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学習支援計画書(シラバス) 検索システム
システム設計工学専攻
対象課程 科目名 単位数 科目コード 開講時期 授業科目区分
博士前期課程(修士課程)
メディア情報学研究(千石 靖)
Media Informatics(Sengoku Yasushi)
12 2611-05 2024年度
通年
専修科目
担当教員名
授業科目の学習・教育目標
キーワード 学習・教育目標
1.ウイルス対策 2.不正アクセス対策 3.著作権保護 4.地域連携 情報セキュリティ技術を活用した安全な情報システムや、著作権保護システムなどの開発・ 研究を行う。本科目では、この分野の問題を発見する能力、問題を解決するための技術力、 解決方法の正当性や効果・効率の評価能力などを養い、情報セキュリティシステムの設計・ 運用能力を備えた技術者の育成を目指す。
授業の概要および学習上の助言
主なテーマは以下の通りである。これらに関する専門的な問題発見能力と、システム開発を通した実践的な問題解決能力を養 う。 1. コンピュータウイルス対策システム: 新種のコンピュータウイルスを解析し、これまでにない新しいウイルス対策システ ムを開発する。また、現在の安全でないプラットフォーム(OSやアプリケーション)の問題点を分析し、ウイルスが存在できな いプラットフォームの構成を提案する。 2. 不正アクセス対策システム: 現存するネットワークシステムやサービスの安全性を検証し、不正なアクセスを制限するた めのより効果の高いファイアウォールの構築や、新しいユーザ認証システムによるサービスの改善手法を提案する。 3. 著作権保護システム: ディジタルコンテンツ(静止画、動画、音声、テキスト、ソフトウェア等)への電子透かしの埋め込 み・抽出技術の開発や、ソフトウェアの難読化を応用した著作権保護システムを構築する。
教科書および参考書・リザーブドブック
教科書: なし。 参考書: 研究テーマに応じて必要なものを随時指定する。
履修に必要な予備知識や技能
コンピュータシステム、情報ネットワーク、プログラミングなど、情報技術分野の学部レベルの一般的知識を必要とする。特 に、情報セキュリティに関する基本的な知識や技術を持っていることが望ましい。
学生が達成すべき行動目標
No.
外部機関の研究内容を調査することで、自身の研究への応用、相互比較ができる。
研究テーマの問題点の所在を的確に判断できる。
問題点を解決するための独創的なアイデアを提示できる。
学会の研究会での発表に際して、十分な準備と発表後のフォローができる。
学部学生の研究活動を支援することができる。
達成度評価
評価方法 試験 クイズ
小テスト
レポート 成果発表
(口頭・実技)
作品 ポートフォリオ その他 合計
総合評価割合 0 0 50 40 0 0 10 100
評価の要点
評価方法 行動目標 評価の実施方法と注意点
試験
クイズ
小テスト
レポート レポートは、研究課題レポート、中間報告書、週報・月報などの記載内容で評価する。
成果発表
(口頭・実技)
成果発表は、学内での中間発表会、学外での学会・研究会における講演発表等で評価する。 研究課題を専門学協会あるいは各種コンペにおいて1回以上発表すること。
作品
ポートフォリオ
その他 その他は、日常の研究活動(ゼミ以外の研究室活動を含む)への取り組み状況から総合的に評価する。 日頃の活動状況は指導教員の指示への対応状況および「修士研究活動支援システム」の記載内容から判断 する。
具体的な達成の目安
理想的な達成レベルの目安 標準的な達成レベルの目安
情報システムの構築に関する総合的な知識と技術を持ち、社会 にある問題の発見と解決に対して積極的に行動できる。情報技 術分野に関する専門知識を十分に身に付け、自らの修士研究に 活かすことができる。新規性または有用性の高い研究成果を得 て、関連の学会等で発表・討議ができる。 情報システムの構築に関する一般的な知識と技術を持ち、社会 にある問題の解決に向けて行動できる。情報技術分野に関する 専門知識を身に付け、自らの修士研究の内容を簡潔に説明する ことができる。新規性または有用性のある研究成果を得て、関 連の学会等で発表・討議ができる。
※学習課題の時間欄には、指定された学習課題に要する標準的な時間を記載してあります。日々の自学自習時間全体としては、各授業に応じた時間(例えば2単位科目の場合、予習2時間・復習2時間/週)を取るよう努めてください。詳しくは教員の指導に従って下さい。
授業明細
回数 学習内容 授業の運営方法 学習課題 予習・復習 時間:分※
1年次 前学期 1) 研究課題を指導教員と相談の上設定し、研究活動 を行う。 2) 指導教員に研究状況ならびに文献等の調査状況を 報告し、研究活動について議論する。 3) 4年生の活動内容について助言・指導する。 定期ゼミ(研究の進捗報告お よびディスカッション) 専門分野の学習と研究テーマに関 する活動を行う。 1,215 ×15週
1年次 後学期 1) 研究課題について研究活動を行う。 2) 専門分野に関する研究会・学会等に参加する。 3) 指導教員に研究状況ならびに文献等の調査状況を 報告し、研究活動について議論する。 4) 4年生の活動内容について助言・指導する。 定期ゼミ(研究の進捗報告お よびディスカッション) 専門分野の学習と研究テーマに関 する活動を行う。 1,215 ×15週
2年次 前学期 1) 研究課題について研究活動を行う。 2) 指導教員に研究状況ならびに文献等の調査状況を 報告し、研究活動について議論する。 3) 4年生の活動内容について助言・指導する。 4) 論文または特定の課題の内容を専門学協会におい て発表する。 定期ゼミ(研究の進捗報告お よびディスカッション) 専門分野の学習と研究テーマに関 する活動を行う。 1,215 ×15週
2年次 後学期 1) 研究課題について研究活動を行う。 2) 指導教員に研究状況ならびに文献等の調査状況を 報告し、研究活動について議論する。 3) 4年生の活動内容について助言・指導する。 4) 論文計画書を提出する。 5) 修士論文を執筆し、修士公聴会で発表する。 定期ゼミ(研究の進捗報告お よびディスカッション) 専門分野の学習と研究テーマに関 する活動を行う。 1,215 ×15週