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学習支援計画書(シラバス) 検索システム
システム設計工学専攻
対象課程 科目名 単位数 科目コード 開講時期 授業科目区分
博士前期課程(修士課程)
認知科学研究(川島朋也)
Cognitive Science
12 2616-06 2026年度
通年
専修科目
担当教員名
授業科目の学習・教育目標
キーワード 学習・教育目標
1.注意と認知制御 2.脳・生理計測 3.生理心理学的データ解析 4.情報設計および人間中心設計 高度専門技術者として必要な発展性の高い専門知識を、認知心理学および生理心理学を中心 に身につける。人間の注意・記憶・認知制御といった情報処理過程について、行動指標およ び生理指標(脳波等)を用いて客観的に測定・分析するための理論的理解と実践的手法を修 得する。さらに、実験計画の立案および統計解析を通して得られた知見を適切に解釈し、情 報設計や人間中心設計へと応用する能力を養う。これら一連の学習を通して、認知科学的知 見を基盤として、社会的課題や実践的問題に貢献できる高度専門技術者を目指す。
授業の概要および学習上の助言
人間の注意・記憶・認知制御といった認知過程を対象とし、それらに影響を与える情報の特性を、行動指標および脳・生理指 標を用いて明らかにするための知識および技術を身につけることを目的とする。心理学的実験手法と生理心理学的計測手法を 統合的に用い、人間の情報処理過程を客観的に捉え、その知見を情報設計や人間中心設計へと応用する視点を養う。 現在の主要なテーマは、以下の通りである。 1. 注意・認知制御・記憶に関する心理学的研究および脳・生理計測 2. 行動データおよび生理心理学的データの解析と統計的推論 3. 認知科学的知見に基づく情報設計および人間中心設計への応用 人間の認知システムは複雑で、かつ状況や文脈に応じて動的に変化するため、単一の計測手法のみで理解することは困難であ る。本授業では、複数の計測・解析手法を横断的に扱うため、特定の分野に限定せず、広い視野をもって主体的に学習するこ とが求められる。 先行研究の精読や授業内での議論を通して、日常生活や実社会における認知・注意に関する問題を研究課題として捉える視点 を身につけることを重視する。自らの関心に基づいて研究テーマを早期に明確化し、実験計画の立案から解析・解釈までを一 貫して遂行する姿勢で、積極的かつ意欲的に取り組んでもらいたい。
教科書および参考書・リザーブドブック
使用しない
履修に必要な予備知識や技能
心理学的測定法、統計法、および基礎レベルのプログラミング技術を有していることが望ましい。特に、心理学研究法や統計 法に関する基礎的知識を修得し、卒業研究等を通して実験計画の立案やデータ解析を経験していることが望まれる。不明点や 未習事項については、受動的に待つのではなく、文献調査や試行錯誤を通して主体的に学ぶ姿勢が求められる。
学生が達成すべき行動目標
No.
実験心理学的手法を用いて研究を計画・実施することができる
行動指標および脳・生理指標を用いた計測を実施し、得られたデータを統計的手法に基づいて解析・解釈することができる
認知科学的知見を情報設計や人間中心設計へと応用することができる
達成度評価
評価方法 試験 クイズ
小テスト
レポート 成果発表
(口頭・実技)
作品 ポートフォリオ その他 合計
総合評価割合 0 0 40 40 0 0 20 100
評価の要点
評価方法 行動目標 評価の実施方法と注意点
試験
クイズ
小テスト
レポート ミーティングの際に提出を求めるレジュメ、中間発表や修士公聴会の原稿、学会発表の抄録原稿な どに基づいて評価する。
成果発表
(口頭・実技)
中間発表や修士公聴会の発表に基づいて評価する。
作品
ポートフォリオ
その他 毎週のミーティングや学会発表などの研究活動に基づいて評価する。
具体的な達成の目安
理想的な達成レベルの目安 標準的な達成レベルの目安
認知科学および生理心理学をはじめとする、人間の認知や行動 を対象とした科学・工学分野に対して高い関心と深い理解力を 有し、既存の枠組みにとらわれず未知の分野や新たな手法に対 しても主体的かつ積極的に取り組むことができる。これらの専 門知識や研究手法を十分に修得し、実験計画、データ解析、結 果の解釈を通して、自らの修士研究に発展的に活かすことがで きる。 認知科学および生理心理学をはじめとする、人間の認知や行動 を対象とした科学・工学分野に対する基礎的な理解と関心を有 し、授業で修得した知識や手法を自らの修士研究に適切に活用 することができる。
※学習課題の時間欄には、指定された学習課題に要する標準的な時間を記載してあります。日々の自学自習時間全体としては、各授業に応じた時間(例えば2単位科目の場合、予習2時間・復習2時間/週)を取るよう努めてください。詳しくは教員の指導に従って下さい。
授業明細
回数 学習内容 授業の運営方法 学習課題 予習・復習 時間:分※
1 【1年次前学期】 1)注意、記憶、認知制御などに関する研究課題を設 定し、関連する先行研究の文献調査を実施する。 2)原則として週に一度以上、指導教員とのミーティ ングを行い、研究テーマの明確化および研究計画の立 案を進める。 3)研究室で実施されている実験や計測の全体像を把 握し、必要に応じて実験準備やデータ取得の補助を行 う。 【1年次後学期】 1)設定した研究課題に基づき、実験計画の具体化、 刺激や課題の作成、計測環境の整備を行い、予備実験 を実施する。 2)外部の研究会や学会に出席し、関連分野の研究動 向を把握する。 3)原則として週に一度以上、指導教員とのミーティ ングを行い、予備実験の結果を踏まえた研究計画の改 善を行う。 4)研究室で実施されている実験全般を把握した上で 、実験運営や学生へのサポートを行う。 【2年次前学期】 1)研究課題に基づく本実験を実施し、行動データお よび脳や生理データの取得を行う。 2)外部の研究会や学会に出席し、研究成果の発表を 行う。 3)原則として週に一度以上、指導教員とのミーティ ングを行い、データ解析および結果の解釈について議 論する。 4)研究室で実施されている実験全般を把握した上で 、実験の円滑な実施や学生への指導や助言を行う。 【2年次後学期】 1)取得したデータの解析および解釈を行い、修士論 文の執筆を進める。 2)外部の研究会や学会に出席し、研究成果の発表を 行う。 3)原則として週に一度以上、指導教員とのミーティ ングを行い、論文内容の推敲および研究全体の総括を 行う。 4)研究室で実施されている実験全般を把握した上で 、研究活動全体のサポートおよび学生への指導を行う 。