機械工学専攻
対象課程 |
科目名 |
単位数 |
科目コード |
開講時期 |
授業科目区分 |
博士前期課程(修士課程) |
生産システム工学研究(瀬戸雅宏)
Manufacturing System(Seto Masahiro)
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12 |
2104-07 |
2024年度
通年
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専修科目 |
授業科目の学習・教育目標 |
キーワード |
学習・教育目標 |
1.設計・製造プロセス技術
2.CAE技術
3.高機能化技術
4.金型技術
5.成形加工技術
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本科目で学生は以下のことを行う。機械工学の基盤領域の一つであるものづくりとその応用
に関する独自の研究を行う。これらの研究活動をとして機械工学分野における国際的に通用
する問題解決能力を修得し、主体的に研究活動を遂行できる優れた能力を養う。技術者また
は研究者としての倫理観を身につける。
【目標】機械工学におけるものづくりの分野において研究活動ができる。ものづくりの分野
における高度な知識を身につけ、応用できる。研究者としての倫理観を実践できる。 |
授業の概要および学習上の助言 |
加工プロセスや製造プロセスの高度化,高機能化は,ものづくりにおける我が国の国際的な競争力を向上させる上で必須の
技術であり,特に,部品の要求仕様を達成するための「設計技術」と「製造,加工プロセス」を総合的に結び付けてものづく
りの最適を図ることが求められている.本科目では,下記研究内容のいずれかを選定し,研究を遂行する.
製造,加工プロセス技術に関しては,プレス成形や鋳造,プラスチック成形加工などの各種製造法で製造された部品を対象
に,その製造プロセスの問題点,課題を抽出し,その発現メカニズムを明らかにする.そのため,高度な計測技術ならびに観
察技術を確立してその現象を定量的に評価するとともに,数値解析によって製造プロセスを再現し,プロセス条件や金型設計
の最適化技術を確立する.
設計技術については,部品に求められる機能を十分に発現させることが重要であり,部品単体の設計に加えて製品全体も含
めて総合的な最適化設計技術が必要である.その実現のため,製造加工プロセスによって変化する材料特性を定量的に予測し
,その材料特性を反映させた数値シミュレーション技術を確立する.
これらの研究成果を修士論文としてまとめる.なお,修士の学位取得には,本科目の修得とは別に,学位審査に合格する必
要がある. |
教科書および参考書・リザーブドブック |
関連分野の専門書および学術論文
その他必要に応じて配布する |
履修に必要な予備知識や技能 |
工業力学や材料力学,流体力学,伝熱工学などの基礎な知識を製造プロセス現象と関連付けて習得しておく必要がある.ま
た,各種金属材料やプラスチック材料の特性と製造プロセスの原理,特徴,数値解析に関する基本的な知識についても理解し
ておく.本研究では実際の部品を想定した製造プロセスをターゲットにしており,その部品の要求仕様や設計思想についても
理解しておくことが望ましい. |
学生が達成すべき行動目標 |
No. |
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① |
創製プロセスを探求・考案し,新しい知見や技術について評価することができる. |
② |
修得した技術を機械工学関連分野に応用・展開できる. |
③ |
国内外を問わず研究論文などの専門情報を収集し,活用することができる. |
④ |
研究成果を専門学会などにおいて発表し,意見交換できる. |
⑤ |
高度専門技術者あるいは研究者として,工学倫理に基づいて行動できる. |
⑥ |
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達成度評価 |
総合評価割合 |
0 |
5 |
40 |
40 |
0 |
0 |
15 |
100 |
評価の要点 |
評価方法 |
行動目標 |
評価の実施方法と注意点 |
試験 |
① |
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② |
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③ |
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④ |
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⑤ |
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⑥ |
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クイズ 小テスト |
① |
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APRINのeラーニング受講修了証により評価する |
② |
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③ |
|
④ |
|
⑤ |
レ |
⑥ |
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レポート |
① |
レ |
修士学位論文により評価する |
② |
レ |
③ |
レ |
④ |
|
⑤ |
レ |
⑥ |
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成果発表 (口頭・実技) |
① |
レ |
修士研究の中間発表および公聴会,学協会での講演発表で評価する |
② |
レ |
③ |
レ |
④ |
レ |
⑤ |
レ |
⑥ |
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作品 |
① |
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② |
|
③ |
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④ |
|
⑤ |
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⑥ |
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ポートフォリオ |
① |
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|
② |
|
③ |
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④ |
|
⑤ |
|
⑥ |
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その他 |
① |
レ |
修士活動支援システムの記載事項と日常の研究活動内容で評価する。 |
② |
レ |
③ |
レ |
④ |
|
⑤ |
|
⑥ |
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具体的な達成の目安 |
理想的な達成レベルの目安 |
標準的な達成レベルの目安 |
1.プロジェクトデザイン過程に基づいて活動し,その成果を
客観的に評価して,それをさらに発展させることができる.
2.機械工学分野およびその周辺分野に関する基礎知識を研究
活動に活用することができる.
3.自分の研究に関連した国内外の情報を十分に収集し,分析
できる.
4.研究成果を複数回の専門学会などにおいて発表し,さらに
国際会議でも発表することができる.
5.高度専門技術者あるいは研究者として,工学倫理等につい
て十分な自覚を持ち,それに基づき行動することができる. |
1.プロジェクトデザイン過程に基づいて計画的に研究活動し
、その成果を評価することができる。
2.機械工学分野に関する基礎知識を研究活動に活用すること
ができる。
3.自分の研究に関連した国内外の情報を検索し活用できる。
4.研究成果を少なくとも1回以上専門学協会などにおいて発
表することができる。
5.高度専門技術者あるいは研究者として、工学倫理等につい
て十分な自覚を持つことができる。 |
授業明細 |
回数 |
学習内容 |
授業の運営方法 |
学習課題 予習・復習 |
時間:分※ |
1年次
前期 |
①研究テーマについて実施計画を策定する.
②研究テーマについて文献調査を行う.
③設定した研究テーマについて研究活動を行う.
④調査した論文について定期的にゼミで発表する.
⑤研究テーマの報告会に出席し,その進捗発表を行う
. |
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1年次
後期 |
①研究テーマについて研究を行う.
②関連学会に参加し,研究分野の情報収集を行う.
③調査した論文について定期的にゼミで発表する.
④研究テーマの報告会に出席し,その進捗発表を行う
.
⑤関連学会にて研究発表を行う.
⑥機械工学専攻の修士研究中間発表会で発表する. |
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2年次
前期 |
①必要に応じて研究テーマの見直し,アプローチの修
正を行う.
②研究活動を推進する.
③調査した論文について定期的にゼミで発表する.
④研究テーマの報告会に出席し,その進捗発表を行う
.
⑤関連学会にて研究発表を行う. |
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2年次
後期 |
①研究活動を推進する.
②調査した論文について定期的にゼミで発表する.
③研究テーマの報告会に出席し,その進捗発表を行う
.
④関連学会にて研究発表を行う.
⑤修士論文として研究成果をまとめる |
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