 時間:分※
第1週 学習心理学の基礎知識 講義・討論 自己点検 復習 60
第2週 学習心理学の誕生 講義・討論 自己点検 復習 60
第3週 行動主義と学習理論1 講義・討論 自己点検 復習 60
第4週 行動主義と学習理論2 講義・討論 自己点検 復習 60
第5週 媒介理論 講義・討論 自己点検 復習 60
第6週 オペラント条件づけ1 講義・討論 自己点検 復習 60
第7週 オペラント条件づけ2 講義・討論 自己点検 復習 60
第8週 古典的条件づけの展開I 1 講義・討論 自己点検 復習 60
第9週 古典的条件づけの展開I 2 講義・討論 自己点検 復習 60
10 第10週 古典的条件づけの展開II 講義・討論 自己点検 復習 60
11 第11週 古典的条件づけの展開III 1 講義・討論 自己点検 復習 60
12 第12週 古典的条件づけの展開III 2 講義・討論 自己点検 復習 60
13 第13週 オペラント条件づけの展開 講義・討論 自己点検 復習 60
14 第14週 試験と振り返り 試験 自己点検 復習 60
15 第15週 試験結果の確認とこれまでの振り返り 質疑 自己点検 講義全体の復習 60