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学習支援計画書(シラバス) 検索システム
機械工学専攻
対象課程 科目名 単位数 科目コード 開講時期 授業科目区分
博士前期課程(修士課程)
動力・エネルギー工学研究(十河憲夫)
Power and Energy Systems(Sogo Norio)
12 2102-02 2024年度
通年
専修科目
担当教員名
授業科目の学習・教育目標
キーワード 学習・教育目標
1.熱流体工学 2.熱工学 3.エネルギー工学 4.電磁エネルギ工学 5.地域連携研究 エネルギー変換の分野において,環境負荷を最小限とし,利用効率の最大化を,LCAの視点 のもと実現できる技術開発や基盤研究を担える研究者やエンジニアを育成する.とくに機械 工学の基盤を形成する流体力学、熱力学などの力学系研究そしてそれらの応用としての最新 の様々な研究領域において、単一あるいは複合的に研究を行う。これらの研究活動を通して 機械基盤分野の高度知識を十分に身につけるとともに、機械技術分野で幅広く活動できるよ うに工学設計過程的研究アプローチを重視し、高い応用能力の修得を図る。
授業の概要および学習上の助言
主要テーマはエネルギー工学に関係する以下のものである. 1.磁気共鳴型無接点給電のメカニズムに関する研究 2.電磁エネルギー伝送場の環境特性に関する研究 3.エネルギーカスケードに関わる微少発電技術に関する研究 4.エネルギー伝送における熱交換技術に関する研究 5.動力・エネルギー伝送に係るメカニズムに関する研究 上記のような研究テーマについて既存の成果および文献調査のもとに、現状の課題である地球環境や省エネルギーに貢献でき る基礎的および応用研究を積極的に推進する. 指導内容および目的は、エネルギー&熱工学を中心として機械工学そしてエンジニアリング全般に通用する基礎能力と応用能 力・適用能力を総合的に身につけることにある.また、国内外の学会、シンポジウム、国際会議などで修士研究成果を発表す る.最終的に、修士の学位論文としてまとめる.なお、修士の学位取得には、本科目の修得とは別に,学位審査に合格する必 要がある.
教科書および参考書・リザーブドブック
必要に応じて配布する.
履修に必要な予備知識や技能
学部で履修した科目に関する知識.特に熱工学、電磁気学など工学一般の基礎能力.
学生が達成すべき行動目標
No.
機械工学全般の基礎知識を身に付けることができる.
工学設計過程に基づいた研究活動を行なうことができる.
国内外を問わず研究論文などの専門情報を収集し、活用できる.
研究成果を専門学会などにおいて発表し意見交換できる.
研究成果を論文の形でまとめることができ、その内容について説明できる.
高度専門技術者あるいは研究者として、工学倫理に基づいて行動できる.
達成度評価
評価方法 試験 クイズ
小テスト
レポート 成果発表
(口頭・実技)
作品 ポートフォリオ その他 合計
総合評価割合 0 5 40 40 0 0 15 100
評価の要点
評価方法 行動目標 評価の実施方法と注意点
試験
クイズ
小テスト
APRINのeラーニングの受講修了証により評価する.
レポート 中間報告書や主旨論文草稿など適宜研究成果をまとめる.その内容を評価する.
成果発表
(口頭・実技)
中間発表会、公聴会、学協会・研究会における講演発表で評価する。
作品
ポートフォリオ
その他 修士活動支援システムの記載事項と日常の研究室活動内容で評価する。
具体的な達成の目安
理想的な達成レベルの目安 標準的な達成レベルの目安
1.工学設計過程に基づいて行動し、その成果を客観的に評価 し、それをさらに発展させることができる. 2.機械工学分野およびその周辺分野に関する基礎知識を研究 活動に活用することができる. 3.自身の研究に関した国内外の情報を十分に収集し、分析で きる. 4.研究成果を複数回の専門学会などにおいて発表し、さらに 国際学会でも発表することができる. 5.高度専門技術者あるいは研究者として、工学倫理などにつ いて十分な自覚を持ち、それに基づき行動することができる. 1.工学設計過程に基づいて計画的に研究活動し、その成果を 評価することができる. 2.機械工学分野に関する基礎知識を研究活動に活用すること ができる. 3.自身の研究に関連した国内外の情報を検索し活用できる. 4.研究成果を少なくとも1回以上専門学協会などにおいて発表 することができる. 5.高度専門技術者あるいは研究者として、工学倫理などにつ いて十分な自覚を持つことが出来る.
※学習課題の時間欄には、指定された学習課題に要する標準的な時間を記載してあります。日々の自学自習時間全体としては、各授業に応じた時間(例えば2単位科目の場合、予習2時間・復習2時間/週)を取るよう努めてください。詳しくは教員の指導に従って下さい。
授業明細
回数 学習内容 授業の運営方法 学習課題 予習・復習 時間:分※
1年次 前学期 1)研究テーマを設定する. 2)設定した研究テーマについて研究活動を行なう. 3)研究テーマについて文献調査を行なう. 4)週1コマ程度、研究活動報告会等で発表を行なう. 5)研究者倫理に関して学習する. APRINのeラーニングを受講し、終 了証を提出する. (https://edu.sprin.or.jp/)
1年次 後学期 1)研究テーマについて研究活動を行なう. 2)研究テーマに関連する研究会および学協会に参加 し、てきれば、研究発表する. 3)週1コマ程度、研究進捗報告会等に出席、発表を行 なう. 4)機械工学専攻修士中間発表会で発表する.
2年次 前学期 1)必要に応じて研究テーマの見直しを行なう. 2)研究テーマについて研究活動を行なう. 3)週1コマ程度、研究進捗報告会等に出席、発表を行 なう. 4)研究テーマに関する研究会または学協会で発表す る.
2年次 後学期 1)研究テーマについて研究活動を行なう. 2)研究テーマについて、所定の期日までに論文計画 書を提出する. 3)週1コマ程度、研究進捗報告会等に出席、発表を行 なう. 4)所定の期日までに修士論文草稿を提出する.