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学習支援計画書(シラバス) 検索システム
建築学専攻
対象課程 科目名 単位数 科目コード 開講時期 授業科目区分
博士前期課程(修士課程)
建築設計・意匠研究(修士論文)(山崎幹泰)
Studies in Architectural Design(History and Philosophy)(Yamazaki Mikihiro)
12 2816-03 2024年度
通年
専修科目
担当教員名
授業科目の学習・教育目標
キーワード 学習・教育目標
1.日本建築史 2.文化財保存 3.近世社寺建築 4.近代和風建築 5.伝統技術 現在の人間環境は先人の様々な取り組みの成果として形成されている。建築設計においても 、過去を知り未来をイメージする姿勢が大切である。「建築設計・意匠研究(修士論文)」 においては、歴史的建築物も含めた世界の名建築を分析することによって、建築デザインの 発想と展開、具現化のプロセスを研究する。また、研究成果の内容を論理的かつ魅力的なプ レゼンテーションで説明する能力を身に付ける。
授業の概要および学習上の助言
テーマは、「歴史意匠研究」「建築計画研究」「設計理論研究」に大別される。 [具体的な指導内容と行動目標] ①日本の歴史的建築および近・現代建築の作品分析を行い、建築デザインの発想と展開、具体化のプロセスを研究する。 ②歴史的建築の建築家・技術者の設計手法や伝統的建築技術など様々な観点から分析方法を研究する。 ③建築や都市のデザインにかかわる立地環境特性や地域社会特性の把握能力を育成し、それらを具体的に表現するための建築 設計理論や都市デザインの方法論を研究する。 ④世界及び日本の名建築として位置づけられている建築から、発想と展開、具体化のプロセスを学ぶ。 [学習上の助言] 建築の作品分析および歴史的考察には、様々な建築の実測を行うとともに、様々な建築について述べられた学術論文や論理的 な建築批評を数多く読む必要がある。 [修士論文・その他] 本学習計画書で記載された修士研究活動のほかに修士論文の提出と最終試験に合格することが必要である。 所定の期限までに提出された修士論文に対しては、副査とともに審査にあたる。 修士論文および最終試験の合否は、修士研究活動内容、論文審査(口頭試問を含む)、公聴会での研究成果発表・質疑応答内 容などにより判定する。
教科書および参考書・リザーブドブック
使用しない。
履修に必要な予備知識や技能
建築学全般の基礎的知識
学生が達成すべき行動目標
No.
日本と世界の名建築について、社会的背景や時代考証も含めて、その意匠・空間上の特徴を分析・考察することができる。
建築・都市の計画に関わる知識を蓄積し、優れた建築とは何かについて論理的に説明することができる。
歴史意匠、建築計画、設計理論等の研究から得た知識を応用して建築を批評することができる。
達成度評価
評価方法 試験 クイズ
小テスト
レポート 成果発表
(口頭・実技)
作品 ポートフォリオ その他 合計
総合評価割合 0 0 50 50 0 0 0 100
評価の要点
評価方法 行動目標 評価の実施方法と注意点
試験
クイズ
小テスト
レポート ①〜③の目標を総合して、修士研究としてまとめる。
成果発表
(口頭・実技)
修士研究の成果を公聴会において大学院担当教員全員で評価する。
作品
ポートフォリオ
その他
具体的な達成の目安
理想的な達成レベルの目安 標準的な達成レベルの目安
建築設計・意匠研究を中心とした建築学全般に興味と理解力を もち研究活動において、独自のテーマを設定し優れた成果を残 すことができる。 研究活動においては、建築学会など学外の第三者の評価・表彰 を受けることができることが必要である。 建築学の基礎的知識、建築設計・意匠の専門知識を身に付け、 研究活動において、テーマに相応しい作品や研究成果を残すこ とができる。 研究活動においては、建築学会等に参加しその内容を理解する ことができる。
※学習課題の時間欄には、指定された学習課題に要する標準的な時間を記載してあります。日々の自学自習時間全体としては、各授業に応じた時間(例えば2単位科目の場合、予習2時間・復習2時間/週)を取るよう努めてください。詳しくは教員の指導に従って下さい。
授業明細
回数 学習内容 授業の運営方法 学習課題 予習・復習 時間:分※
1-15 1年次前期  1) 修士研究テーマの設定  2) 修士研究テーマについての研究活動  3) 4年生と合同の建築実測調査等に参加 研究経過の報告と指導教員と の討議 合同ゼミによるグループ活動 自主活動 研究活動 350時 間
16-30 1年次後期  1) 修士研究テーマについての研究活動  2)建築史研究に関する研究会等に参加  3) 4年生と合同の建築実測調査等に参加 研究経過の報告と指導教員と の討議 合同ゼミによるグループ活動 自主活動 研究活動 350時 間
31-45 2年次前期  1) 修士研究テーマの見直しと再設定  2) 修士研究テーマについての研究活動  3)建築史研究に関する研究会等に参加  4) 4年生と合同の建築実測調査等に参加 研究経過の報告と指導教員と の討議 合同ゼミによるグループ活動 自主活動 研究活動 350時 間
46-60 2年次後期  1) 修士研究テーマについての研究活動、所定の期 日までに論文計画書提出  2) 修士研究テーマについての中間報告会  3)修士研究テーマについての研究活動成果のまと め  4) 修士公聴会で発表と審査 研究経過の報告と指導教員と の討議 合同ゼミによるグループ活動 自主活動 研究活動 500時 間