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学習支援計画書(シラバス) 検索システム
臨床心理学専攻
対象課程 科目名 単位数 科目コード 開講時期 授業科目区分
修士課程
臨床心理査定演習Ⅰ
Psychological Assessment I
2 8928-01 2026年度
前学期
関係科目
担当教員名
授業科目の学習・教育目標
キーワード 学習・教育目標
1.質問紙法の基礎 2.MMPI-3の特徴 3.MMPI-3の解釈 4.MMPI-3を用いた報告書 5.検査結果のフィードバック 質問紙法全般についての特徴を知る。 臨床実践に非常に役立つ質問紙法のMMPI-3を取り上げる。その特徴を知り,実施方法,結果 の整理,解釈,報告書の作成を,実際の自分のデータを用いて体験的に学習する。 これらの経験を通して,将来の臨床場面で,結果のフィードバックも含め,心理検査を活用 する基盤を整える。
授業の概要および学習上の助言
心理臨床の実践活動において,心理検査が持つ役割は大きい。この授業では,まず仮想データを用いて質問紙法の統計的側面 を復習する。 その後,MMPI-3という臨床実践には非常に有益な質問紙法の検査を取り上げる。受講者が実際に受検し,自分の結果を整理し ,査定報告書をまとめる過程を体験することにより,受検者の気持ちを感じ,受検者の視点で心理検査を考えることができる ような構成になっている。その体験を生かし,将来,臨床的の場で対象者に役立つように心理検査を使用してもらいたいから である。この授業の心理査定とは,MMPI-3という検査を通して,対象者の心理を探究する過程である。 これらの体験は,心理検査にとどまらず,心理面接や心理治療を行う際にも大きく寄与する事柄を含んでいる。また,結果の フィードバックにも触れるので,常に臨床的な使用場面を想定して,受講していただきたい。 学習支援計画書作成時点で,社会人共学者を合わせた人数が不明のため,授業明細が大きく変わる可能性がある。
教科書および参考書・リザーブドブック
教科書 MMPI-3日本版研究会(編)2020年 MMPI-3日本版マニュアル 株式会社三京房 DSM-5-TRのポケット版を授業に持参していると役立つ。
履修に必要な予備知識や技能
精神病理学や異常心理学の症状名や状態を示す用語が頻出する。「精神医学」,「臨床心理学特論Ⅰ,Ⅱ」,「臨床心理学概 論」等で示されたこれらの用語の意味を正しく理解しておくことが望ましい。
学生が達成すべき行動目標
No.
心理検査の基本的特徴と実施方法の注意事項を知っている
MMPI-3の特徴を述べることができる
MMPI-3の実施と結果の整理ができる
MMPI-3の解釈の基本的な枠組みを知っている
心理検査の報告書の作成に関する基本的な知識がある
心理検査の結果のフィードバックに関する基本的な注意事項を知っている
達成度評価
評価方法 試験 クイズ
小テスト
レポート 成果発表
(口頭・実技)
作品 ポートフォリオ その他 合計
総合評価割合 20 0 30 40 0 0 10 100
評価の要点
評価方法 行動目標 評価の実施方法と注意点
試験 質問紙法とMMPIに関する英文を含んだ知識試験(第8回) 10点満点 MMPI-3に関する英文を含んだ知識試験(第13回) 10点満点 合計で20点となる
クイズ
小テスト
レポート 仮想データを用いた質問紙法の課題 10点 MMPI-3の報告書の作成 20点 合計で30点となる
成果発表
(口頭・実技)
担当した部分を受講者全員に紹介する。4回担当することになる。 各担当箇所につき10点満点で評価する。 担当箇所の発表内容(パワポ)は発表前にboxに上げておく。 発表後3日以内に,最終稿のパワポをeシラバスに提出する。 合計点は40点となる。
作品
ポートフォリオ
その他 非常に積極的な学習態度が見られる場合や,各提出物や各発表が優秀で上限の点数を超える場合,ここに 合計点10点を限度として加算される。
具体的な達成の目安
理想的な達成レベルの目安 標準的な達成レベルの目安
質問紙法の心理統計的な基本知識を理解し,関連する統計量を 算出することができる。MMPI-3の特徴を十分理解し,その実施 方法,結果の整理,解釈,レポート作成を一通り実践でき,臨 床場面で使用できる準備ができている。 質問紙法の心理統計的な基本知識を理解している。MMPI-3の特 徴を一応理解し,その実施方法,結果の整理,レポート作成ま での作業を遂行できる。
※学習課題の時間欄には、指定された学習課題に要する標準的な時間を記載してあります。日々の自学自習時間全体としては、各授業に応じた時間(例えば2単位科目の場合、予習2時間・復習2時間/週)を取るよう努めてください。詳しくは教員の指導に従って下さい。
授業明細
回数 学習内容 授業の運営方法 学習課題 予習・復習 時間:分※
オリエンテーション1  MMPI-3の受検 回答済みの冊 子を提出する 終了後,「実施法」を読む 心理検査の実施に関して調べる( 復習) MMPI-3の採点法を調べておく(予 習) 60 30
オリエンテーション2  回答済みの冊子をもらい自分 の結果を採点する 「第1章 MMPIの概要」を読んで おく(予習)
MMPI-3の概略を知る。 MMPI-3の概略の講義を受ける  ビデオ視聴を含む 第5回から第7回,第9回から 第12回までの分担を決定する 分担部分を見て,予定を考えてお く(予習) 30
質問紙の心理統計的側面を知る 質問紙法全般の講義 仮想データを用いた演習 eシラバスから仮想データをDlし ,整理しておく(予習) 仮想データの課題をeシラバスに 提出(復習) 30 120
妥当性尺度を知る 27-40頁  6名の担当者が発表する。  該当部分を読む(予習) 担当者はパワポを作成する(予習 ) 60 120
臨床尺度 高次(H-O)尺度を知る 40-44頁 3名の担当者の発表 該当部分を読む(予習) 担当者はパワポを作成する(予習 ) 60 120
臨床尺度 再構成臨床(RC)尺度を知る 44-52頁 3名の発表者の発 表 該当部分を読む(予習) 担当者はパワポを作成する(予習 ) 60 120
知識を整理する。 知識の整理のため試験(資料 等の」持ち込みなし)を行う (試験1) 試験終了後は質疑応答の時間 とする 今までの習得した知識を整理して おく(予習) 200
臨床尺度 特定領域の問題(SP)尺度 身体的・認知 機能尺度を知る  52-55頁 担当者3名の発表 該当部分を読む(予習) 担当者はパワポを作成する(予習 ) 60 120
臨床尺度 特定領域の問題(SP)尺度 内在化尺度を 知る 56-62頁 担当者3名の発表 該当部分を読む(予習) 担当者はパワポを作成する(予習 ) 60 120
11 臨床尺度 特定領域の問題(SP)尺度  外在化尺度を知る 62-67頁 担当者3名の発表 該当部分を読む(予習) 担当者はパワポを作成する(予習 ) 60 120
12 臨床尺度 特定領域の問題(SP)尺度 対人関係尺度 とパーソナリティ精神病理5尺度を知る   67-74頁 担当者3名の発表 該当部分を読む(予習) 担当者はパワポを作成する 60 120
13 第9回から第12回までの知識の整理 資料の持ち込みなしの試験を 行う(試験2) 試験範囲の復習をしておく(予習 ) 120
14 心理検査の解釈と報告書作成を理解する 講義 自分のMMPI-3のデータで報告 書を考える 自分のMMPI-3の結果から報告書を 作成する(復習) 120
15 自己点検 自分の努力と成績を振り返ってみる。 授業全体の振り返りとまとめ を行い,この時点でわかって いる成績を開示する 自分のこの科目での努力を振り返 っておく(復習)30分 30