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学習支援計画書(シラバス) 検索システム
電気電子工学専攻
対象課程 科目名 単位数 科目コード 開講時期 授業科目区分
博士前期課程(修士課程)
通信・電波工学研究(廣田哲夫)
Transmission and Electromagnetic Waves(Hirota Tetsuo)
12 2522-01 2024年度
通年
専修科目
担当教員名
授業科目の学習・教育目標
キーワード 学習・教育目標
1.マイクロ波回路 2.マイクロ波能動デバイス 3.無線通信システム 4.送受信機  電気系高度専門技術者として必要な専門知識を情報通信工学分野を中心に身に付けると共 に豊かな人間力を育む.特に,ユビキタスネットワークの時代を支える無線通信システムの 重要な要素であるマイクロ波〜ミリ波回路に関する研究を行い,開発・研究能力を修得する .電気電子工学や情報通信の分野が非常に広範で,かつ急速に発展しつつあることを踏まえ ,関連する領域にも通用する基礎能力と工学的センスを修得する.  
授業の概要および学習上の助言
 移動通信や衛星通信,あるいは無線LANなどの各種ワイヤレスアクセス方式の利便性をさらに高めるため,無線信号の処理 を担うマイクロ波〜ミリ波回路の研究を行う.対象となる具体的な回路は,増幅器,発振器,移相器などの能動回路あるいは 各種の受動コンポーネントであり,これらの中から自分の研究対象を選び,現在の技術で問題となっている点は何で,何を解 決すればそれを克服できるのか,あるいはどのようなことを実現すれば通信装置の利便性が向上するかという観点でテーマを 設定する.  主な課題として, 1.いままでにできなかった機能を実現する 2.回路のフレキシビリティを拡大し無線装置のインテリジェント化をめざす 3.消費電力を低減する などが挙げられる.研究を通じて,現状の技術を把握し関連する技術を習得するとともに,自ら課題を見出し目標達成に向け て取り組む態度が養われることを目指す.
教科書および参考書・リザーブドブック
使用しない.
履修に必要な予備知識や技能
情報通信工学を中心とした電気電子工学一般および高周波回路に関する基礎能力.
学生が達成すべき行動目標
No.
物事の本質・真理を常に大事にし,追究できる.
未知のものに好奇心を持って取り組むことができる.
現状の技術の問題点を整理し,目標を設定することができる.
研究計画をたて,自主的に研究活動ができる.
豊かな人間力を持つ高度専門技術者として活動できる.
達成度評価
評価方法 試験 クイズ
小テスト
レポート 成果発表
(口頭・実技)
作品 ポートフォリオ その他 合計
総合評価割合 0 0 40 40 0 0 20 100
評価の要点
評価方法 行動目標 評価の実施方法と注意点
試験
クイズ
小テスト
レポート 修士論文および研究の節目ごとのレポートを評価する.
成果発表
(口頭・実技)
修士公聴会での発表および質疑応答を評価する.
作品
ポートフォリオ
その他 日常の研究への取り組み状況を評価する.
具体的な達成の目安
理想的な達成レベルの目安 標準的な達成レベルの目安
電気電子工学の基礎知識を持ち,マイクロ波回路や無線通信シ ステムなどに関する専門知識を充分に身に付けており,研究成 果を論文として発表できる.工学全般に対する興味と理解力を 持ち,未知の分野に対して積極的に行動できる. 電気電子工学の基礎知識を持ち,特にマイクロ波回路などに関 する専門知識と理解力を身に付けており,研究成果を発表でき る.工学全般に対して興味を持ち,未知の技術に対しても取り 組むことができる.
※学習課題の時間欄には、指定された学習課題に要する標準的な時間を記載してあります。日々の自学自習時間全体としては、各授業に応じた時間(例えば2単位科目の場合、予習2時間・復習2時間/週)を取るよう努めてください。詳しくは教員の指導に従って下さい。
授業明細
回数 学習内容 授業の運営方法 学習課題 予習・復習 時間:分※
1 1年次: 前学期に修士研究テーマを設定する.   1年次,2年次を通して  1)修士研究テーマについての研究活動を行う.  2)定期的に研究活動報告を行い,その後の進め方 について議論しかつ指導を受ける.  3)学部生を交えた研究室のゼミにおいて意見を交 わす.  4)研究所の研究会で研究内容の発表を行う.  5)電気関係学会北陸支部連合大会などで研究内容 の発表を行う.   2年次: 所定の期日までに論文計画書を提出する. 所定の期限までに修士論文を提出し審査を受ける. 修士公聴会にて,修士論文発表を行い口頭試問を受け る.