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学習支援計画書(シラバス) 検索システム
高信頼ものづくり専攻
対象課程 科目名 単位数 科目コード 開講時期 授業科目区分
博士前期課程(修士課程)
革新的高信頼複合材料プロセス基盤研究(鵜澤 潔)
(Uzawa Kiyoshi)
12 8516-01 2024年度
通年
専修科目
担当教員名
授業科目の学習・教育目標
キーワード 学習・教育目標
1.複合材料 2.成形プロセス 3.生産性 4.構造 5.設計 複合材構造システムの開発と設計においては、多種多様な相反する要求条件を把握し、強化 繊維と樹脂マトリックスの選定、成形方法と成形条件の決定、繊維構成と構造形状の決定が 相互に絡み合う一連の過程において、高信頼性を確保しながら高機能・多機能を発現すると ともに、社会実装に要される生産性と低コスト化をも満足する必要がある。本研究では、繊 維と樹脂の複合化や形状の付与および樹脂の硬化重合反応等の成形プロセス全体の最適化技 術について、具体的な研究課題を設定し、統合化工学の観点から研究を進める
授業の概要および学習上の助言
本研究では、複合材構造システムに関する特定の問題を取り上げて、ニーズ・シーズの両面から具体的な研究課題を設定し、 ケーススタディを行う。 この過程の中で、関係科目で得られる知識の総合化を図ることも目標とする。 なお、修士の学位取得には、本科目の修得とは別に、学位審査に合格する必要がある。
教科書および参考書・リザーブドブック
特に無し
履修に必要な予備知識や技能
選りすぐった個々に優れた材料を組み合わせて、必要な方向に所望の特性をもたせるように設計して作り上げられる「複合材 料によるものづくり」は、まさに総合力の発揮される場であり、材料・構造・評価・プロセスにまたがる横断的な取り組みが 必要とされるため、プロフェッショナルであると同時にマネージャーとしての資質が要求されることの認識を持つ必要がある 。
学生が達成すべき行動目標
No.
強化繊維とマトリックス樹脂の基本的な知識を有する。
成形方法と成形条件の基本的な知識を有する。
繊維構成と構造力学について基本的な知識を有する
具体的な複合材構造の開発目標が与えられたとき、材料選択と構造設計のプランを作成することができる。
具体的な複合材構造の開発目標が与えられたとき、高品質とコスト低減を両立する成形加工プロセスのプランを作成できる。
高度専門技術者あるいは研究者として、工学倫理に基づいて行動できる。
達成度評価
評価方法 試験 クイズ
小テスト
レポート 成果発表
(口頭・実技)
作品 ポートフォリオ その他 合計
総合評価割合 0 5 30 30 0 20 15 100
評価の要点
評価方法 行動目標 評価の実施方法と注意点
試験
クイズ
小テスト
APRINのeラーニングの受講修了証により評価する。
レポート 修士論文により評価する。
成果発表
(口頭・実技)
学外での発表、研究会、専攻内審査会、公聴会により評価する。
作品
ポートフォリオ 研究活動を通して得た成果を総合的に評価する。
その他 日々の研究活動について評価する。
具体的な達成の目安
理想的な達成レベルの目安 標準的な達成レベルの目安
1.工学設計過程に基づいて活動し、その成果を客観的に評価 し、それをさらに発展させることができる。 2.ものづくり・機械工学分野およびそれらの周辺分野に関す る基礎知識を研究活動に活用することができる。 3.自分の研究に関連した国内外の情報を十分に収集し、分析 できる。 4.研究成果を複数回の専門学会などにおいて発表し、さらに 国際会議でも発表することができる。 5.高度専門技術あるいは研究者として、工学倫理等について 十分な自覚をもち、それに基づき行動することができる。 1.工学設計過程に基づいて計画的に研究活動し、その成果を 評価することができる。 2.ものづくり・機械工学分野に関する基礎知識を研究活動に 活用することができる。 3.自分の研究に関連した国内外の情報を検索し活用できる。 4.研究成果を少なくとも1回以上専門学協会などにおいて発 表することができる。 5.高度専門技術者あるいは研究者として、工学倫理等につい て十分な自覚を持つことができる。
※学習課題の時間欄には、指定された学習課題に要する標準的な時間を記載してあります。日々の自学自習時間全体としては、各授業に応じた時間(例えば2単位科目の場合、予習2時間・復習2時間/週)を取るよう努めてください。詳しくは教員の指導に従って下さい。
授業明細
回数 学習内容 授業の運営方法 学習課題 予習・復習 時間:分※
1年次 前学期 1)研究テーマを設定する。 2)設定した研究テーマについて研究活動を行う。 3)研究テーマについて文献調査を行う。 4)週1コマ程度,雑誌会および研究進捗報告会に出 席,発表を行う。 5)研究者倫理に関して学習する。 APRINのeラーニングを受講し、修 了証を提出する(https://edu.apr in.or.jp/)。
1年次 後学期 1)研究テーマについて研究活動を行う。 2)研究テーマに関連する研究会および学協会に参加 し,できれば,研究発表する。 3)週1コマ程度,雑誌会および研究進捗報告会に出 席,発表を行う。 4)機械工学専攻修士研究中間発表会で発表する。
2年前 学期 1)必要に応じて研究テーマの見直しを行う。 2)研究テーマについて研究活動を行う。 3)週1コマ程度,雑誌会および研究進捗報告会に出 席,発表を行う。 4)研究テーマに関連する研究会または学協会で研究 発表する。
2年次 後学期 1)研究テーマについて研究活動を行う。 2)研究テーマについて,所定の期日までに論文計画 書を提出する。 3)週1コマ程度,雑誌会および研究進捗報告会に出 席,発表を行う。 4)所定の期日までに修士論文草稿を提出する。