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学習支援計画書(シラバス) 検索システム
電気電子工学専攻
対象課程 科目名 単位数 科目コード 開講時期 授業科目区分
博士前期課程(修士課程)
光・電子デバイス工学研究(山口敦史)
Optical and Electronic Devices(Yamaguchi Atsushi)
12 2521-02 2024年度
通年
専修科目
担当教員名
授業科目の学習・教育目標
キーワード 学習・教育目標
1.窒化物半導体 2.フォトルミネッセンス 3.光デバイス 4.キャリアダイナミクス 5.量子構造 窒化物半導体をはじめとする化合物半導体材料の光材料物性や電子状態の研究について、実 験的(または理論的)な研究アプローチ・考え方、及び、具体的な研究手法を習得する。ま た、研究で得られた知見に基づいて新規なデバイス構造を提案する能力も習得する。さらに 、これらの成果を論文にまとめ学術誌に掲載したり、学会で発表する能力を習得する。
授業の概要および学習上の助言
[1] 光デバイスの発光層に用いられる化合物半導体(主に窒化物半導体)材料について、量子構造の電子状態やキャリアダイ ナミクスを調べるために必要な実験手法や理論的知識を習得する。また、データサイエンスを用いた帰納的なアプローチにつ いても習得する。 [2] 光学実験や理論計算を実際に行い、半導体試料の光学評価、実験結果の解釈、理論計算結果の理解などに関する経験を積 み、それらの実験や理論計算をさらに改善していく取り組みを行う。 [3] 得られた知見を基に新しいデバイス(あるいは、評価方法)の提案を行い、それらについて可能性の実証を行う。 [4] 上記の研究成果を論文としてまとめる。
教科書および参考書・リザーブドブック
特になし
履修に必要な予備知識や技能
数学や物理について基本的なことをすべて理解している必要があります。また、光学実験、もしくは、理論計算についてのト レーニングの経験が必要です。
学生が達成すべき行動目標
No.
化合物半導体の光物性の基礎に関して、実験的及び理論的に教育を行うことができる。
半導体を対象とした高度な光学測定技術を自ら立ち上げて実践することができる。
量子構造における電子状態やキャリアダイナミクスの知識を用いて、光学実験結果を解釈するモデルを立てることができる。
半導体量子構造の電子状態や光学遷移確率について理論的な研究を展開することができる。
新しい光デバイスの提案をし、その可能性を実証することができる。
研究成果を論文にまとめ、学術誌に投稿し掲載される(もしくは国際会議に受理されて発表する)。
達成度評価
評価方法 試験 クイズ
小テスト
レポート 成果発表
(口頭・実技)
作品 ポートフォリオ その他 合計
総合評価割合 0 0 60 30 0 10 0 100
評価の要点
評価方法 行動目標 評価の実施方法と注意点
試験
クイズ
小テスト
レポート 日々の活動進捗動向の報告、月報、修士論文。
成果発表
(口頭・実技)
公聴会などでのプレゼンテーション。
作品
ポートフォリオ 日々の活動の記録
その他
具体的な達成の目安
理想的な達成レベルの目安 標準的な達成レベルの目安
「学生が達成すべき行動目標」のすべての項目を完璧に達成で きている状態。 「学生が達成すべき行動目標」のほとんどが達成できているが 、一部達成できていない状態。(例えば、実験に関しては極め ているが、理論研究を自主的に展開できるまでには至ってない 、というような状態)
※学習課題の時間欄には、指定された学習課題に要する標準的な時間を記載してあります。日々の自学自習時間全体としては、各授業に応じた時間(例えば2単位科目の場合、予習2時間・復習2時間/週)を取るよう努めてください。詳しくは教員の指導に従って下さい。
授業明細
回数 学習内容 授業の運営方法 学習課題 予習・復習 時間:分※
1 2年間のすべての期間において、下記を実行する。 ・自ら研究課題を設定し、その課題についての研究活 動を行う。 ・指導教員に研究状況ならびに文献等の調査状況を報 告し、研究活動について議論する。 ・修士研究、 プロジェクトデザインIII、専門ゼミの 学生たちの活動内容について助言・指導する。   そして、研究成果がまとまったら、下記のような形で 成果発表を行う。 ・応用物理学会などの国内の学会で発表する。 ・国際会議で英語の発表を行う。 ・学術論文(英語)に投稿する。