機械工学専攻
対象課程 |
科目名 |
単位数 |
科目コード |
開講時期 |
授業科目区分 |
博士前期課程(修士課程) |
生産システム工学研究(加藤秀治)
Manufacturing System(Kato Hideharu)
|
12 |
2104-01 |
2024年度
通年
|
専修科目 |
授業科目の学習・教育目標 |
キーワード |
学習・教育目標 |
1.切削工学
2.高能率・高精度加工
3.工具損傷機構
4.微細加工技術
5.医工連携
|
本科目で学生は以下のことを行う。機械工学の基盤領域の一つであるものづくりとその応用
に関する独自の研究を行う。これらの研究活動をとして機械工学分野における国際的に通用
する問題解決能力を修得し、主体的に研究活動を遂行できる優れた能力を養う。技術者また
は研究者としての倫理観を身につける。
【目標】機械工学におけるものづくりの分野において研究活動ができる。ものづくりの分野
における高度な知識を身につけ、応用できる。研究者としての倫理観を実践できる。 |
授業の概要および学習上の助言 |
現在の主要テーマは,機械加工学分野において
1)新規工具材料の開発(超高圧環境下で創製される工具材料、コーティング材料)
2)微細加工技術の構築(極小径工具による穴加工、微細摩耗粉を利用した硬質材料の磨き加工、微細形状加工技術)
3)新規加工技術の開発(複合加工技術の構築など)
現在大きな問題となっている機械加工部品の高精度化や高能率化に対して,工具材料の長寿命化,高速速度の高速化や微細加工
などの基礎研究に取り組む.さらには高精度・高能率加工を駆使した新規加工技術開発などの応用を試みる。
指導内容・目的は,切削工学を中心(あるいは大きな題材)として,機械工学そして工学技術全般に通用する基礎能力と応用
・適応能力開発するための研究能力を身に付けることにある.また,国内外の学会,シンポジウム,国際会議などにおいて,
修士研究成果を発表できるように指導していくとともに,学術雑誌へ研究成果を投稿できるように指導する.なお,修士の学
位取得には,本科目の習得とは別に学位審査に合格する必要がある. |
教科書および参考書・リザーブドブック |
指定しない。必要に応じて適宜資料を配布する。 |
履修に必要な予備知識や技能 |
切削工学を中心とした機械工学一般(トライボロジー、材料力学、材料工学、無機材料など)の幅広い分野における基礎知識
が必要である。また、研究を遂行するためには,各種工作機械(主にマシニングセンタ)などのNC加工機の安全かつ正しい操作
方法の習得が必要であり、かつ,評価手法(切削抵抗測定、切削温度測定、走査型電子顕微鏡など)の知識が必要である。
|
学生が達成すべき行動目標 |
No. |
|
① |
創製プロセスを探求・考案し、新しい知見や技術について評価することができる。 |
② |
修得した技術を機械工学関連分野に応用・展開できる。 |
③ |
国内外を問わず研究論文などの専門情報を収集し、活用することができる。 |
④ |
研究成果を専門学会などにおいて発表し、意見交換できる。 |
⑤ |
高度専門技術者あるいは研究者として、工学倫理に基づいて行動できる。 |
⑥ |
|
達成度評価 |
総合評価割合 |
0 |
5 |
40 |
40 |
0 |
0 |
15 |
100 |
評価の要点 |
評価方法 |
行動目標 |
評価の実施方法と注意点 |
試験 |
① |
|
|
② |
|
③ |
|
④ |
|
⑤ |
|
⑥ |
|
クイズ 小テスト |
① |
|
APRINのeラーニングの受講修了証により評価する。 |
② |
|
③ |
|
④ |
|
⑤ |
レ |
⑥ |
|
レポート |
① |
レ |
修士論文草稿の内容で評価する。 |
② |
レ |
③ |
レ |
④ |
|
⑤ |
レ |
⑥ |
|
成果発表 (口頭・実技) |
① |
レ |
学会発表,研究会発表,中間発表,公聴会により評価する。 |
② |
レ |
③ |
レ |
④ |
レ |
⑤ |
レ |
⑥ |
|
作品 |
① |
|
|
② |
|
③ |
|
④ |
|
⑤ |
|
⑥ |
|
ポートフォリオ |
① |
|
|
② |
|
③ |
|
④ |
|
⑤ |
|
⑥ |
|
その他 |
① |
レ |
修士活動支援システムの記載事項と日常の研究室活動内容で評価する。 |
② |
レ |
③ |
レ |
④ |
|
⑤ |
|
⑥ |
|
具体的な達成の目安 |
理想的な達成レベルの目安 |
標準的な達成レベルの目安 |
1.プロジェクトデザイン過程に基づいて活動し、その成果を
客観的に評価し、それをさらに発展させることができる。
2.機械工学分野およびその周辺分野に関する基礎知識を研究
活動に活用することができる。
3.自分の研究に関連した国内外の情報を十分に収集し、分析
できる。
4.研究成果を複数回の専門学会などにおいて発表し、さらに
国際会議でも発表することができる。
5.高度専門技術者あるいは研究者として、工学倫理等につい
て十分な自覚を持ち、それに基づき行動することができ
る。 |
1.プロジェクトデザイン過程に基づいて計画的に研究活動し
、その成果を評価することができる。
2.機械工学分野に関する基礎知識を研究活動に活用すること
ができる。
3.自分の研究に関連した国内外の情報を検索し活用できる。
4.研究成果を少なくとも1回以上専門学協会などにおいて発
表することができる。
5.高度専門技術者あるいは研究者として、工学倫理等につい
て十分な自覚を持つことができる。 |
授業明細 |
回数 |
学習内容 |
授業の運営方法 |
学習課題 予習・復習 |
時間:分※ |
1年次
前学期 |
1)研究テーマを設定する.
2)設定した研究テーマについて研究活動を行う.
3)研究テーマについて文献調査を行う.
4)週1コマ程度,雑誌会および研究進捗報告会に出席
,発表を行う.
研究テーマについて研究活動を行う.
|
|
APRINのeラーニングを受講し、修
了証を提出する(https://edu.apr
in.or.jp/)。 |
|
1年次
後学期 |
1)研究テーマについて研究活動を行う.
2)研究テーマに関連する研究会および学協会に参加
し,できれば研究発表する.
3)週1コマ程度,雑誌会および研究進捗報告会に出
席,発表を行う.
4)機械工学専攻修士研究中間発表会で発表する. |
|
|
|
2年次
前学期 |
1)必要に応じて研究テーマの見直しを行う.
2)研究テーマについて研究活動を行う.
3)週1コマ程度,雑誌会および研究進捗報告会に出
席,発表を行う.
4)研究テーマに関連する研究会または学協会で研究
発表する. |
|
|
|
2年次
後学期 |
1)研究テーマについて研究活動を行う.
2)研究テーマについて,所定の期日までに論文計画
書を提出する.
3)週1コマ程度,雑誌会および研究進捗報告会に出
席,発表を行う.
4)所定の期日までに修士論文草稿を提出する. |
|
|
|
|