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受講生が選択した研究テーマにより、進捗状況が大
きく異なると予想される。以下の「目安」を知り、自
分自身の研究計画を絶えず確認し、指導教員と連絡を
密にして継続的に指導を受けていくことが必要である
。さらに学内外で実施される研修会、研究会、学会等
に積極的に参加するのみならず、研究の途中経過を発
表したり、新たな知識を取り入れていく態度が要求さ
れている。
1年次
自分の研究テーマを決定し、その研究領域での先行
研究を知る。その際、内外の研究文献を講読し、研究
指導や研究会等で発表することが必要である。1年次
の終了時点でデータを入手し、分析を始めていること
が望ましい。
1年次前学期
本研究科のスタッフの専門や、研究テーマ、本研
究科や専攻が関係しているテーマを知る。本学で研究
を進めていく上で利用可能なさまざまな資源を探索し
、それらを勘案して研究テーマを決定する。
研究テーマが決まったら、これに関係する文献を
集め、それらをまとめる作業を進める。その上で、自
分自身の研究テーマを絞り込んでいく期間である。
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個人または研究室単位での指
導、ディスカッション
自己点検 |
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1年次後学期
テーマを絞り込んだら、データ収集をどのように
行うか、利用可能なデータがあるか等を、テーマとの
関係で考えていく必要がある。
予備調査やデータ収集のための準備を進め、実際
にデータを集めることを開始する。可能ならば暫定的
な分析を進めてみる時期である。
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個人または研究室単位での指
導、ディスカッション
自己点検 |
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2年次
2年次の最終課題は期日までに修士論文を完成さ
せ、提出することである。科学的な文章を書くにはコ
ツが必要であるので、できる限り多くの機会に、指導
教員より添削指導を受ける必要がある。12月頃には一
応の論文の体裁を備えたものが完成していることが望
ましい。
2年次前学期
2年次の前学期終了までにはデータ収集が終了し
ている必要がある。夏休みに分析等を行い、その結果
を元にできるだけ早く論文を執筆し始める必要がある
。追加データの収集を行う必要も出てくるので余裕を
持って開始する必要がある。 |
個人または研究室単位での指
導、ディスカッション
自己点検 |
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2年次後学期
基本的には、研究会などでの発表も含めて、添削
指導を受けながら、論文を完成させる時期である。
この科目の最終的な成果として修士論文を提出し、
最終試験に合格することが必要である。 |
個人または研究室単位での指
導、ディスカッション
自己点検 |
修士論文完成、修士公聴会発表 |
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