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学習支援計画書(シラバス) 検索システム
機械工学専攻
対象課程 科目名 単位数 科目コード 開講時期 授業科目区分
博士前期課程(修士課程)
生産システム工学研究(畝田道雄)
Manufacturing System(Uneda Michio)
12 2104-04 2024年度
通年
専修科目
担当教員名
授業科目の学習・教育目標
キーワード 学習・教育目標
1.精密工学 2.精密加工・精密計測 3.匠の技の科学 4.システム工学・技術文章学 5.産学連携・地域連携 本科目で学生は以下のことを行う.機械工学の基盤領域の一つであるものづくりとその応用 に関する独自の研究を行う.これらの研究活動を通して機械工学分野における国際的に通用 する問題解決能力を修得し,主体的に研究活動を遂行できる優れた能力を養う.技術者また は研究者としての倫理観を身につける.【目標】機械工学におけるものづくりの分野におい て研究活動ができる.ものづくりの分野における高度な知識を身につけ,応用できる.研究 者としての倫理観を実践できる.
授業の概要および学習上の助言
 現在の主要研究テーマは,精密工学に立脚した「超精密加工」「AI応用」「匠の技の科学」を基盤とする以下(一例)であ る.   【超精密加工】  ・固定砥粒研磨パッドを用いたガラス基板の片面並びに両面同時研磨の研究  ・難加工基板CMPにおけるスラリーフロー解析と定式化への挑戦   【AI応用】  ・AIによる研磨装置知能化技術の研究   【匠の技の科学】  ・日本刀の「美」の科学的解明とそれに基づく新しい作刀指針・設計法の提案と実証  上記の主要研究テーマを題材とした積極的な研究活動を通じて,精密工学の発展に寄与できる基礎的研究に取り組むととも に,これら関連分野のイノベーションを目指す.指導内容としては,精密工学をベース(あるいは大きな題材)として,機械 工学や工学技術全般に通用する基礎能力と応用・適応能力を身に付けるとともに,デザイン能力やプレゼンテーション能力に 加えて,技術文章作成能力を修得することにある.そのため,国内外で開催される各学会,シンポジウム,国際会議などにお いて修士研究の成果を計画的に発表できるのみならず,学術機関誌へ研究成果を投稿できるように幅広く指導する.  なお,修士の学位取得には,本科目の修得とは別に,学位審査に合格する必要がある.
教科書および参考書・リザーブドブック
必要に応じて配布する
履修に必要な予備知識や技能
精密工学・振動応用工学をベースとした機械工学全般に関わる基礎能力を修得しておくことが望ましい.また,本修士研究で 実施するテーマは産学連携に基づくものが多いことから,技術者としての倫理観を常に持ちつつ研究活動を実施する必要があ る.
学生が達成すべき行動目標
No.
研究テーマについて探求・考案し,新しい知見や技術について評価することができる.
修得した技術を機械工学関連分野に応用・展開できる.
国内外を問わず研究論文などの専門情報を収集し,活用することができる.
研究成果を専門学会等において発表し,意見交換できる.
高度専門技術者あるいは研究者として,工学倫理に基づいて行動できる.
達成度評価
評価方法 試験 クイズ
小テスト
レポート 成果発表
(口頭・実技)
作品 ポートフォリオ その他 合計
総合評価割合 0 5 40 40 0 0 15 100
評価の要点
評価方法 行動目標 評価の実施方法と注意点
試験
クイズ
小テスト
APRINのeラーニングの受講修了証により評価する.
レポート 修士論文草稿の内容で評価する.
成果発表
(口頭・実技)
中間発表会,公聴会,学協会・研究会における講演発表で評価する.
作品
ポートフォリオ
その他 修士活動支援システムの記載事項と日常の研究室活動内容で評価する.
具体的な達成の目安
理想的な達成レベルの目安 標準的な達成レベルの目安
1.プロジェクトデザイン過程に基づいて活動し,その成果を 客観的に評価し,それをさらに発展させることができる. 2.機械工学分野およびその周辺分野に関する基礎知識を研究 活動に活用することができる. 3.自分の研究に関連した国内外の情報を十分に収集し,分析 できる. 4.研究成果を複数回の専門学会などにおいて発表し,さらに 国際会議でも発表することができる. 5.高度専門技術者あるいは研究者として,工学倫理について 十分な自覚を持ち,それに基づき行動することができる. 1.プロジェクトデザイン過程に基づいて計画的に研究活動し ,その成果を評価することができる. 2.機械工学分野に関する基礎知識を研究活動に活用すること ができる. 3.自分の研究に関連した国内外の情報を検索し活用できる. 4.研究成果を少なくとも1回以上専門学協会などにおいて発表 することができる. 5.高度専門技術者あるいは研究者として,工学倫理について 十分な自覚を持つことができる.
※学習課題の時間欄には、指定された学習課題に要する標準的な時間を記載してあります。日々の自学自習時間全体としては、各授業に応じた時間(例えば2単位科目の場合、予習2時間・復習2時間/週)を取るよう努めてください。詳しくは教員の指導に従って下さい。
授業明細
回数 学習内容 授業の運営方法 学習課題 予習・復習 時間:分※
1年次 前学期 1)研究テーマを設定する 2)設定した研究テーマについて研究活動を行う 3)研究テーマについて文献調査を行う 4)週1コマ程度,雑誌会および研究進捗報告会に出 席,発表を行う 5)研究者倫理に関して学習する. APRINのeラーニングを受講し,修 了証を提出する(https://edu.ap rin.or.jp/).
1年次 後学期 1)研究テーマについて研究活動を行う 2)研究テーマに関連する研究会および学協会に参加 し,できれば,研究発表する 3)週1コマ程度,雑誌会および研究進捗報告会に出 席,発表を行う 4)機械工学専攻修士研究中間発表会で発表する
2年次 前学期 1)必要に応じて研究テーマの見直しを行う 2)研究テーマについて研究活動を行う 3)週1コマ程度,雑誌会および研究進捗報告会に出 席,発表を行う 4)研究テーマに関連する研究会または学協会で研究 発表する
2年次 後学期 1)研究テーマについて研究活動を行う 2)研究テーマについて,所定の期日までに論文計画 書を提出する 3)週1コマ程度,雑誌会および研究進捗報告会に出 席,発表を行う 4)所定の期日までに修士論文草稿を提出する